上司の言葉でイライラしたら

新しい部署に配属されてまだ数日。。
お仕事の内容もガラッと変わり、しんどい思いをされている方も少なくないのではないでしょうか?

新しいことを一度聞いても覚えられなかったり、何度も同じことを聞くのことに自分でも嫌気がさしてしまったり。。
この時期は、新しい環境に馴染んでいくのにちょっぴり勇気と忍耐がいる時ですね。

とくに人間関係。
「あの人はやりづらい」などと前評判がある上司や同僚と一緒になってしまったら・・😨
やっぱり噂どおり何かと高圧的な物言いで、批判的な口調で仕事を指示してくる上司。
こっちは慣れない仕事に四苦八苦しているのに無理難題をおしつけられて、仕事のキャパも超えている・・イライラも限界(ーー゛)


「あ〜もうやめてやる〜!」と考える。
でも現実には・・やめられない。
どうしたらいいんでしょう、このぐるぐる(T_T)

まず、仕事なのでとにかく上司の要求に答えられるようにやるしかないんです。
悔しいですが・・。
仕事をなるべく早く覚える。

そして、どうしたらイライラを解消できるかというと
「言葉や態度はその人の持ち物」と認識することなんです。
アップデートブレーン講座では「ほんとうの自分」と「持ち物」は違うとお話しさせていただいています。

嫌なもの言いをする上司=上司その人そのもの と思ってしまうところですが、その時の仕事の内容について注意をしているだけ、またはそういう持ち物(言い方)を持つ人だということなんです(ちょっとわかりにくいですね^^;)

そんな上司に対して「もう少し、わかりやすくこっちの立場になって話してよ!」と考えたくなりますが、それを望むと疲れます。

簡単に言えば「言われたことを間に受けない」ということです。
仕事の内容で注意されたことは、もちろん直さなければなりません。
でもその時の上司の表情や言葉、態度は一時的なものだから、家に帰ってまでも考え続けないこと!が大事です。
ずっと引きづってしまうと心底嫌な気分になり、下手すると「憎しみ」までも出てきてしまうからです。

なぜ嫌なことを考え続けてしまうのか?
これは人間の脳が放っておくと「ネガティブな経験」をいつまでも覚えているのが「得意」なためです。
逆にいいことは忘れてしまうんです(T_T)

人間の脳には、嫌なこと(ネガティブ)を記憶しておくことにより、次に来る「キケンなこと」から身を守る働きがあるそうです。

そんなわけで、嫌なことを記憶しやすいのが人間の脳の特徴ですが、嫌なことを忘れてしまう人もいます。

手相で言うと「大胆線(KY線)」の人です。
「わが道を行く」ので、自分が気になっていること以外はあまり気になりません。
それができたら、いいですよね〜(*´∀`)


そんなこと言われてもできなかったら、嫌な人の「美点」を一つ見つけて仕事以外の時間の話題にするのも効果的です。
仕事に直接関することでないこともいいかもしれません。
たとえば、デスクが綺麗に片付いているとか、時間をかけても一つのことを最後まできっちり仕上げるところが凄いとか、端々に出る「忍耐力」とか・・。

自分が知らない性格の良いところをほめられると誰でも嬉しいですよね(*´∀`)
早い話、こちらから相手を「理解する」ことで関係がぐっとよくなります。

でも大丈夫!はじめはうまくいかなくて当然です
苦手な人とどう話していいかわからないから。
でも「理解したい」と思う気持ちは通じるものです。

どうせなら気分よく仕事をしたいもの。
だったら、自分から先に相手を理解する方が早いです。

こんなブログを書いていると会社勤めをしていた昔を思いだします。
先輩に注意されて湯沸かし室で泣いたり・・なんてこともこんな私でもありました(笑)
いろいろストレスも多かったけれど、このことを知っていたら違ったのにな〜なんて今は思います(^^)