激昂しやすい人の手相

9月から「アンガーマネジメント」の講座を開講しており、「問題となる怒りタイプ」を参加者の皆さんに自己診断していただいています。

・強度が高い(一度怒ると止まらない、強く怒りすぎる)
・持続性がある(根に持つ、思い出し怒りをする)
・頻度が高い(しょっちゅうイライラする、カチンとくることが多い)
・攻撃性がある(他人を傷つける、自分を傷つける、モノを壊す)

こんな4タイプに分けられますが、1つのタイプだけでなく複数に当てはまる場合もあります。

1つ目の「強度が高い」一度怒ると激しく怒って止まらない人はいったどんな手相をしているんだろう、と興味を持ちました。
そこでインターネットで「見かけと違って怒りっぽい芸能人」で探してみると意外な人が・・。

一人目はミュージシャン、作曲家の坂本龍一さん。
見た目はダンディーで紳士の印象ですが、子供の頃から体格がよく力づくで意思を通すことをためらわない性格だったとご自身で告白しています。

芸能界に入ってからも運転手が気に入らないといっては殴る、蹴るの暴行をして、今思えば本当に申し訳ないことをした、と語っています。

もうひとりはあの寅さんこと渥美清さん。
誰もが知る明るい庶民派スターです。
映画からは想像もつきませんが、息子さんの告白によると息子さんの食器、食事に対する扱いに突然激昂して激しい暴行を加えることが度々あったそうです。
意外ですよね(゚д゚)!

お二人の手形をネットで見つけたのですが、共通点がありました!

左の手相を標準型とすると右の手相が二人の手相のタイプです。
(絵は右手ですが、左手でも同様の性格を持っていると考えます)

標準型は、手のひらの指に一番近いところにある「感情線」がなだらかですが、右の手の感情線は、中指下から急カーブを描いて中指に向かっています。
これは、「自分の欲求のためなら他人の迷惑をかえりみずつきすすむ」または「いったん思い込むと強引に突き進む」という意味があります。
急カーブは激情を表します。
そういえばあのベッキーさんの手形もこの感情線のタイプでした(゚д゚)!

そして「思考」のクセを表す「頭脳線」
これも標準型だとなだらかな傾斜ですが、右手は急カーブで下に向かっています。
標準型だと現実と想像がバランスいいのですが、右のタイプは想像に偏ります。
つまり「思い込みが激しい」と言ってもいいかと思います。
アーティストですから想像力(イマジネーション)は必要ともいえますが、プライベートでマイナスに働くとよくない考え、行動に変わってしまうんですね。

お二人の共通点だけ見たのでこれがすべて「激昂しやすい人」に当てはまるとは限りませんが、手相の意味を読み解いていくとなるほどな〜と納得できる部分もあります。

でも自分の手を見てこれとそっくりだからだめなんだ、ということはないんです。
自分は、もともと激昂しやすいところがあるんだなと客観的に見ることができれば問題ありません。
怒りの感情のコントロールは、トレーニング次第で誰にでもできるようになります。

自分の怒りのタイプを知っておくこともコミュニケーションをよくすることにおいて有利ですよね(^_^)