占いをしていると、相談者の方から「いろんな人の<気>をもらって疲れるんじゃないですか?」と聞かれることがよくあります。

とくに占いに来る人は、イケイケの人よりも問題を抱えていてご相談に来る方が多いわけですから、「ネガティブな感情を持った人=<気>が重い人」に影響を受けるんじゃないかと心配してくださるようです。

たしかに何年か前はそうでした。

1日に10件近い対面鑑定が週5日以上続くと体が重くなったり、凝ったりしたことがあります。

でも今は全然感じなくなったといっても過言でないくらい、影響を受けなくなりました。

以前よりも鑑定のペースが落ちたといえばそうなのですが、理由もあります。

占いを仕事にしていなくても「私は人の影響を受けやすくネガティブな人といると疲れてしまう」という方はいらっしゃると思います。

そういう方に共通しているのは、性格が明るく優しくて人の話をよく聞いてくれる人かな・・と思います。

困ったこと、悩みなどを聞いて相手に同調しているうちに後から「頭が痛くなってしまった」「体が重くて動かない」などの不調を訴えることが多いようです。

ヒーリングをお仕事にされている方はまた違った見解があると思いますが、パーミストリー講座で推奨している「生かす意志」での考え方では、人の影響を受けやすい人は「考え方、感じ方」に原因があると考えます。

1つの物事について真面目にいつまでも考え続けてしまったり、たとえば・・

「あ、この人重いな、嫌だな」と感じてその後「あ、もらっちゃうかも」と気になって考え続けていたり「あの人のあの<重さ>はどこから来てるのかな?なんでなんだろう」と考えつづけたり・・。

逆に人の影響を受けにくい人がいます。

簡単に言えば「考え続けない人」です。

現実生活でやる事が山積みで次から次にやることがある。

または充実した社会生活を送っている。

どちらの場合もふと「嫌な感じ」がしてもそれについて考え続けません。

考え続ける理由に「今起きていることに意味がある」という考え方があり、ある意味そうなのですが、あまり答えを探して無理に理由をつけても「思いこみ」である場合が多く、実際には意味がないことが多いように思います。


それよりも
・過剰に反応しないこと
・それについて考えすぎないこと
・その時「そう感じた(嫌な感じ)」で終わらせて、考えつづけないこと

を心がけた方が自分を守れると思います。

あとは「要求」が多いと影響を受けやすいですね。

身近な人(たとえば家族(夫や子供))に対して「こうするべきでしょ」が多かったり。

「なぜうちの子は勉強が嫌いなのかしら」

「なぜこれくらいのことができないのかしら」

「どうしてうちの夫は他のご主人ができていることができないのかしら」

など相手に対しての「するはずでしょ」「べきでしょう」が多いとそれをやらない相手に対して「怒り」が出ます。

ぼ〜っとしている人は得てして要求も少ないため、相手からの影響も受けません。

これも持ち物(性格)の差なので、時としてハンデキャップな場合もありますが・・。

ちなみに人の感情の影響を受けやすい人の手相を見てみると感情線から下向きの支線がたくさん出ていたりします。

涙もろく感激やさんで、人の感情に同調しやすい。

そして正義感が強い。(要求も多い)

また反対に影響を受けにくい人の感情線は、まっすぐに伸びて、長さは短めな人が多いです。

わりとクールで、人との距離のとり方がうまい。

話を聞いても同調しない、入れ込まない。


自分の持ち物を知って、同調しやすかったら自分で予測して忘れるようにすることがいいと思います。

でもそれも「忘れるようにする!」と息ごむとまた逆効果なんですけど・・(笑)

