今年も最後の一日となりました。

皆さんにとってはどんな年だったでしょうか?

私は、アンガーマネジメント静岡教室を2月にオープンしてから、思っていた以上にたくさんの方に講座を受講していただいて、ありがたい限りです。

アンガーマネジメントは、怒り・いらいらの感情のコントロールをする「心理トレーニング」ですが、当教室で開催している「アンガーマネジメントステップアップ講座<思考編>では、親しい人との人間関係を大きく変えてしまうことも少なくありません。

離婚後、自信をなくしていた女性もアンガーマネジメントステップアップ講座を受講してくださった後、すぐに男性と交際をスタートさせて、あれよあれよという間に再婚をしました。

若い頃のようなどきどき感はないけれど、とても安心できる相手だそうです。

お話を聞いていて彼女が相手の良いところをたくさん見ることができるようになったからだと感じました。

とても自然体なカップルで微笑ましいです。

男性の受講者も当教室を訪れてくださいました。

夫婦の関係がかんばしくない、自分の物言いがきついようで妻から避けられてしまう、どうしたらいいか?などのご相談も複数いただきました。

いくら正しいことを相手に教えてようとしても「いらいらしながら」または「怒りながら」言ったのでは残念ながら、伝わらないどころか避けられて関係が悪化するだけです。

なぜいらいらしてしまうのか?

それは相手に要求していることと相手の状況を理解していないことから起こります。

そんな感情から出る言葉・・たとえば

「こんなことくらい言わなくてもできて当たり前だろ」
「他の奥さんはできるぞ」
「誰が食わしてやっていると思ってるんだ」
「言うことを聞かないなら離婚だ」

などと半ば脅迫のような言葉も怒りの感情から出てきます。
(数年前に芸能人の離婚の時に取り上げられた「モラハラ」もこれに当たります)

それを言われた奥さんは、自分の尊厳を傷つけられた、私の気持ちを理解してくれない、という気持ちが強くなり奥さんもまた怒りになるかガマンするか離婚ということにもなる可能性があります。

「なぜですか?僕は正しいことを妻に教えてあげているだけなんですよ」と思うかもしれませんが、ここがそもそも間違いです。

たしかに「正しい」かもしれませんが、「自分は正しいんだから相手が言うことを聞いて当然」という気持ちから生じる<怒り思考>は、相手を攻撃するばかりでなく自分をも苦しめます。

結局は、関係破綻になってしまうからです。

要求されて「はい、あなたの言うとおりです。気をつけます」という人はまずいないです。

誰もが嫌な気持ちになります。

言うことを聞いていてもそれはあなたが怖いからか、諦めているか(内心は怒りです)のどちらかです。

この場合、熟年離婚になるケースもあります。

「俺を怒らせる相手が悪い」と思っている以上は、関係改善は望めないし状況は変わりません。

自分の感情のコントロールは自分でできます。

感情のコントロールができた上で相手に「こうしてほしい」と伝えると言うことを聞いてくれます。

そんなことを講座でレクチャーしています。

2018年は社内研修の話もすでにいくつか頂いていますが、教室ではとくに夫婦関係改善に力を入れたやっていきたいと思っています。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

夫婦関係を改善するアンガーマネジメント

先日12月18日にシャンソン歌手の伊藤ライムさんのライブに行ってきました!

LIFE TIMEはふだんはジャズの演奏が聞ける素敵なバーです。

実は、伊藤ライムさん(写真左)は高校の同級生なんですが、

同い年でありながら、この美貌と透き通るような美声。

姿を見ているだけでうっとりですが、先日はすっかり歌の世界にひきこまれてしまいました(〃∇〃)

高校在学中から某有名雑誌の読者モデルを勤め、卒業と同時に本格的にモデルデビューされて雑誌やテレビでも活躍。

途中に結婚、出産をはさんで今なお現役で輝き続けています。

3年ほど前から高校の同窓会が復活して会うようになりましたが、全然気取ってない方です。

私はクラスも一緒になったことがないのですが、気さくに声をかけてくれて、誰に対しても気遣いしていて、一流の人はすごいなと思いました。

手相を見せてとお願いしたら見せてくれたのですが、本当に繊細なアーティストさんの手でした。

手の甲や指がすらりと細長く、手の線も薄めで感受性が豊かなことがわかります。

運命線などの縦線はあまりはっきり見えませんでした。

私が「自分の意志を押し通したりする<我>はあまり強くなくて、どちらかと言うとまわりの要求に答えていく方が得意?」と聞くと

「う〜ん、子供のころは<我>もあったように思うけれど今は流れを少しでもプラスにできるように、マイナスを減らすようにしているかな」と答えてくれました。

「健康で幸福な人が増えてくれたらいい」とまずは自分ができることからやっていきたい・・という自分の意志で歌を歌って人を幸せにしているライムさんは本当に素敵です。

ライムさんのようにたくさんの人にではなくても、私たちひとりひとりが家族や友達が喜んでくれることをやっていけば幸せになれますよね(*^^*)

伊藤ライムさんの「歓びの響き!コンサート」が12月24日クリスマス・イブにサントリーホールであります。
お近くの方は、ぜひ彼女の透き通るような美声に癒やされてみてはいかがでしょうか?


ライムちゃん、素敵な歌をありがとう♬
とっても癒されて勇気をもらいました。
また聞かせてくださいね♡








こんにちは。
師走とは本当に早いもので、もう今年も2週間ほどで終わりなんですね。
気づくとブログもしばらくご無沙汰していました(^o^;
いつも読んでくださっている方、ごめんなさいm(_ _)m

さて15年も占いをしていると気がつくことがあります。
占いが当たっている人とそうじゃない人がいるということです。

私が鑑定に2年前から導入した紫微斗数鑑定は、自分自身が持っている運命を表してくれます。
方法は、生年月日と生まれた時間を基に「命盤」を作成します。
昔は手書きでやっていましたが、今では専用パソコンソフトが正確に出してくれます。

そこには西洋占星術と同じように12個の「宮」が導きだされます。
自分自身を表す「命宮」では自分の基本性格がわかります。
たとえばそこに「紫微」や「天府」という王様、お妃様の星が入っていれば、どことなく品格があって人の援助を受けやすいとか「貪狼星」だったら社交的でサービス業に向いているといったことがわかります。
また容姿も会う前に星でわかってしまうこともあります。

さきの「貪狼星」が命宮や遷移宮にある人は、とても色っぽい雰囲気を醸し出しています。
それに対して「太陰星」は知的な雰囲気です。
他の星との兼ね合いもありますが、こんなふうにはっきり容姿がわかる場合もあります。

