天中殺のすごし方

こんにちは。
今日はあたたかくて過ごしやすい日でしたね。
こんな日はなんだか少しホッとします(*^_^*)

先日友人から「<天中殺>の時にしてはいけないことって何・・?」という質問を受けました。

私が鑑定の時に使う万象学の「六甲法占星術」では「天中殺」といいますが、四柱推命では「空亡」、算命学では「天中殺」や「大殺界」という名で広く知れわたっているので、ご存知の方も多いと思います。

なんか悪いことが起こる時期なんでしょう?と思われる方もいらっしゃると思います。

たしかに天殺、天中殺に事を始めると後々うまくいかなくなる場合も多いのですが・・。

まずこの天中殺は12年に2年(占術によっては3年)どんな人にもまわってきます。

「でも皆に悪いことが起きるわけじゃないんでしょう・・?」と考える方もいらっしゃると思います。

目に見えて悪いことが起きることはなくてもこの期間に起こした現実的な事柄を長続きさせるのはむづかしいということです。

天中殺は、天地時空の矛盾期間だからです。

ちゃんと理論はあるのですが、わかりやすくいえば「夢」を見ているような状態なので、たとえ最高の状態になったとしてもそれが続くのは最長6年といわれています。

また季節にたとえると「冬」の時期になので、芽が出たり花が咲くことはなく、あくまでも物事の「準備期間」になるということです。

だから「夢」を見ているような矛盾期間に人生の重要な決定をしない方がいいんですね。

結婚、離婚、転居、独立、転職など。

たとえば結婚では、ふだんだったら好きにならないような人を急激に好きになり結婚した後に「こんなはずじゃなかった」ということが次々に出てきたり。。

ほんとに不思議な力が働くんです(゚д゚)!

だから結婚をする前提でお付き合いを始めても、天中殺が明けるまでは<結婚>という大事な契約は保留をしていた方がよいと思います。
天中殺が明けて「やっぱりこの人だったら信頼できる」ということであれば納得して入籍されたらいいと思います。

でも天中殺は悪いことばかりが起こるのかというとそうでもなく、精神活動をするのにはとても良い時期なんですよ(^^)

何か将来のやりたいことに向かってお勉強をしたり、資格をとるのには最適。

よく頭に入ります。

またいつもと違う人間関係に触れることができます。

自分とは違ったタイプの人と知り合うチャンスで、あなたの可能性を広げてくれる可能性があります。

ただ残念ながら天中殺が明けると同時になぜかいなくなってしまうこともあるのですが、それでもたくさんのことを学ぶことができて、今後の自分にとってプラスになることも少なくありません。

もうひとつ天中殺を無難に過ごすのには「受け身」の姿勢がとてもいいです。

自分から動かないで人に決めてもらう、ついていく、そして周りの人に尽くす。

こうしていると天中殺明けにスムーズに流れにのれます。

上手くいかない時こそたくさんの学びがあり、周りの人に感謝することができます。

人としてはステージアップするチャンスなんですね。

思い通りにいかないな、なんだか以前とは周囲との関係が変わってやりにくくなった、ということであれば、もしかしたらこの天中殺の時期に入っているかもしれません。

天中殺は生年月日から運命数を割り出すと簡単に出てきます。
だからといってやみくもに怖がる必要はありません。
理論を知ってぜひ人生のステップアップのためにこの時期を使って頂きたいです(^^)