私がなぜ影響を受けにくくなったかといえば、「感情」より「意志」の方が大事だと意識しだしたからです。

嫌な気分になっても、それが過ぎ去るのを待つ。

人のせいにするのをやめる。

はじめは慣れませんでしたが、だんだんできるようになり、できるようになったら、前の体調の悪さが驚くほどなくなっていきました。

今も話をした後に「疲れた〜」と思うことはありますが、それ以上考えないうちに忘れてしまいます。

以前は浄霊やヒーリングを受けなければダメだと思っていましたが、全く必要なくなりました。
というか以前より元気になりました。

実は自分で元気でいられるんですよね。

人間の「思考」ってうまく使えば凄いんです(^_-)-☆


















持ち物手相学についての詳しい情報を「手相」のページに掲載しました。
「コミュニケーションのための手相講座」の内容を予習してみたいという方には特にオススメです。

こちらでご覧いただけます。→ 手相のページ
昨日はアドマック出版にて「パーミストリー入門講座」を開催いたしました。

相手を理解することで、自分も相手も幸せになれる「肯定思考」の話と相手を理解することに役にたつ最強のツール「手相の基本」をレクチャーさせていただきました(*´∀`)

終わった後の感想として「いつも自分の言ったことをくよくよ考えたり、先のことをあーだこーだ考えては落ち込むことが多かったんですが、それは『思考』が主人になって自分が使われているんだということがよくわかりました。
すこし楽になりました。
これから変わっていけそうです」という感想をいただきました。

そして手相に関しては、流年法で「結婚や出会いの時期」「仕事に奮起した時期」「いいことと悪いことが同時に起きた時」などがズバリわかってしまうので、「すご〜い!これが自分でわかればいいですよね!」と言っていただきました(^^)

職場で部下がいる方は「手相を見て相手の性格などを理解することで、何を本当に欲しているかがわかるから、コミュニケーションがうまくいきますよね」という感想も。

貴重な時間もお金も使って講座にご参加いただいているからこそ、ぜひ実際の生活に役立てて結果を出してほしいと思っていますので、こういった感想をいただくのは嬉しいです。


講座の中で少し話が出たのですが、相手を理解することは同性にはできるけれど異性(ご主人や彼氏)になるとむづかしいということがあるかと思います。

なぜか不思議ですが、同性の友達だとお互い理解しあって居心地もいいのですが、異性になると(とくに親しい関係)「こうしてほしい」という要求が多く出がちです。

たとえば「私が30回メールしているんだから同じだけ返してほしい」(ちょっと怖いですね(^_^;))とか「私が言わなくても何を考えているか理解してほしい」(無理だと思いますが・・)などなど・・。

私がこれだけやってあげているんだから、これだけは返してくれないと困る!というような要求を知らずしらずのうちにしていることはけっこうあると思います。

自分の頭の中で相手に「こういう人であってほしい」という「理想」があると、それにそぐわない相手には不満が募ります。

なんでやってくれないの?なんで?なんで?

なんでなんでおばけになっちゃいそうです(笑)

そんな頭の中は言葉にしなくてもなんとなく雰囲気で伝わってしまうんですよね。

私もパートナーとたまに雰囲気が悪いな〜と感じる時はそんなときです。

また相手に対してではなく「『理想の自分』にならなきゃ!」と思っている場合も自分に対しての要求が多くなります。

これも相手の存在よりも「こういう自分でありたい」と考える自分の頭の方が大事になってしまっているので、相手から見ると一人よがりに見えて「自分はいなくてもいいんじゃないか」という寂しい気もちにさせてしまいます。

「理想がある」ということは「相手の存在」よりも「理想」の方が大事になっているということで、理解されていない相手は不満になったり、場合によっては去ってしまうこともあるかもしれません。

どんな女性、または男性が好きなの?と聞いてみるとほとんどの人が「自分のことを理解してくれる人」と答えるんじゃないかと思います。

自分のいいところだけじゃなく「困ったところ」「しょうがないところ」も含めて理解してくれる人には、この人にずっとついていきたい!この人をずっと大事にしたい!と思うんじゃないでしょうか。

そうはいっても結婚相手となれば、「収入が少なすぎると困るわよ〜」とか「尊敬できなければイヤっ」というご意見が聞こえてきそうですが、もちろん生活に収入は大事ですが、それをメインに考えると幸せになれない・・ということなんです。

なかなかご縁がない・・気になるような人と会えないという人は一度「理想」を脇に置いてみてはいかがでしょうか?