またそれと同じように自分から見た「親」「兄弟」「子供」「夫」「お金」「仕事」なども詳しく表します。
結婚している方がお見えになって「ご主人はこんな人ですか?」と聞くと「えっなぜわかるんですか?」と驚かれることも度々あります。

紫微斗数は運命論なので、基本的にこの12宮の内容は、変わりません。
ところが「運命周期」を見るとその通りになっていない人が時々います。

運命周期が良いのに実際の運気が悪い人。
運命周期が悪いのに実際の運気が良い人。

たとえば占いで見る現在の仕事運や夫婦運はいいけれど、実際には職場での人間関係が悪く職場にいづらかったり、家に帰ってもご主人が自分に無関心で心の拠り所がないなど・・。

どうしても自分がうまくいっていないと感じる時は「どうして自分ばかりがこんな目に合うんだろう」と考えますよね。
それが長引くと「私って生きている価値があるんだろうか」と考えてしまうこともあると思います。

そこでちょっと考えていただきたのですが・・
うまくいっていない時は、うまくいっていないことを自分以外の誰かや何かのせいにして自分の頭の中で戦っていないでしょうか?

たとえば
「会社の〇〇部長のせいで私がこんな目にあっている」とか
「私がこんなに不幸せなのは夫のせいだ」とか。

たしかに「良い」「悪い」ということはあると思いますが、そのジャッジをする「思考」こそが自分を苦しめて「運気」を悪くしている原因なんですね。

自分が嫌っている相手は、自分のことを好きにはならないですよね。
この相手を悪く思う思考を「怒り思考」と講座の時にお話ししていますが、この怒り思考が自分を苦しめて運気を悪くします。

怒りは誰にでもあります。
あのお釈迦様でさえも怒りはあるんです(びっくりですよね(゚д゚)!

ある時お釈迦様が歩いていたら、すれ違った見知らぬ人に急にほっぺたを殴られたそうです。
さすがのお釈迦様も「お前、なにするんだ!」と怒ったそうです。

ところが次の瞬間
「どうして殴ったんだ?」と穏やかに殴った相手に聞いたそうです。

凡人だったら怒りにふるえて相手を殴り返したり、なんらかの反撃を考えると思いますが、お釈迦様は怒りの感情を手放して、相手のことを理解しようとしたんですね。

頭に来るその瞬間は仕方がないけれど、その後の思考をどうするかが大事だということなんです。
私たちには本来、怒りをコントロールする能力が備わっています。

運がいい人には、怒りなどの感情のコントロールが上手な人が多いように思います。

運気が悪い時は、当然運が悪いことが起こる。
職場で今までと同じようにやっていても上司からの風当たりが強くなったとかご主人が忙しくなって会話が減ったとか・・。

運がいい人の考え方は、
最近、上司からの風当たりが強くなって理不尽なことを言われることが増えた。
確かにいらっと来るけれど、今はこういう時期だからと開き直ったらわりと落ち着いて聞けるようになった。

なぜ上司がそういう言い方をするか考えるようになったら、けっこう上司にも上からのプレッシャーがあったことに気づくことができて、上司に気遣いするようになったらとても自分によくしてくれるようになった・・など。

ご主人も忙しくて家に帰る時間も遅くなることが増えた。
本当に仕事なのか疑わしい時もあったけれど、とにかく少しでも一緒にいられる時間があってありがたいなと思えたらご主人の自分から会話してくれるようになった・・など。

運がいい人
怒り思考(腹がたった相手に対して怒り続ける)がなくて、人を理解しようとする人

運が悪い人
怒り思考ですべてに不満を持っている人
人を理解するより自分が理解されたい(認めてもらいたい)気持ちが強い人

でも運が悪い人も運がよくなります。
私自身も以前は怒り思考が強かったです。

なぜ私ばかりがこんな目に・・とよく思っていました。
今だからこそその思考こそが運気を落としていたということがわかるのですが・・。

まず「怒り続けることをやめる」=「考えない」ことからはじめていただければと思います。

自分の感情を客観的に見ることができるようなヨガや呼吸法もおすすめです。

運気はあくまでも目安にすぎないと私は思っています。

運気が悪くても、考えすぎないこと+相手を理解する力でのりきりましょう。

関連ブログ
紫微斗数鑑定について
自分の感情的反応をコントロールする方法




どうしても自分で決められないことがある・・ひとりで考えてわからなくなってしまった・・人間関係で悩んでどうしたらいいかわかない・・など占いに行きたくなる時があると思います。

占の種類は、大きく分けて3つあります。

・命術・・生年月日、生まれた時間から、その人の生来の性質、傾向、人生の流れなどを占います。 よく知られているところで、四柱推命、西洋占星術、九星気学などがあります。

・卜術・・何かを決断する時に使うことが多く、偶然性を利用して観ます。易、タロット、おみくじなどがあります。

・相術・・目に見える対象の姿形を見て、現在の人への影響や吉・凶を観ます。手相や人相、姓名判断などがそれに当たります。

たとえば、自分の適職を知りたい、企業勤めがいいか独立向きか知りたい・・という場合は、命術が向いています。

人間関係の状態やなにかの決断について、自分にとってどんな影響があるかを知りたいという場合は、卜術が向いています。

現在の運気がいいのか悪いのかおおよその判断は、相術でできます。今の手相はこうだからこういう状態を表しているということがわかり、考えや行動を変えていくことで手相や未来が変わっていくことがあります。

こんなふうに占いたい内容によって、占いの種類も選べるわけですが、卜術の中にこんな占いがあるのを見つけました。

「ジオマンシー」土占い。

アフリカおよび中世とルネサンス期のヨーロッパで流行したようです。

古くは、地面の砂に棒でリズミカルに書いていった点や線の数を数えて、シンボルを出していったそうです。

その後は紙にペンで書いていくやり方が出てきたので誰にでもできるようになりました。

やり方はいたって簡単です。

偶数と奇数を4つ組み合わせた16のシンボルで占います。

1枚の紙に左から右に無心で点を打っていくことを4回繰り返します。

1回目〜4回目までの点の数を数えます。

その点の数が偶数が奇数かでシンボルが決まります。

私は写真のようにさざれ石でやっています。

親指と人差し指で掴むことを4回繰り返します。(1回ごとに石の数を数えていきます)

1回目・・偶数。2回目・・偶数。3回目・・奇数 4回目・・奇数だったので(写真中央)シンボルは、「フォーチュナメジャー」となります。

シンボルは、点の形を見て占うので、この場合は、上2列に重心があるので、増加と獲得を表し、全体運、金運、仕事運、恋愛運、すべてにおいて大吉だそうです。

ちなみにタロットを引いてみたら「まわりの皆と幸せや楽しさを分かち合う」という内容のカードが出てきました。

う〜ん。リンクしてるかも!

