おかまいなし線(KY線)の人ってどんな人?
on 7月 26, 2014
先日パーミストリー初級講座を受講されたAさんが「おかげさまで講座が役にたったんです!」と嬉しそうに報告して下さいました(^^)
彼女はお花の先生をしているのですが、クラスでどうしても「上手く花が生けられない」といつも不満そうに言っている生徒さんがいたそうです。
どんな人かといえば、お花の生け方をひと通り説明してから実際に生けてもらうのですが、生け終わった時にはいつも不満気な様子だそうです。
先生としては「説明をちゃんと聞いてくれてれば、こういうことにはならないはずなんだけれど・・」と思い、生徒Bさんがどうしたら出来栄えに満足してくれるのか指導について思い悩んでいたそうです。
そしてある日習った手相の基本を思い出しながらBさんの手を見てみたら、なんとくっきりした「おかまいなし線」だったそうです(゚д゚)!
島田秀平さんが「KY線」と命名して一躍有名になった線ですが、生命線と離れたところから始まっている頭脳線のことをいいます。
この離れている距離が大きいほど、おかまいなし度(KY度)が増すということです。
おかまいなし・・とは人がなんと言おうと自分がやりたいことはやり、行きたいところには行く、そういった傾向が強いようです。
KYというと「空気読めない」ということでとかく悪い意味にとられがちですが、人がなんと言おうと決めたらやる、ということは「行動力がある」とも言えます。
わかりやすく表面に出ている人もいれば、人と違ったこと(もの)に興味を持ち、人には言わないで黙々と勉強していたりしている人も少なくありません。
つまり興味を持ったことについては、自分のペースでとことんやりたい!ということなんですね。
これにきづいた先生のAさんは、彼女の指導法を変えたそうです。
「自分が好きなようにやってみて」と声をかけ、出来上がった時に「ここをこうすると変化が出るね」とか「さらに良くなるね」と少し手を加えることをしてみたようです。
するとBさんは素直に納得し「そうか!」と少し手直しし、出来栄えにとても満足されたそうです。
それを見たAさんはBさんのことをとても「愛おしく」感じたそうです。
パーミストリーによって「相手の持ち物」を理解することで、普段接しているだけでは理解できずに場合によっては対立してしまうようなことでも、相手を深く理解することができます。
無理をしなくても自然に相手のことを理解できるツール「パーミストリー」を伝えていてよかったと思えた瞬間でした(^^)