大事な出会い、運命の出会いは意外なところにあるものです。

理想(自分の「こうであってほしい」と考える思考)を外すと本当に大事な人と会える可能性が高まります。

かつての私がそうだったように「ただ一人の理解者がほしい」という方の願いが叶い、幸せになりますよう心からお祈りしています(^_-)-☆


☆性格(持ち物)が手から見える!
「コミュニケーションのための手相講座」
日時:月曜コース 11月9,16,30 金曜コース 11月6,20,27
いずれも19時〜20時30分
場所:ふしみや会議室(静岡市葵区呉服町)
講座代:全3回90分 8200円(別途教科書代1800円)
*募集中です

お申し込み、お問い合わせはこちらへ♪

msm@admac.jp(アドマック出版 興津寛枝)
054-340-6100(アドマック出版)










自分の性格(持ち物)が手には表れていますが、本来の自分の持ち物に後天的に加わった持ち物があります。

本来は「自由奔放」で「のびのびした」持ち物を持った人が環境(親の影響)などで変わった場合です。

聞いてみると「親の影響が強く、違うと思っても反発できず、いつも言いなりだった」ということが多いです。

「じゃあそんな親についてどう思っているの?」聞いてみると「自分の意見はどうせ通らないから、あきらめている、必要以上にかかわらないようにしている」という答えがほとんど。

それは40代〜50代の人も含めてです。

結局のところ、ずっと親の呪縛は続いているということですね。

私も父とはずっとわかりあえませんでした。

とにかく「要求」が多い人で「俺のいうことを聞いていれば間違いない」と反対意見は一つも認めてくれません。

「なぜお父さんはわかってくれないのかな」と悲しくなった時期もありましたが、子供の知恵で「自分を守る」ため、次第に無関心になっていきました。

今はそういう子供に有害な親を「毒親」と呼ぶらしいですね(゜o゜;

はじめて聞いたのでびっくりしましたが・・。

子供を支配しようとしたり、過度に無関心だったり、文字とおり子供にとって「毒」になる親をそう呼ぶそうです。

この毒親による影響が強く、大人になっても会社組織にうまくなじめなかったり、鬱になる人もいて専門の心理外来もあるようです。

ご主人がそうなった場合、奥様も一緒に考えたり悩んだりすると思います。

「あの親は常識をはるかに越えているから、憎しみしかない、関わりたくない」と思うのも当然だと思います。

それも自分とだんな様を守るために必要なこととは思いますが、離れられない時にはどうしたらいいでしょうか?

人を憎く思ったり、嫌うのは「相手に要求しているから」ということになります。

「相手が自分の思う通りにならない」「常識で考えたらおかしいでしょ、直しなさいよ」という気もちが要求です。

たしかに「常識で考えれば」ということもあるし意見は正しいのですが、相手に要求するかぎり、相手も変わらないし、それどころか関係はいっそう悪くなります。

じゃあどうすればいいの?と言った時に「相手を理解する」ことに尽きます。

「そんな相手を許せるわけない」と思いますよね。

「許す」のではなく「理解して相手の行動を予測」するのです。

よく自分と同じ目線で相手を見るから腹がたつ・・などと言いますが、相手の困った性格、毒になる性格を「ハンデキャップ」と考えます。

外見のハンデはわかりやすいと思います。

背が低いとか太っているとか足が不自由だとか・・。

それについて多くの人は、ハンデについて責めたりせず理解を示すと思います。

それどころか背の低い人がバスケでダンクシュートを決めたら拍手喝采で褒め称えます。

じゃあ性格のハンデは・・?というとこれはきづかれにくいんですね。

ふだんだらしなくてずぼらで学校の宿題をいつも忘れてくる子が、ひと一倍時間をかけて宿題をやってきても先生から見たら当然で、「お前もやればできるじゃないか」くらいの反応しかありません。