まだ当たる確率については検証中です。

使えそうであれば、鑑定の時に取り入れるかもしれません。

世の中にはまだまだ、知らない占いも多そうです。

トルコのコーヒー占いも試してみたいですが・・(^o^)

何百年前から、人間の本質的な悩みは変わってないということですね。


うちの夫、もしかして帰宅恐怖症・・?

そんな心配を抱えている女性がいらっしゃるかもしれません。

働き方改革で、残業が少なくなり定時に家に帰れるはずなのに、なぜかまっすぐ家に帰らずネットカフェや公園で時間をつぶして、家族が寝静まってから帰宅する夫が増えているとTVの特集でもやっていました。

共働きで子育てをしている女性からみれば、朝から夜寝るまで頭も身体もフル回転で頑張っているのに、早く帰宅できるのに帰宅せず何も手伝わない夫に怒り心頭するのは、当然のことと思われます。

「こんなに私は頑張っているのになぜ協力してくれないの!」とはじめは怒っていてもだんだん「私を認めてくれない」「私を否定しているんじゃないか」と悲しみや憎しみさえも生まれてくるのではないかと思います。

また「もう離婚しかない」と思いつめてしまっているかもしれません。

では、本当に夫は妻のやっていることを認めず妻に協力する気がないのでしょうか?

中には「自分の楽しいことだけ」を優先する子供のような男性もいることはいるのですが、ほとんどの男性は、そうではなく妻を手伝いたいと思っています。

はじめは妻を手伝っていたけれど、「やり方が悪い」とか「あなたは家事をほとんどやっていないから楽でいいわよね」と言われ続けて心が折れてしまったとTV のインタビューでも男性が答えていました。

「それくらいで心が折れるなんて私がどれだけ大変かわかってるの!」と思うかもしれませんが、

残念ながら、言わないでもこちらが何をやってほしいか理解して率先して行動できるような<共感力>が備わっている男性は、少ないです。

脳の違いです。

「こうしてくれるのが当たり前」「よそのご主人は言わなくてもこれくらいやってるよ」は「要求」を表す言葉であって、言われる方はやる気をなくしてしまいます。

やる気をなくすだけでなく、やり場のない「怒り」を自分に向ければ鬱にもなり得ますし、場合によっては、ギャンブルやアルコール、不倫に走ってしまう可能性もあります。

まずは、相手に怒りをぶつけるのではなくコミュニケーションをとってみることからはじめていただきたいと思います。

その前にまずは、頑張っている自分を認めてあげてください。

できればご主人に認めてほしいところですが、まずは自分で自分を労ってください。

それから、ご主人と面と向かってコミュニケーションをとるようにするといいと思います。

コミュニケーションは相手に自分の要求を言う、ということではありません。

まず相手を理解しようと思わなければ、相手は本音を語ってくれませんし、コミュニケーションにはなりません。

目的は「なぜご主人が手伝わないのか?」の理由を知って手伝ってほしいことだと思います。

先ほど言ったように本人は手伝う気があるけれど、やり方が悪いと言われて落ち込んでしまった(または怒ってしまった)のかもしれませんし、仕事モードの頭を切り替える時間がどうしても必要なのかもしれません。

理由がわかれば対処ができると思います。

そして「私のことを否定しているわけじゃなく協力する気持ちがあったんだ」とわかるだけでも安心できると思います。

人は、家庭が「自分の居場所」であれば自然に帰りたいと思うものです。

居場所とは自分を理解してくれる人がいる場所です。

人は皆、自分を理解してくれる人が大好きです。

この記事を読んでくださっているあなたも理解者は大好きだと思います。

理解者が欲しければ、まず自分が相手の理解者になってから、「こうしてほしい」をリクエストとして伝えるとうまくいきます。

できれば相手とうまくやっていきたいと思うのはお互い同じだからです。

お互いにとって、家が最高の居場所になるように、相手の理解者になることからはじめていただければと思います。
夫婦や恋人とはじめは価値観がぴったりでラブラブだったのに、だんだんズレが出てきて、もう嫌いになってしまった、離婚してしまったという話をよく聞きます。

私も離婚した経験があり、確かに「価値観」のズレを大きく感じていましたし、そのために離婚したんだと信じていました。

じゃあ「価値観」っていったいなんでしょうか?

ウィキペディアで引いてみると価値観とは、「善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値を判断するときの根底となる ものの見方」とあります。

同じ価値観を抱く人同士では、そうでない人同士に比べて、互いの行動が理解しやすかったり共同作業がしやすく、接近する傾向があるとも書かれています。

確かに同じような価値観だったら理解しやすいし、一緒にいて心地いいですよね。

はじめはそんな心地よさを感じていたのに、最近ではすっかり変わってしまった・・なんてことはありませんか?

たとえば食事の時に、奥さんがご主人の体調を考えて一生懸命手作りしたお食事を出してもご主人が「ありがとう」も言わず、それどころか「今日食べたいものはこれじゃない」なんて文句を言われたら、カチン!ですよね。

当然だと思います。

奥様の頭の中にあったことは
「これだけあなたの体調を気遣って作った食事なんだから、食べたくなかったとしても文句を言わずに食べて<ごちそうさま>くらいは言ってほしい」

「たまには『美味しかったよ』と言ってもらいたい」と思うんじゃないでしょうか。

また美味しいともまずいとも言わず無関心にテレビを見ながら食事をしている夫を見て、呆れてもう諦めしかない、いつまでこのガマンを抱えて生きていけばいいんでしょう?というお悩みも聞くこともあります。

そもそも「価値観」はどのように作られるんでしょうか?

生まれつきでしょうか?

