私の鑑定スタイルは・・

先日の焼津のボンヌ シャンスさんでの手相講座の様子を代表の並木先生がブログにアップしてくださいました。

諦めない女性が輝く場所☆ 静岡:焼津 bonne chance(ボンヌ シャンス)





私は霊能者ではありませんので手相の他に東洋占術(生年月日)でその方の「性格」などの持ち物を、そしてタロットで「現在の状況」などを分析していきます。

分析しながらそれを伝えてお客様とお話ししているうちに、その方の「考え方」などが炙り出されるように見えてきます。

「考え方」もその人の持ち物ですので、持ち物のせいで上手くいっていないことがわかります。
それをお客様の立場でお話しすると深く納得してくださり「スッキリした」と感想をおっしゃって下さいます。

たとえば、仕事も出来て活発な女性がなかなか結婚出来ない場合、「決断力があって自立していてリーダーシップがある」という持ち物を持っていることが多いです。

仕事をやっていく上でこれは大変良いことですが、これをふだんの人間関係でもやるとなると必ずしも良い結果にならないことが多いのです。

その持ち物は裏を返すと「何でも自分で決めたい。相手も自分と同じようにできないと腹がたつ」など。
そして「リーダーシップがある」ということは「人を管理する」ということでもあるので相手の行動、言動がいちいち気になります。

気になるのは「自分の常識とは違う」ということで、認めたくない部分がたくさん出てくるということです。

パーミストリー講座でもお話しさせていただいていますが、相手に「こうあるべき」と期待することは、怒りの元になることが多いです。

もちろん相手が直してくれればいいですが、性格はそうそうすぐに直るものではありません。

相手に期待せず、この人はこうだから・・と行動も予測できれば怒りにはならず逆に笑えることも出てくるわけです。

これができると精神衛生上とても良いですし、何より関係性がとても良くなります。

このようなお話をリーダーシップがあるという持ち物を持って苦労している方にはさせてもらいます。

あまり自分で決められない人の方がもしかしたら楽なのかもしれません。

優柔不断ともいえますが、自分の考えより人の考えを優先させることができるため、相手が何を言おうがあまり気にしないでいられることが多いかもしれないからです。

・・というふうに人それぞれの持ち物を知ってもらって「考え方」を変えてもらうきっかけを作ることが私の鑑定のスタイルです。

誰でも頭では自分の悪い持ち物がなんとなくわかっているのですが、「どうしたらいいかわからない」ということが本音のところかと思います。

自分はこういう持ち物を持っているからこういう考えをするんだ、ということがわかれば上手くいかない理由の紐ときができるので、皆さんすっきりなさるのだと思います。

悪い持ち物を持っている人とも「相手が居てくれるだけでありがたい」という考えに変えていくようにとお話しすると「そうですね、その方が自分にとって得ですよね」とおっしゃったお客様がいらっしゃいました。

「得」は「徳」ともいえると思います。

まわりの人の良い所を見つけたり尊敬できる人は本当の意味で幸せだと思います。

いくらお金を稼いでいても地位があっても尊敬できる人がいない人は孤独で幸せを味わえません。

そういう私も以前は、自分の常識と違う人はムリ、という考えが強く尊敬できる人も少なかったです。

でも現在の夫であり「パーミストリー」著者の興津諦と知り合って「良いところも悪いところもその人の持ち物。居てくれるだけでありがたい」ということを繰り返し聞いて実践していくうちに尊い人間関係はこうしてできていくんだなと実感しています。

関係性は積み重ねて作りあげていくものです。
良い持ち物も悪い持ち物も含めてその人だという考え方ができれば、苦手な人がほとんどなくなり本当の意味で「幸せ」になれるのだと思います。

こうした考え方は一見地味ですぐ結果が出るものではありませんが、わかると人生が劇的に変るので「草の根運動」として個人鑑定やパーミストリー講座で広げていきたいと考えています。