包みこむようなマゼンダ色の中にたたずむ女性。
とっても神秘的です。
裸にベール1枚頭にかぶり、ひっそりと顔をのぞかせています。

足元には、羊となぜか月が・・
そしてよく見ると水の中のようにも見えます。

月は、感受性や潜在意識を表すそうです。
直感に耳を澄ますことで色んなアイデアが生まれてきそうです。










カードを1枚引きした時のヒントです。

まず、一番最初に目がいくところはどこでしょうか?
色でしょうか?それとも球体の上にのった彫像でしょうか?
彫像がのっている足元を見ると三角形に尖った先端に球体がのっていて、アンバランスのようですが片足で立っているのにもかかわらず安定した様子ですね。
そして右手に持っているのは「火」(情熱)左手に持っているのは「鎖」(物質)頭の上には「星」(インスピレ-ション)背中には「羽」(思考)があります。
つまり、「現実」を形作る4元素がそろっている・・ということです。
ビジョンや行きたいところがわかっているから、やった方がいいよ~と後押ししてくれる感じです。

もしかしたら、やりたいけど自信がなくて諦めかけているかもしれません。
あなたの「今」にあてはまるキーワードはあったでしょうか?




タローデパリを製作したトーマス氏はアメリカ・ジョージア州アトランタ生れで、17歳の頃からギターとひと組のカード・デッキを手に世界中を旅して暮らしてきました。
オーストラリア、インド、インドネシア、フランス、日本に暮らし、さまざまなシャーマン、スピリチュアルヒーラーなどと出会い、教えを受けてきました。
アロハシャツのプリントの模様などを手掛けるテキスタイルデザイナーとしても活躍し、音楽、写真、アートの世界にも造詣が深いです。
タローデパリができたのもテキスタイルデザイナーとして展示会に出展する目的で飛んだ結果、ひょんなことから行きついたフランス、パリで原型のイメージができました。
それから20年の歳月を費やしついに完成!
でもカードができた当初はフィリップ氏自身もカードを教えることは考えていなかったようです。
現在では1年に1回~2回来日して、宇宙からフィリップ氏にダウンロードされた情報を惜しげもなく伝えてくれます。
たった1年の間にも新しい情報が目まぐるしく発信されるのでびっくりすることも少なくありませんが、今ではワクワク楽しみになっています。

幼い頃にご本人も臨死体験をしていることもあり、どんなにすごい人なのかしら・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、とってもユーモアのある優しいジェントルマンです。
パートナーの美香さんは日本人でとてもチャーミングな方。
講座中は美香さんがフィリップ氏の通訳をすることが多いのですが「夫婦漫才」みたいでとっても微笑ましくあったかい気持ちになります。
英語がわからない私は、時々集中力が切れてどこかに行ってしまう時もありますが(笑)

講座中はスイッチが入っていて真剣なフィリップ氏ですが、オフの時はとってもお茶目。
なにやら好きな銘柄のおせんべいがあるようで、おいしそうに食べていました。
そして彼は一時プロにも誘われたミュージシャンでもあります。
自身デザインのギターを手に歌を歌っちゃったりもします。
何度か聞かせてもらったことがありますが(CD)甘~い声でうっとりしてしまいました。
マルチな才能を持つフィリップ氏は現在ハワイ、マウイ島にご家族と住んでいます。





タローデパリ初心者の方には、よく「1枚引きをしてください」と言って、カードのイメージとご自分の「今」の状態が一致しているかどうか・・という練習をしてもらっています。
タローデパリはカードの意味を知らなくてもある程度よむことができます。
とは言っても全く初めてではイメージの掴み方もわかりにくいと思いますので、ヒントをお出ししますのでよろしければご自分でよむ時の参考にして下さい。

たとえば・・0番の「ソース」が出たらどうでしょうか?
初めに目がいくのは、色、光、水、一番上にいる男性、下にいる人たち・・どれでしょうか?

よく「いいカードなの?悪いカードなの?」と聞かれる方が多いのですが、どちらかわかりにくいですね。
絵の下にいる人たちは、なんだか必死そうで大変に見えますが、上の人は「そんなことおかまいなし」と言わんばかりのお気楽な表情ですね。
そしてよーく見てください。左下には、なにか・・を持った人がどこかに行こうとしてますね。

何か新しいことにチャレンジしようとする時に、「なんとかなるさ」と思う自分と「リスクは嫌だ」と思う自分が出てくると思いますが、このカードはまさに無限の可能性を表します。
心をオープンにのびのび自由に生きていれば、無限の可能性があることに気づくのです。

実際にこのカードを引いた時には、プレッシャーがなくて良い状況だしやりたいことも色々あるけれど、何をしたらわからない・・などということがあります。

あまり具体的に何かを決めるよりは、気楽に楽しんでいた方が次のアイデアが出てくるかもしれません。








先日、朝日テレビカルチャーさんで行われた「タローデパリ入門講座」が終了しました。
5名の方にご参加いただき、みなさん職業や年齢はさまざまでしたが、自由に発言していただき、楽しんでいただけたようです。
とくにタローデパリの醍醐味でもある「バースイヤー」(生まれもった気質と特性)や「トランジットイヤー」(2012年のテーマや流れ)では、「なぜそんなに当てはまるのか?」と驚かれていたようです。
とくに1枚ひきでは、みなさん盛り上がり、なんとなく部屋の温度も上がっていて暑くなったほどです。
ご自分で質問を考えてもらって引いて頂いたのですが、「今自分が考えていること」の後押しになった・・と納得されていたようです。
またある方は今年のテーマでもある「赦し」が何度もでてきて、腑に落ちたようです。
ぜひ本には載っていない独自のストーリーをベーシック講座で学んでいただけたら嬉しいです。