これもウィキペディアを見てみると

親から教えられることもあるし、書物を読むことで吸収することもある。
組織や共同体に属することによって継承されることもある。
また、個人的な体験をきっかけに思索の積み重ねによって独自に新たな価値観が構築されることもある

とあります。

親から教わってきたこと、または遺伝的な要因がけっこう大きいのではないかと実際にお話をお聞きして思うことが多いです。

幼少時、親が忙しくて一人で食事をすることが多かったり、親がとても躾に厳しくて、だまってもくもくと食事をとるしかなかった・・など食事についてあまりいいイメージがない人が多いような気がします。

そんな人が思うことは
「だまって食べているということは美味しいからだ。それをいちいち美味しいと口に出す必要はない」とか

「自分が嫌だと思ったことは食事中でも素直に口に出したい、または口に出して当然」ということかもしれません。

奥様からすると「私の善意が否定された」となって腹がたったり諦めに入ったりという嫌な気持ちになりますが、ご主人は否定したとは思っておらず、自分としては当然の「価値観」を口に出しただけだと思っています。

その人の「価値観」はなかなか変わらないのも事実です。

でも対応を変えることができます。

相手の価値観と自分の価値観を同じにはできないけれど、相手の価値観を理解しようとする、これだけで変わります。

この人は幼少時、親とどんな関わりをしてきたんだろう?
食事を楽しんだり、喜んで会話したり、出かけたりしていたのかな、と想像してみることです。

時には実際に相手に聞いてみるのもいいかもしれません。

こんなふうに「相手を理解しよう」と思うだけで、相手の対応は変わります。
誰でも自分に関心を持って理解しようとしてくれる人は好きだからです。

まずご主人の理解者になってから「私が頑張って作った食事を否定されたのは悲しかった」と伝えると相手にもすんなり伝わります。

恋人や夫婦もつきあいが長くなると「相手に負けたくない」と意地をはってしまいがちです。

対立した時は「自分の価値観は正しいんだから、謝るのは相手」と信じて疑わないのです。

でもそもそも価値観は、自分だけで作ったものでなく親からの影響でどうにもならないことも多いし、自分と完全に一緒という人はいないですよね。
それぞれ違って当たり前です。

だからスレ違いも起こって当然です。

長く一緒に過ごす相手には「自分と違う価値観だけど、どうしてそういう考えになったんだろう?」と想像を巡らせてみるのも効果があります。

もうこの人の尊敬できる部分なんてひとつもありません、離婚すると決めている、ということでしたら話は別ですが・・。

まだそこまでじゃないけれど・・という人にとっては、ガマンをしながら相手と一緒にいるということは心と身体の健康によくありません。

自分を楽にするという意味で、まずは「相手の価値観を知ろうとする」(なぜそういう価値観になったのか?)ことから始めていただければと思います。






今年6月に起きた東名高速の夫婦死亡事故について、昨日もテレビで報道されていました。

容疑者は、ふだんは普通だけど、車を運転すると性格が変わり以前から危険行為をしていた、と知人男性が語っていました。

ふだんは普通だけど、車に乗ると・・ということは車に乗ると心境にどんな変化があるんでしょうか?

専門家の先生方がお話ししていらっしゃいましたが、車とはある意味自分を守ってくれる完璧な空間です。
どこの誰が運転しているかもわからないし、匿名性があるため気が大きくなると説明していました。

そして「自分は運転がうまい」と思っていると他人の運転に対して不満を感じることが多いので、それがかっとする大きな原因だとお話しされていました。

人はなぜ「かっ」「いらっ」となるかというと「自分の思い通りになるない時」に腹がたちます。

自分が運転が上手だと他人もそれができて当たり前、できていないと腹がたちます。

「のろのろ走ってんなよ」
「進路変更するならウインカーをさっさと出せ」

などと思うことは私も若い時にはありましたが、今は「いらいらしても仕方ないし・・」とすぐに切り替えできるので、いらいらし続けることはありません。

年齢のせいもあると思いますが、今ではいらいらし続ける状態がどんなに危険か知っているからです。

自分が運転するといらっとしやすい人はアンガーマネジメント的に注意が必要かもしれません。

ふだんから時間に余裕を持って運転すること。

そしてふだんから怒りやいらいらがあれば、それを自覚して溜めないように工夫をすることも必要かと思います。

車はとても便利な道具なので、走る凶器にならないよう上手に使いこなしたいです。

*アンガーマネジメントとは
https://anger-m.ws/angermanagement.html




先日、東京井の頭通りにあるモスク「東京ジャーミー」に行ってきました。

もともとイスラムのデザインや色合いは好きなのですが、モスクの美しさには感動しました。
トルコなどの外国に行かなくても日本にいながら、モスクを目の当たりにできるなんてありがたいことです。

私は特定の宗教を持ちませんが、イスラム教であれ仏教であれ、人々が祈りを捧げる姿は美しいなと感じます。

誰かの幸福を祈るような「ポジティブな祈り」は、「オキシトシン」などの脳内快感物質が分泌されて、脳を活性化させて体の免疫力も高めることが脳科学でもわかっています。

反対にネガティブな感情、例えば誰かに対する怒りや妬み、恐れなどの感情から相手の不幸せを祈ってしまうと「コルチゾール」というホルモンが分泌され、脳の海馬を萎縮させて記憶力を低下させたり、どんどん不安になってしまうこともわかっています。

相手の幸せを願える状態ならいいのですが、職場や家庭で理不尽な扱いを受けてる時などは、どうしても怒りやイライラなどのネガティブな感情ばかり出てきてしまいます。

そんな時は、どうしたらいいのでしょうか?

そんな時に役に経つのがグーグルやアップルが注目して最近では日本でも話題になっている「マインドフルネス」の考えかたです。

集中力やストレスや疲労の軽減など多くの効用があることが指摘されています。

マインドフルネスとは、「今ここ」に集中することです。

今、起きている感情や思考を例えば自分が怒っている時なら「ああ、自分は今こんなに〇〇に対して腹が立っている」とまずは客観的に観察することです。

怒りの感情も、自分を守るための「防衛感情」なので、あるのは当たり前ですしなくなったら危険を察知することもできず困ってしまいます。

ただここからが大事です。

そこから怒り続けて、怒りを増幅させないこと。

〇〇のこういうところがダメなんだよ。前にもこんなことがあって・・といかに相手がダメかを考え続ける。

はじめは少し腹が立っていただけだったとしても、そこからどんどん妄想が膨らんで、もっともっと怒りが大きくなります。

怒りが続くと相手ではなく自分の体や心を傷つけます。

そうは言っても今までの考え癖を変えるのは簡単ではありませんよね。

なんとあのお釈迦さまでも怒ったことがあるそうです。

道を歩いていたら急に通りすがりの見ず知らずの人に頬をひっぱたかれた。

「なんだこいつは!」と怒るわけです。

ところがお釈迦さまのすごいところは、そのあと「怒りを手放すこと」ができることです。

少し間をおいてから「なぜ急に頬を叩いたんだ?」と落ち着いて聞いたそうです。

なかなかできないことですよね。

反応としての怒りは出るけれど、そのあとは冷静に分析しています。

これを実践しやすくするのがマインドフルネスで、客観的に自分の感情を見れるように瞑想をしたりヨガをしたりという方法をとることが多いようです(慣れてくれば瞑想などしなくてもできるようになるようですが)

