生命線を横切る障害線

すっかり朝晩涼しくなりましたね〜。
秋らしくなってほっとしたけれど、日中はまだまだ暑くて身体が大変だったり・・。

7月、8月は鑑定やアンガーマネジメント講座で忙しくほとんどブログが手付かずでした。
仕事が忙しかったのはありがたいことですが・・。

そういえば先日、こんな手相を見せていただきました。
ある男性の手です。

生命線の上部をわりとはっきりした濃さの平均的な長さの線が横切っているという珍しい線です。
この横切る線の意味を調べていくうちに「とても優しい人を表す」または「相手のことを思いすぎての心配性」だということがわかってきたので、ご本人に聞いてみました。

「たしかにこの線があった時期は人のことでとてもつらい思いをしたんです」ということでした。

詳しくは聞きませんでしたが、一種の「障害線」なので、通常の生活を送れないような体調や精神面での変化があったと思われます。

ところが絵には書きませんでしたが、実はこの線と線の間に生命線から薬指方向に向かって伸びる「開運線」が一本ありました。

つらい思いが多かったこの時期の唯一嬉しかった出来事を表していると思われましたので、そのことを伝えると「そうです、この苦しかった時期に結婚できて支えてくれる人ができたことが本当に自分の救いになったんです、今でも妻には感謝しています」とおっしゃっていました。

でもこの男性の手の形を見ると「地」の形でしたので、おそらく感情表現はぶっきらぼう。

いいことも悪いこともストレートに表現できるまっすぐな人ですが、ロマンチックな表現は少々苦手。

そういえばこの方の奥様は「家では自分が何を考えているのかまったく話さないんですよ。私の話も聞いているんだかどうだか」と以前いらした時に言ってらっしゃいました。

でも表現こそ苦手で伝わりにくくても「手」にははっきり出るんですよね。
今度奥様にお会いしたら、この手相の意味をお話ししようと思いました。

手は脳の情報を表しますが、本当に興味深いです。