タロットカードを読めるようになるコツ


七夕も過ぎましたが、みなさん願い事はされたでしょうか?
私もしましたよ〜(*^^*)
娘が外国に留学しているので、無事に過ごせるよう短冊に書いて祈願してきました(*^^*)

最近、電話鑑定を始めたのですがお客様から「先生のタロットは、質問したらすぐ答えが帰ってくるし、しかも当たっているから凄いですね!」とか「こちらから詳しく説明しなくても状況をわかってくださるので、ラクです」などと言われることが多いです。
「もしかして霊感なんですか?」とも聞かれました。
いえいえ霊感はないんですが・・^^;

ずっとカードを読むトレーニングをしてきて、さらに実践でお客様の相談に乗っているうちに培われた経験とでもいいましょうか。
そうしているうちにカードとお客様、またはカードとカードの意味が繋がってストーリーが湧いてきやすくなったせいだと思います。

タロットをやり出した当初は、イベントに出ても「よく意味がわかりませんけど・・」なんて言われたりしましたから(T_T)

そして私が使用しているのは「タローデパリ」というパリの風景や彫像が描かれた美しいタロットカードです。
意味はよく使用されているタロット「ウエイトライダー版」とほぼおなじなのですが、「光」があるのが特徴なんですね。
それがよくて10年ほど使っています。
このカードだとインスピレーションもわいてきます。

たとえば、上のカード「QUESTION」はライダー版タロットだと「吊られた男」です。
「彼は私のことをどう思っているの?」の問いでこれが出たとすると「自分はどうするべきかわからない」という答えになります。

その理由はなんですか?でもう1枚引いて「SEVEN OF MATTER」(ウエイトライダー版だと7のペンタクル)のカードが出たとすると「チャンスの時期は必ず訪れるのにもかかわらず、いつまでこの状況が続くんだろうと落胆して待ちくたびれている」という意味になります。

彼女に少なからず好意は抱いているようだけれど、最近起こった出来事で自分の予想外の事が起こって落ちこんでいる、と推測できます。
この彼にとっては、自分の仕事での地位が一番の誇りであるのにそれを傷つけられるような出来事があったり。
たとえば昇格試験に落ちたのか、左遷にあったのか、彼にとっての納得のいかない事態です。
そのため、彼女に向き合う気持ちが萎えてしまった。
またはそれどころではないという意味合いです。

え〜なんでそんな意味になるの?と思う方もいらっしゃると思います。
まずquestionのカードが出た時に「なぜこれが出たのだろう?」と予測します。
仕事に関わることなのか、愛情に関わることなのか、意志に関わることか、自分の頭の中の問題か。
予測した後にマター(お金、仕事など)のカードが次に出てきたら「仕事が影響しているのかな?」とかウォーター(愛情)が出てくれば「愛情で悩んでいる、ということは他にも気になっている人がいるのかな?」とかファイヤー(意志)のカードが出てきたら「自分の気持ちは彼女にあるけれど、それをどう表現していいかわからない」とかエアー(思考)のカードが出たら「頭の中で状況を考えたら無理だ、と自分で結論を出してしまっている」とか。

「なぜこのカードが出るのか」の理由をあらかじめ何パターンか予想をしておくと次のカードを引いても見当がつきやすくなります。

タロットは意味だけわかってもむづかしい、とよく聞きます。
たしかに引く人によって意味が変わることもありますから。
楽器や語学の習得と同じですぐには上達しませんが、地道に練習した結果読めるようになった!ということは十分ありえます。

自分でもタロットを読めるようになりたい!という方はぜひお試しいただければと思います(*^^*)