アンガーマネジメントでは、怒りの要因を特定して怒り続けることをやめることで怒りをコントロールできると講座で紹介していますが、マインドフルネスも共通する部分がたくさんあり、アンガーマネジメントを実践する上でも良い方法だと思いました。

アンガーマネジメント静岡教室の講座では、脳科学やマインドフルネスの要素も取り入れていますので、自分の思考や感情で解決しないことがあるという方は是非お問い合わせください。無料相談もお受けしています。

アンガーマネジメント無料相談
https://anger-m.ws/freemeeting.html

とある40代の管理職の人の話
「最近の新入社員はこちらが気を使って接してもちょっとしたことがあると嫌になってすぐにやめてしまう・・」

「怒ってはいけない」とか「強い口調で注意しないように」と上から指示されているので、気をつけてそのように接しているのにも関わらず、ちょっとミスしただけで本人が自信をなくしてそのまま会社に来なくなってしまうこともあるようです。

管理職の立場からすると「彼らが何を考えているのかわからない」ということが大きな悩みではないでしょうか。

若い世代とコミュニケーションを取ることがむづかしい理由として彼らに意見を求めても「はい」か「いいえ」の簡単な返事しか返ってこなくて、褒めても叱っても反応が鈍く、どう接していいかわからないことがあると思います。

また動作もゆっくりでマイペースすぎるので、見ているとイライラしてしまう・・ということもあるのではないでしょうか。

「最近の若者は・・」とか「昔はよかった」と言いたくもなるかもしれませんが、こちらから相手を理解しようとしないと関係は改善されないので、少し考えてみたいと思います。

社会慣れしていない若者の共通点として

・挫折や失敗の経験が少ない
今まで親からも叱られたことがなく、さして大きな失敗もしていないので、未経験のことに対して失敗したらどうしようという恐怖や不安がある

・人からどう評価されているかが非常に気になる
否定的な評価をされると自信が低下するため、極端な場合は人との接触を避けることも

・人間関係をリアルに築く経験が少ない
SNSやインターネットの時代に生まれ、人に聞かなくても調べれば大体のことがわかるため人に聞くことが少ない、また携帯では文字のやりとりで会話が完結してしまうことが少なくない
つまり「生」のコミュニケーションが苦手

ということがあるんじゃないでしょうか。

こんなふうに生まれも育ちも受けてきた教育も違うので価値観が違うのは仕方のないことですが、人間はどうしても自分の「べき」が正しいと思いがちです。

「俺の若いころ先輩はもっと厳しかった」「誰も仕事を教えてくれなかったから自分で見て覚えるしかなかった」

だから部下に対して「仕事は、甘えないで苦労して自分で覚えるべき」という「べき」があるかもしれません。

「もっとはっきり返事をするべき」という「べき」もあるかもしれません。

でも「べき」は世代や育ちによって大きく異なります。

自分の「べき」が正しいからと相手に押しつけても反発されるばかりです。

また自分にとっての怒り、いらいらの原因にもなります。

昔は「飲みニケーション」などといって仕事が終わった後に社員同士で
飲みに行って仲良くなるという機会がありましたが、今はそんなことしたら「残業代がつかないなら行きません」と言われそうです。

今と昔の大きな違いは、育ってきた環境の違いも確かにありますが、昔は自分を理解してくれる人もたくさんいたのではないでしょうか?

怒りっぽい上司だけれど、なにくれとなく世話を焼いてくれたり、面倒くさいぐらい家族のことや趣味を聞いてきたり。

面倒くさいなと思いながらも自分に関心を持たれていることに嫌な気持ちはしなかったと思います。

現代には「お節介な人」が減っていると思います。

「とにかく人に迷惑をかけないように」が当然のようになっていて、人と関わることを極力避ける。

そうすることで、よけいに相手のことがわからず、理解できないという悪循環になります。

なんでも根堀葉掘り聞けばいいということではないんですが、仕事の合間などでは、部下がどんなことに興味を持っているのか、またどんなことが得意で苦手か聞いてみるということもいいと思います。

はじめは、なかなか話がはずまないと思いますが、そのうち話してくれるはずです。

そうして「この人は自分にとって安心できる存在だ」とわかると職場が彼らにとってもだんだん居心地よくなってきて、仕事のモチベーションも変わってきます。

「なんだか面倒だ」と思われるかもしれませんが、SNSなどの普及で生のコミュニケーションをとる機会が減っている時代背景もコミュニケーションが苦手な原因としてあります。

調べものが得意で理論では負けない彼らなので、実際に人の中に入りいろんな経験をしていくことで、能力を発揮していける可能性はあります。

部下に好かれる上司になる一歩として「自分のべきをおしつけない」「ちょっとしたお節介」をしていただきたいと思います。







私はストレスに強い方だなと感じる人もいれば、どうも私はストレスに弱い方だなと感じる人もいると思います。
ストレスの原因は「ストレッサー」と呼ばれ、騒音や気温の寒暖などの物理的ストレッサーもありますが、心理的ストレッサー(怒り、不安など)もあります。

私たちは一人では生きられず、社会の中で人と繋がって生きているので、完全にストレッサーの影響を受けないようにするということは、むづかしいと思います。

たとえば、価値観の違う相手と同じ職場でチームを組んで仕事をする場合にも「怒りやいらいら」などのストレスは、起こります。

チームで仕事をしている時、いつも指示を聞かず同じミスをして他の人に迷惑をかける同僚にいらいらしたり・・。

この「怒り、いらいら」のしくみを「脳」の扁桃体と前頭前野で見てみると
すごく嫌なことがあると脳の「扁桃体」という部位が反応します
「扁桃体」は、怒りなどの原始的な反応をするところです。
むかっ、いらっ、か〜といった反応です。

普通だったら、この扁桃体の反射を前頭前野(理性的、理論的なコントロールを行う)がコントロールしてことなきを得るのですが、あまりにも長く怒り続けることでストレスが続いてしまうと扁桃体が暴走し、ストレスホルモンの分泌過剰が止まらなくなるそうです。

