霊感ってあるの?



占いを仕事にしていると「先生は霊感あるんですか?」とか「見えたりするんですか?」と聞かれることがあります。

そのときの「霊感」というのは「幽霊」が見えたり、「人の気持が手にとるようにわかる」だったり「その人がどうなっていくかというイメージが映画のように見える」ということかな〜と思いますが・・。

幽霊ですが、私ははっきりとは見たことがありません。
自分の精神状態がよくなかった時に道端に人が座っているように見えた時期が少しあったくらいです。

人によっては普通に幽霊と会話した人( ゚д゚)ハッ!や私の父は昔「夕暮れの時間にふと会社の窓を見たら、アメーバみたいな形の大きな人間の顔がはりついていてぞっとした」と言ってました(^_^;)
どちらかというと幽霊を信じていない人でしたが・・。

正体はなんなんだろう・・とずっと思っていたら昨年だったでしょうか、NHKの番組で「何人かの人の脳に電磁波を当てるとほとんどの人が光の幻覚のようなものを見た」という実験をやっていました。

人間の脳の内部では電気が走るように活動しているので、電磁波の影響が大きいということが様々な研究でも検証されつつあるようです。

あといわゆる超能力者といわれる人は「相手の考えを読める」と言われていますが、これも「人が脳の中でイメージしたことがインターネットのように繋がれていて相手のイメージや考えがわかる」という仮説もあるようですね。

これなんとなくわかります。
私も占いで生年月日からその方の星を占星術で割り出して性格を出していますが、説明しながらお客様とお話をしているとその方がふだん家族や友人とどんな会話をしているのか、なんとなくイメージできるときがあります。

お話ししている時にお客様自身がふだんの生活を振り返っている「脳の情報」が伝わってくる・・ということでしょうか。

もちろん鑑定でない時はそういうことはないので、集中しているときに限りますが・・。

でもまだまだいろんな検証が進んできたとはいえ、全部解明されていないことは確か。

人間は悩んでいるとき、困っているときは藁にもすがる思いです。

困っているときに霊能者のところにいったら、お祓いをするからといって多額のお金を騙しとられたなんてこともニュースでやっていたこともありますよね。

霊感とは脳が特殊な働きをするときの状態だと思います。

たくさんの言語が操れるということと同じ「特殊技能」といってもいいかも。

だから霊感があるから人格が素晴らしい・・ということは全くないと思います。

なかには霊感があると勘違いしている人もいて「あなたの家には霊がいるよ」なんて平気で言う人もいます(^_^;)

言うんだったらお払いの仕方くらい教えてよ〜と思いますが(^_^;)

そういう人は、自分の生活に不平不満があったり、うまくいっていない人が多いように感じます。

実際私も自分の状態がよくない時におかしなものを見たりしました。

霊感よりも大事なことは、現実をしっかり生きることだと思います。

以前は霊を見たり、いろんな物を感じたけれど仕事や家族のことで忙しくなったら見えなくなった・・という方の話も多く聞きます。

いずれにしても人間の脳は凄いものだと言えると思います。

だからこそそんな凄い脳をしっかり自分で管理して、自分や他人が幸せになるように使っていきたいですね(*^_^*)