手相にはその人の人生が表れる


沖縄はもう梅雨明けしたそうですが、他の地域ではまだ梅雨真っ只中・・。
あじさいが綺麗なこの季節。
私は嫌いじゃありません(^_^)

先日、お世話になっている方々の出張鑑定に出掛けてきました。
手相+六甲法占星術で鑑定しましたが、とくに手相からは「その人がどんな人生を送ってきたか?」または「どんな性格や思考のくせを持って苦労してきたか?」がわかります。

たとえば、①の手相。
わかりにくいかもしれませんが、生命線の下半分に斜めに横切る線が数本出ています。
これは「体力、気力の消耗」を表しています。
「流年法」といわれる鑑定法で大体の時期までわかりますが、この方は40代に
生きているのがしんどいくらいの出来事があった、と予想できます。
ご本人に聞いてみると「確かにその時期は他人の借金を背負うことになって、次の朝目が覚めなければいいのにと思うことが何度もあった」ということでした。
とにかく必死で仕事をしてなんとか完済。
現在の年齢を表す生命線はきれいでした。

②の手相は感情線に特徴があります。
長さは標準ですが、くるくると鎖状になっていて乱れています。
この方の悩みは「私は人を信用できないんです、だから職場でも孤立して何かあると責任を押し付けられることがあります」とおっしゃっていました。
感情線が乱れている人は繊細なため、周囲の言動に過剰に反応しがちなところがあります。
得てして優しい人が多いのですが、「〇〇してあげたのに、お礼も言わず迷惑そうにされた」とか・・。
自分の常識と相手の常識は違うのですが、「自分の思ったとおりの行動ではなかった」という理由で「信用できない」と結論づけてしまう傾向もあるようです。

手相を見ながら「人の言動を必要以上に気にしすぎて気に病んじゃうことがありますよね」と言うと納得してくださったようでした。

手相を見ていると自分の性格や考え方の傾向がわかるので、どんなことで人とうまくいかないか、またなぜ人の協力が得られるかがわかります。

うまくいっていれば周りの方に感謝すればいいですし、うまくいっていない場合は「自分にはこういう考え方の傾向があるんだな」と納得できれば行動が変わって相手の反応も変わってきます。

手相を見ながらお話ししていて相手の方が納得して笑顔になってくださったり、ほっとしたりする瞬間が私は大好きで鑑定しています。

自分の人生では他の誰でもなく自分が「主役」ですので、自分の感情に支配されず性格や考え方の「持ち物」を生かして生き生きと人生を送っていただきたいと思っています(^_^)