<扁桃体が興奮するとどうなるか?>

怒り思考(例:何度同じミスするんだよ、誰でもできる簡単なことだろうが、などと考えること)が続く

扁桃体にストレス(ストレスホルモンコルチゾール)が蓄積

怒りが自分を支配する

前頭前野の抑制機能がきかなくなる

原始的な衝動が続く

不眠や認知症になりやすい
DHEA(若返りホルモン)が減る
コラーゲン生成が阻害される

きゃ〜怖いですね。
不眠や認知症だけでなく、コラーゲン生成が阻害されて老けやすくなるなんて女性には大敵です。

これは真剣に扁桃体を強くすることをしないといけないですね!
ストレスホルモンに負けないように感情のバランスを整えるためにできることはけっこうあるんです。

たとえば
・自分だけの時間をしっかり確保して、好きなことに打ち込む
・規則正しく暮らす
・毎日軽い運動をする
・映画や小説で笑ったり、泣いたりする
・スポーツ観戦などでエキサイトする
(野球、サッカーの試合に行って、野次を飛ばすなど)

ふだん怒りいらいらの感情があってもそれをそのまま相手にぶつけたら・・なんて考えただけでも怖いですね。
出してもいい場所で思いっきり感情を出すこともとっても大事なんですね。

ちなみに私は自分だけの時間は好きなジャズを聞いたり、ピアノを弾いたりしています。
そういえば昨日、楽器博物館でおみやげ用の「ガムラン」を買いました。





小っちゃいながらけっこういい音がするんですね。

以前聞いた話ですが、ガムランからは超高周波音が出ていて(「ハイパーソニック・エフェクト」というんですが)この音を浴びると身体が反応して脳幹や視床、視床下部が活性化してアルファー波が増大して免疫力が上がり、ストレスが減るらしいんです。

ジャワ島では、王様がお昼寝をする時に演奏されていたそうですから、特級の癒やしだったんでしょうね。

秋に聞こえる「鈴虫」の音色からもこの超高周波が出ているそうです。
残念ながらCDでは無理で、あくまでも生音がいいそうなんですが・・。

ぜひご自分にあったストレス対策をしてストレスに強くなってくださいね。




「初心者のためのウエイトライダー版タロット講座」をご要望をいただいたため、急遽10月からスタートすることになりました。


〜自分の思考と感情の整理のためのタロット講座〜

神秘的な絵柄のタロットカードは、とても魅力的で古来より私たちを引きつけてやみません。

講座では、タロットカードの絵柄の解釈も大事ですが、実際に占った時にわかりやすいキーワードをお教えします。
カードはあるけれど意味がわからない、覚えようと思ったけれど挫折してしまった・・という方は是非ご参加ください。

タロットカードは自分が迷った時、不安な時に1枚引くだけで思考や感情の整理をしてくれます。
少し客観的に自分や相手のことが見ることができるだけで、心に余裕が出てきます。
是非ご自分のためにタロットカードを役立てていただければと思います。

*完全に初心者向けの講座になりますので、すでにお仕事でタロットリーディングをされている方、既に知識がある方は申し訳ありませんがご遠慮ください。
(基本的に1枚リーディングで、スプレッドはやりません)

<内容>
大アルカナ(0愚者〜21世界までの22枚)のカードのストーリーのポイント、キーワード、恋愛や仕事でそれぞれのカードが出た時の解釈例

小アルカナ(ワンド、カップ、ソード、ペンタクル合計56枚)のカードのストーリーのポイント、キーワード、恋愛や仕事でそれぞれのカードが出た時の解釈

講座は、一方的なレクチャーだけでなく参加された皆さんに「カードのストーリー」を作っていただいたりしてカードに親しんでいただく時間もございます。

<日程>
①10/28,②11/25,③12/23,④1/27,⑤2/24⑥3/24(全6回)
(基本的に欠席された場合の補習はなしですが、こちらの日程に合わせていただける場合には対応が可能な場合もございます*応相談

<時間>
13時〜15時

<受講料>
グループレッスンで、1回の受講料は2時間3500円。受講料は1回ごとのお支払いです。

<持ち物>
使用するカードはウエイトライダー版タロットですが、すでにライダー版をお持ちの方は、ご自分のタロットカードをお持ちください。
お持ちでない場合はご相談ください。

少人数制のレッスンのため残席は3名となっております。
ご希望の方はお早めにご連絡お待ちしています。

タロットリーダー
興津寛枝

メールアドレス
msm@admac.jp

電話
アンガーマネジメント静岡教室
054-291-6070
あなたが決まった時間までにやらなければならない仕事を必死でやっている時に上司から「これ頼むよ」なんて簡単に言われたら腹がたちますよね。

「今私(俺)がやっていることを見れば忙しいことくらいわかるだろーが」と心の中で思うと思います。

そんな上司に限って忙しい中、頼まれた仕事を必死で仕上げても「あーできたのか」とか「ここは間違っているんじゃないのか、次回は慎重にやるように」なんて言われ、感謝の言葉もないことに二度いらっとしたり。

「あ〜もうガマンの限界だ、いつやめるって言ってやろうか」という考えが頭の中をぐるぐるよぎるかもしれません。

よほど労働条件が過酷だったり、仕事の内容に嫌気がさしているならともかく「あの上司さえいなければ」だけが理由だったら「辞める」選択は得策じゃないですよね。

じゃあやっぱり「ガマンするしかないのか」と思われるかもしれません。

アンガーマネジメントでは「6秒ルール」といって相手に嫌なことをされたり言われたりしてもとりあえず6秒は言い返したりせずやりすごすというメソッドがあります。

売り言葉に買い言葉で瞬時に相手に反応した場合に取り返しのつかない事態になることを避けて、怒りがマックスになる6秒をやりすごすという意味です。

さてその後です。

やっぱり思い出すと腹の虫は収まらず、また上司に同じことをされた時に「また同じことしやがって」と怒りがもっと大きくなってしまうと思います。

そんな時にこんなことをしてほしいんです。

①いらっときた時間を確認(◯時◯分)(いらいらから意識をそらす目的です)
②ちょっと深呼吸してから「自分は上司に対してどんな要求をしていたか?」と振り返ってほしいんです。
ちょっと自分の「思考」を客観的に観察するような感じです。

表面的には「こんなくそ忙しい時に仕事を頼むなよ」だと思いますが、もう少し深く探ってみると「他に最優先にしなければならない仕事があるから」という責任感かもしれないし、「忙しい時に無理して引き受けてミスをしたくない」という責任感や相手に対する善意かもしれません。
それがなくて「どうでもいいや」なら相手に対して腹もたたないんですよね。

