アンガーマネジメント入門講座開催しました。

先日10月2日にもアンガーマネジメント入門講座を静岡市にある「ふしみや会議室」で開催いたしました。

一般社団法人 日本アンガーマネジメント協会が協賛している映画「アングリーバード」の公開が10月1日ということもあり、講座の前の時間に予告編を受講生の方に観てもらいました。

すると「あっレッドだ、私このキャラクター好き!」

レッドとは映画「アングリーバード」に出てくる主人公のキャラクターの名前ですが、なんとそれを知っている方がいらっしゃるとは(゚д゚)!

映画のストーリーは、怒りん坊の鳥「レッド」が怒りの感情のせいで問題を起こし「アンガーマネジメント教室行き」になるところから始まります。

アンガーマネジメントの内容についてはあまり具体的に出てこないのですが、いつも自分のことしか考えていない怒りん坊の鳥レッドが、初めて自分のためでなく仲間のために「怒り」を「パワー」に変えて命がけで戦う姿にはちょっとした感動を覚えました。

「怒り」は悪い感情と捉えがちですが、仲間のために怒ることには誰もが賛同します。

いつも怒っていてひねくれ者だったレッドも最後には、皆に感謝されるヒーローになりました。

仲間のため、そして本当に誰かのためになる怒りならいいのですが、実際のところは、残念ながらそうではないことで日々私たちは怒ったりイライラしていることが多いんですね。

なぜ怒るかというと実は他人や起こったことに原因があるのではなく「自分の内側」に原因があります。

自分の中の「こうするべき」が実際に叶わなかったときに怒りになります。

どういうことかと言うとたとえば、夫婦だったら妻が夫に対して「自分が病気のときは気遣ってほしい、それが当たり前」と思っているとして、実際に病気になったとき夫が自分のことをほったらかして遊びにいってしまったりすると「怒り」になります。

それが数回、数年続いて不満を言えずにいると熟年離婚なんてことも。

まるで自分は大事にされていない!と妻は怒っていますが、話をしないとわからないことも。

病気でどれくらい大変なのか?どんな助けが実際に必要なのか?具体的に言わないとわからない男性も多いようです。

自分の「こうするのが当たり前」が相手にとっての「当たり前」かどうかはわからないんですよね〜。

しかもその「当たり前」が自分の気分で変わったりするので、まるで相手に伝わっていないということもしばしば。

でもこれを知っているといいんですよね。

自分の内側に怒りの原因があるならば、相手がどうあれ自分で管理できるし変えられるということですから。

受講してくださった方からも「人って自分の尺度(こうするべき)が全てで、感じた事行動などを相手に当てはめて、自分と違うと勝手に怒ったりしているんだと改めて感じました」と感想をいただきました。

「今の自分に必要なことでよかったです!」などという言葉もいただきました。

毎回アンケートをとっていますが「今後役に立ちそう」と書いてくださる方がほとんどで嬉しいです。

次回のアンガーマネジメント入門講座は10月16日(日)13時〜14時半までふしみや会議室で開催されます。

まだお席の余裕がございますので、ご興味がある方はぜひ(^_^)

会場でお会いできることを楽しみにしています。


http://cosmopalm.org/angermanagement.html