ハンデがある上で努力しても「あたりまえのこと」としてしか見てもらえません。

毒親といわれる人もなぜそうなったか?というと自分が親に甘えてきておらず、どう子供と接していいのかわからない・・というハンデキャップを抱えているのかもしれません。

「性格のハンデキャップは、体と違って気づきにくいし、理解されないんだよね」と昨日もある人が言ってました。

手相には脳の情報が表れているので、この性格のハンデキャップを理解する助けになります。

たとえば「思いこみが強い」とか「思考(脳)に支配されやすい」とか手に表れます。

毒親について言えば、もう子供に対する虐待は明確で、親と離れなければ命の危機にさらされることもありえる・・といった場合は、しかるべき専門機関に相談して避難しなければならないこともあるかもしれません。

それ以外の場合でできることは、この「理解して予測する」ことだと思います。

これができれば、自分を本当の意味で守ることができて、相手の態度も変わってきます。

人間本来、すべての人が「生かす意志」を持っていると思います。

だからこそ人を憎むと苦しくなります。

自分の思考にとらわれず「相手を理解する」方向にひとりひとりが向かっていけば、宗教も超えた本当の意味での平和が訪れると思います。


☆思考から開放されて、幸せに生きるヒントがいっぱい
「パーミストリー入門講座」
日時:10月19日(月)13時〜18時
場所:アドマック出版(静岡市駿河区中島)
講座代:18000円
*残席2名

☆性格(持ち物)が手から見える!
「コミュニケーションのための手相講座」
日時:月曜コース 11月9,16,30 金曜コース 11月6,20,27
いずれも19時〜20時30分
場所:ふしみや会議室(静岡市葵区呉服町)
講座代:全3回90分 8200円(別途教科書代1800円)
*募集中です

お申し込み、お問い合わせはこちらへ♪

msm@admac.jp(アドマック出版 興津寛枝)
054-340-6100(アドマック出版)
















 


手相って覚えるのむづかしいんじゃないの?とよく聞かれますが、たしかにそうとも言えます(笑)

「線がいっぱいあるし、どれがどうなの・・?」と手相を全く知らない方は、思われると思います。

私も勉強し始めた当初がそうでした。

ただはじめに手相を見ていただいた時にあまりにも当たっていたので、手相を勉強したい!と思いたったわけです。

ちなみに上の絵(見にくくてすみません(^_^;))に書いてある実線は「頭脳線」といって「性格」「考え方」「適職」などの傾向がわかります。

その中で「考え方」は「頭脳線の長さ」でわかるので初心者にも理解しやすいです。

絵の手の薬指から縦に引いた点線のあたりまで実線が伸びているのは標準の長さ。

それよりも長いと「熟考型」ということになります。

絵の場合だと小指の方まで伸びているからかなりの「熟考型」になります。

こういった線をお持ちの方が会社にお勤めだったら「企画」に関わることをやっていたり、または会社を経営されている社長さんに多いです。

何か目標があれば、それについての方法を徹底的に考えて手抜きしません。

現実処理能力が高いということになります。

そう聞くととっても良い手相という感じを受けますが、短所もあります。

「考えすぎる」ということです。

何かトラブルがおきないか予防策を考えておくことは必要ですが、あまりに考えすぎると寝不足になったり、疲れの原因にもなります。

また時として人に対する要求が強くなりがちです。
「こうしたらこうなるはず」が「こういう時にはこうしてくれないと困る」という要求になりがちです。
とくに親しい人、夫婦、恋人に対して大きくなるようです。

「こうしてくれるはず」が実際にそうならないとストレスが大きくなって、自分が大変になってしまいます。

考え方を変えるというのはむづかしくても「自分がこういう考え方の傾向を持っていて、他の人とは違うんだな」ということがわかれば、納得できて安心します。

自分のことは案外わからないもの。

手相の基本の見方がわかると、自分と他人を理解できます。

ただいま11月開講の「コミュニケーションのための手相講座」受講生募集しています。

自分のことを知りたい!

他人をもっと理解した!という方はぜひご参加お待ちしています(^o^)

http://cosmopalm.com/koza.html