そして③相手の状況、性格、考えを理解しようとすること、これがとっても大事です。
とくに「性格」ですが、上司といえども人間ですから「欠点」はあります。
上司なんだから「できて当たり前」と思うことでもできないこともあるんです。
それを相手の性格の「ハンデ」と呼ぶことにします。
身体のハンデキャップと同じようにその性格をもたされて、本人も苦労しているところです。

たとえば
・気が短くて怒りっぽい
・すぐ感情的になってしまう
・決めつけが激しい
・プライドが高く間違っていても認めない
などです。

これのために職場での評価、少なくとも部下であるあなたの評価は下がってしまっています。

性格も体格と同じで私たちにとっての「持ち物」なので、本当は恵まれたいい性格や体格を持ちたいところですが、性格も体格も自分で選ぶことができません。
また変えることも不可能です。
「もし上司の性格をあなたが持たされたらどうか?」と聞かれたら「NO!」と答えるんじゃないでしょうか?
「あんな性格を持たされたら自分はやっていけない」と思うかもしれません。

そんなハンデキャップを抱えながらも上司として仕事をしているんだからある意味すごいな〜と思ってください。

アンガーマネジメントは認知行動療法でもあり、考え方を変えて自分を楽にすることが目的です。どちらが正しい、間違っているを決めることではありません。

「明らかに相手が間違っているのになぜ自分が相手を理解しようと努力しなきゃいけないのか?結局上司に屈するしかないのか」と疑問が出るかもしれませんが、アンガーマネジメントの目的は「自分が正しいことを証明して相手に勝つ」ことではなく「自分を楽にする」ことなんです。

20代〜30代くらいまでは体力もありますし元気ですから、相手を言い負かしたり、勝ったりしたいのが普通だと思うので、なかなかこの考えには納得できないかもしれませんが、アンガーマネジメントができると相手の対応が変わってくるんです。(性格は変わりませんが対応は変わります)

こちらを理解しようとしてくれたり、優しくなったりしていい関係に変わります。

相手によっては、本音を言ってぶつかってはじめて相手のことを理解できる場合があるので、必ずしも本音を言ってはいけない、相手に対して怒ってはいけないと一概には言い切れませんが、あくまでも相手によると思います。

今まで私をいらいらさせるのは、相手のせいだと思っていたかもしれませんが、実は自分で管理ができます。

相手を変える(性格や考え方を変える)のはまずむづかしいですが、できることからやっていただいて、居心地のいい職場に変えていただければと思います。
占いカウンセリングをしていると人間関係についてのお悩みをお聞きすることは非常に多いのですが、とくにご夫婦のお悩み、カップルでのお悩みは切実です。

私のところにいらしてくださるお客様は20代の方よりも40歳〜60代の方が圧倒的に多いです。

大人の分別も常識もあり、穏やかに生活していらっしゃるご様子の方が「実は・・」とお話を切り出されて驚くことがあります。

「主人が浮気していることがわかってしまいました。私は離婚したくないのですがどうしたらいいんでしょうか?」

ご主人の浮気・・女性だったら誰しもショックを受けると思います。

今まで信じてきた人に裏切られた・・自分という存在は夫にとっていったい何だったのか?

まるで人格否定されたような気持ちになりご主人を責めたり自分を責める方もいらっしゃると思います。

でも離婚したくない、できれば浮気をやめさせたいと考えていらっしゃるのだったら

自分のショックや悔しい気持ちをぶちまけるのはNGです。

浮気そのものは良いことではない、ということは誰もが知っています。

だから浮気を堂々とする人は少ないわけですが、だからといって「あなた浮気してるでしょ!」と詰め寄ったところで否定されることは間違いありません。

それどころか隠れて密会を続けられたり、余計に燃え上がってしまったら元も子もありません。

分別のある大人世代は、そういう行動をおこす人は少ないと思いますが、夫に悔しい、辛い気持ちを言えずガマンして自分を責めてしまう人が少なくありません。

ご主人が家にいて優しい笑顔を見せてくれたり楽しい会話で気持ちが和んでいる時はいいけれど、外出する時「彼女のところへ行くんじゃないか?」と不安に思ったりいらいらしたり。

どうしたら浮気をやめてくれるかの答えをひとことで言うのであればあなたが「ご主人の一番の理解者になること」です。

「主人が悪いのだから行動を改めるべきは相手でしょ!」と思われるかもしれませんが、そもそも浮気したのはご主人が「妻よりも自分を理解してくれる人が現れた」と感じたことが理由で始まることがほとんどだからです(もちろん他にも理由はありますが)

妻が自分を理解してくれていないと感じている
たとえば
・自分のやっていることに関心がない
・顔を見れば文句ばかり言う
などです。

妻側にも言い分はもちろんあります。

・話を聞いてくれない
・相談しても親身になってくれない
などです。

これはお互いに相手に何かを求める状態になっています。
「要求しあう関係」ですが、これを「理解しあう関係」に変えていってほしいんです。

まずはいったん自分が相手に求めることをやめて・相手が今どんなことに関心を持っているのか?・相手が何に苦しんでいるのか?・相手の本心は?・相手の性格のギフト ・相手の性格のハンデなどを知ることをはじめていただきたいです。

とくに相手の性格のハンデとは、本人も「持たされて損をしている性格」ということになります(わかりやすく欠点とします)

「情に流されやすい」
「プライドが高くてふだん自分の弱みを見せられない」
「感情表現が下手」
などです。

とくに奥様など親しい人の前ではそういう欠点が出がちです。

だから奥さんに嫌われてしまうわけなんですが・・。

そんなところに自分の気分をよくしてくれる異性が出てくれば、そちらに走るのも自然なことかもしれません。
もちろん理性で止められるのならいいですが・・。

誰もが自分の欠点はなんとなくわかっています。
でもそれは自分でもどうにもならないので言われたくないし、できれば認めてもらいたいのが人情だと思います。

「君にはこういう欠点もあるけれど、そこも可愛い」なんて言われたら嬉しいですよね。

そう言ってくれる人の言うことならなんでも聞きたいと思うと思います。

誰もが自分の欠点も嫌わずに理解してくれる人が好きです。

浮気相手が本当に欠点も理解しているかどうかは疑問ですが、現時点では奥さんよりも自分のことを理解してくれていると感じているので、居心地がとってもいいわけです(心の居場所になっている)

