タローデパリタロット 「3オブマター」



タローデパリタロットの3オブマターのカード☆

新しいビジネスを立ち上げて、順調に行きだしたある女性に「今の私」というお題でカードを引いてもらったところコレが出てきました(*^^*)

「マター」は仕事や物質など現実的なことを表します。

ライダー版タロットだと「ペンタクル」と同じ意味です。

そして「3」という数字には、カバラ数秘術では「発展」という意味があります。

絵を見てみると大人の男性と小さな子どもが寄り添っているように見えます。

子供が本を持っていることから、何か新しいことをやるのには「知識」が必要で、独学でやるより誰かに習うと上手に習得できるよ!と言っているようです。

そしてこのカードには、「物事の習得にはコツコツとした勤勉さが必要で、一足とびでは無理だよ」というメッセージがあります。

「3」は発展という意味ですが、誰かの力を借りながら地道な努力をした時に途中から勢いがついて「成功」に向かう・・ということで、実は「成功」の始まりなんですね。

引いた時に逆位置に出たところを見ると「成功したいけれど、なるべく無駄なく一足とびで行きたい?」と聞いたら彼女は少し照れながら笑っていました。

実際にビジネスのことで助言をしてくれる人が出てきている、いうということでした。

ちなみに手相を見せてもらうと人指し指つけ根の「木星丘」が盛り上がり、赤く強調されているように見えました。

木星丘は、「支配、向上」の意味がありますから「さらに上を」と望んでいて、目標に向かってまっしぐらな様子がわかります。

目標を持ってまっしぐらに向かうことはもちろん悪いことではないのですが、「早く達成したい」ということで、自分の目標を達成するために周囲にも「要求」をしがちで空回りしてしまうこともあります。

「もうちょっとあの人がこう動いてくれればいいのに」とか「私だったらこうする」という要求が出てしまいがちです。

そうすると当然、要求された人ははじめは「要求」に答えようと頑張ってくれますが、そのうち重荷になったり、極端にいえば人が離れていってしまうかもしれません。

「3オブマター」のカードは物事が順調に行きだした時、また比較的うまくいっている時に出るカードだと私の経験上では感じます。

だからこそ「周囲に感謝して共に歩んでいく」気もちが、より必要なのかなと感じます。

いい結果をなるべく早くとりたい!というのは人情としては当然かと思います。

でも自分がバージョンアップしたい時、新しいことを学ぶときは、誰かに習った方がスムーズに行く場合もあるし、手伝う人にも「自分が役にたてた」喜びがあるはずです。

実際にビジネスがうまくいっている人は、まわりの人に対して「要求」がありません。

「よくやってくれている」「自分が苦手なところを助けてくれて感謝している」という言葉をそういう人たちからよく聞きます。

それに対して自分の要求を押し付けてきた人は、一時的に成功をしても後々孤独になる傾向にあるようです。

カードの話に戻りますが、このカードはちょっとした「気付き」があればすぐ正位置に戻すことが自分自身でできます。

「急がばまわれ」で、成功に向かっているからこそ、その過程を1つずつ楽しめればいいですね(*^^*)