「あの人の常識のないところが、信じられません」
そうですよね。
「ふつう考えたらそんなことしないよ」という行いをする人、いますよね。
今朝、NHKの番組に俳優の玉木宏さんが出ていて「どんなときに怒りますか?」という質問に「あまり声を荒げて怒ることはないんですが、たまにイラッとするときはありますね」と答えていて、具体的にどんな時かと聞かれると「たとえばエレベーターに乗っていて階に止まった時に、降りる人を待たずにどんどん我さきに乗ってこようとする人を見た時」と話していました。
たしかに、なんで降りる人を待っていられないの?小学校の時教わったよね、という意見も多いと思います。
私も自分が電車などに乗る時は、普段は降りる人を待っていますが、考え事をしてぼーっとしている時に先に乗り込んでしまったこと・・もしかしたらあるかもしれません^^;
他にもいろいろなどうしても許せないこと・・その人によってあると思います。
「時間を守れない」
「なにかとルーズ」
「口やかましすぎる」
「いつも上からで偉そう」
「せこい」などなど。
そしてそれらができない人に対しては「世間の常識なんだから直して当然」「私が言って直してやらなければ」という怒りになると思います。
「常識」や「マナー」を重視することはいいことだと思います。
そのために日本という国は、治安もよく外国人も絶賛する善意の国になっているからです。
落し物が持ち主にそのまま返ってくるのは、世界広しとも日本だけではないでしょうか。
ただ、「常識」や「マナー」がその人の存在よりも大事になってしまった場合は・・
相手の行動がどうしても許せずストレスがたまりすぎると相手に攻撃したり存在を無視したり、逆に自分が鬱になったりすることもあり、どうにも自分が苦しく不自由になってしまいます。
とくにその人の持っている「性格」という欠点は本人も困っていることかもしれないんです。
たとえば「ルーズ」
言ったことをすぐ忘れる、何かやるのにも行動が遅い。
手相にも表れるのですが、集中力がなく話を聞いても「優先順位がわからない」「言われたことをすぐ忘れてしまう」という性格を持っている人がいたとします。
人と同じようにやりたくても相当な時間を使ったり努力をしないと普通にできないんです。
性格のハンデは、外側からはわかりにくいので本人も辛い思いをしていることがあります。
でも性格のハンデを持った人にも良いところは、いっぱいあります。
たとえば、「ルーズ」ということは裏を返せば「細かいことを気にしない」ということでもあります。
たとえばうっかり約束を忘れてしまっても「いいよ」と言ってニコニコして許してくれたり、それどころか予期しない時にサプライズのプレゼントをしてくれることもあるかもしれません。
もっと言えば、あたなの大事な理解者になってくれる可能性もあるんです。
常識やマナーがないことは、いいことだとは言いません。
ただ守れない理由があるかもしれないので、相手を「いつかは直るといい」と長い目で見守る余裕ができると相手にも余裕ができて変わる可能性が出てきます。
人は自分を認めてくれる人、理解してくれる人が大好きで、その人のためならなんでもしてあげたい!と思うからです。
「理解者が欲しい!」と思ったらまず自分が誰かの「理解者になる」ことから始めたら気づいたら周りにたくさんに人が集まってきますよ(^^)
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