手相講座では、芸能人の手なども時々紹介しながらみんなで見ています。
先日は、今話題の人ベッキーさんの手形の写真をネット上で見つけたので分析してみました。
右手は現在を表しますが、いわゆる標準型のバランスのとれた手相です。
感情線のカーブも緩やかで、先端が人指し指の方に向かっています。
正義感も強い半面、相手に対してもやや要求が出てきますが(自分がやった分だけは返してほしいなど)さほど問題ではありません。
頭脳線の長さもほどよく、向きもまっすぐすぎず、下すぎずで、現実的な考えと想像力のバランスとれています。
そしてとくに良いのが目標を持つ人に表れる「運命線」です。
手首の方から中指の方に向かって伸びているので、小さなころから目標があってコツコツやってきたんだなという印象です。
それに対して左手ですが、右手とはだいぶ違い、特徴があります。
まず感情線。
中指に向かって途中から急カーブしています。
急カーブしているのは、何かに集中すると急に熱くなる人。
そして中指に向かっているので、そのために周りが見えなくなるところがあります。
頭脳線は・・すごく個性的で生命線に沿って下降しています。
たまにこういう頭脳線を見ることがありますが、こういう線を持つ人は、「自分の世界に入りやすく孤独感を感じやすい」ところがあります。
右手、左手ともに自分の持ち物を表します。
基本的には、左手は先天的な持ち物(過去)、右手は後天的な持ち物(現在)を表していることが多いのですが、何かの拍子に先天的な持ち物が顔を出すことがあります。
ふだんは、正義感が強くまじめでも落ちこんだり寂しさを感じた時に、何か(誰か)に居場所を感じてのめりこんでしまったり。。
彼女の行動は賛否両論、色々と言われているところですが、「生かす意志」で考えると人や自分を生かすこととは逆の行動をしていると思います。
「自分のために」が強いのはB思考。「自分も周りも生かしていく」のがA思考。
A思考でいると自分も周りも幸せになりますが、B思考でいると自分も周りも不幸になり怪我や病気、トラブルに合いやすくなります。
自分のやりたいことを押し通して欲しい物を得たところで、悲しむ人や恨む人が周りにいれば不協和音が強くなり、いつかは自分の身にも帰ってきます。
自分の行動が取り返しのつかないことをする前に自分の持ち物を管理できていれば、ある程度は心も体も健康で幸せでいられます。
芸能人だから行動が目立って話題に上りますが、同じことは私たちの身近にもたくさんあります。
「周りが見えなくなる」という人は「苦しい持ち物」を持たされているからかもしれません。
なかなかそれを自覚して行動を現実に変えていくということはむづかしいですが、少し自分に対して客観的で冷静になることはできます。
憎しみや苦しみを生むよりも感謝と感謝の関係で、豊かな人生を送る人が増えていけばいいなと思っています(^^)