じゃあどうしたらいいか?といえば、今までずっと一緒に生きてきた奥さんが自分にとっての一番の理解者だと気づけば浮気はやめて帰ってきます。

「それは夫が浮気している間ずっと私がガマンしなければいけないということですか?」と思われるかもしれません。
ガマンではないんです。

ガマンは、相手に「こうしてほしい」と思う気持ちがあってそれが思い通りにならないために起きるイライラ怒りです。

ガマンは相手に求める気持ちから出ます。
求める気持ちそのものは誰にでもあるし、決して悪いことではありません。
でも、この緊急事態を解決するために、一旦横に置いておいてもらいたいんです。

どうしてこうなったのか相手の考え、行動を理解してみよう・・と頭を切り替えるだけでガマンはかなり減ります。

ガマンは身体に悪く、いい結果を出しません。

それから、自分を責める必要もありません。
これは問題が解決しないどころか悪くなってしまう可能性もあります。

今まで書いてきたことはメンタルトレーニング(自分の苦しい思考から解放されて楽になる方法)ですが、現実的な対処はどうすればいいか?というと

ひとこと「様子がおかしいけれど好きな人でもいるの?」と聞いて後は言及せず様子を見ることをおすすめします。

「気持ちが離れているみたいで悲しい」ということは伝えてもいいと思いますが、その言葉に内に秘めた怒りやいらいらが乗っかってしまっていると相手も素直になれません。

大事なのは「言い方」ではなく相手にとって自分は理解者かどうかということです。

たまに「家のだんなにはいつも彼女がいるけれど、別にそれで問題ないですよ」という女性もいらっしゃいます。

「私のことは一番に大事にしてくれるけれど、弱っている女性がいるとどうしても助けたくなるみたい、主人の性分ですね。 だから主人も隠さず私に話してくれるんです。だから今から女性のところへいくよと夫が言うと私こう言うんですよ『行ってらっしゃい、病気だけはもらわないように注意してねって(笑)』

あっぱれ!ですよね。
ここまで行ければ悩まずすみますが、なかなか出来ないと思います。

でもご主人の性格のギフト(長所)もハンデ(欠点)もよく知って理解しているからできるんだと思います。

相手の性格がわかっていると予測できるし、自分も落ち込まずにすむんですよね。

まず自分を楽にするために「相手を理解しよう」に頭を切り替えてください。

それはなんでもかんでも相手のやっていることを認めて許すということは違います。

少し客観的に自分と相手のことを観察するような感じです。

自分を楽にすると相手の態度も変わってきます。

自分の感情のコントロール(とくに怒りやもやもや嫌な気持ちについて)についての無料相談をやっています

https://anger-m.ws/freemeeting.html

もう一度夫婦ラブラブになれるようお祈りしています。








先日、以前にアンガーマネジメント講座を受講してくださった方から嬉しい感想をいただきました。

「私、最近いらいらすることがほとんどなくなったんです。アンガーマネジメント講座を受けてから2年くらいたちますが、やっといらいらがコントロールできるようになっておだやかにいられるようになったんです。 私はもうすぐ60歳になるけれど、若かった時より今の自分が一番好き!」

そういうAさんの表情はいきいき輝いていました。

Aさんがアンガーマネジメント講座を受講するきっかけになったのは、職場での人間関係になんとなく疲れていたころ。

後輩がなかなか指示通りに動いてくれないことで、責任者である彼女が注意されたり、そのことでいらいらするという理由で悩んでいました。

後輩の性格は・・というと悪い人ではないけれど、どうもコミュニケーションをとることが苦手らしいということでした。

たとえば書類の作成も自分のやり方がいいと思えば、誰がなんと言おうと突っ走ってしまう。

それでミスをしてもいっこうに直す気配はなし。

しかも毎日のように遅刻して、注意をされても平然としているといった状況。

Aさんも言い方を変えながらなんとか後輩が理解してくれるように努力したけれど焼け石に水。

「彼女(後輩)のやり方が正しいんだったら私が会社をやめるべきなのかな・・」とまで考えていたそうです。

そんな時にアンガーマネジメント講座を受講してくださいました。

アンガーマネジメントの目的は「自分を楽にすること」です。

自分と対立している相手のどちらが正しいか間違っているかを決めることが目的ではありません。

自分を楽にする(自分の苦しい思考から解放される)方法を学んでいきます。

その方法はこの3つです。

1 自分から相手にしていた<要求>を自覚する
2    相手に対する<理解不足>を自覚する
3    怒り思考をやめる(自分は正しい 相手は間違っているということを考え続けない)

みなさんこの方法については、「理解できた」と言ってくださるんですが、実践がむづかしいとおっしゃいます。

とくに3の「怒り思考」

どう考えてもこれは相手が悪いことなのに、なぜ自分が相手に対する要求をやめたり理解しなきゃならないの!?

そう思って当然です。
だって本当に正しいのはあなたですから(という場合がほとんどです)
ただ「正しい」は相手がそれを認めないかぎりずっといらいら(苦しみ)の原因になります。

Aさんも講座ではやったけれど「考えないなんて無理、むづかしい。講座を受講したけれど自分にはできないのかな」と思っていたそうです。

その頃は家族のことでもトラブルを抱えていて心身ともに余裕がなかったこともあると思います。

ところが家族のトラブルも解決して少し心に余裕ができたころから、「考えないこと」ができるようになったと言ってました。

「講座で先生言ってましたよね。悩みは1つだから深くそれについて考え続ける。でもたくさんあれば考えているヒマがないんですよね〜。ある時から確かにそうかなと思うようになりました。 それからなんとなく楽になったんです。」

楽になったと同時に後輩についても「どうして彼女がそういう行動をするのか」理解しようという気持ちに変わったそうです。

そうしたら不思議と後輩から話しかけてくるようになったり遅刻もなくなって時間どおりに来るようになったそうなんです。

「自分の心に余裕ができると相手も変わるんですかね、相手があんなに変わるなんて驚きました。  いらいらしないで人に優しくできている今の自分が本当に好きです」

本当によかったとそれを聞いて私も嬉しくなりました。

アンガーマネジメントを受講してくださってすぐに結果が出る人もいれば、少し時間がかかる人もいます。

でも怒りのメカニズムと自分の苦しさから抜け出す方法さえはっきりわかっていれば、多少時間はかかれどちゃんとアンガーマネジメントができて自分のことを好きになります。

とくに40代以降は、仕事でも責任のある立場について重責を感じていたり、結婚生活でも子供がある程度成長して自分たちの今後について考えたりする時期で悩みも深くなると思います。

そんな世代の方にこれからの人生を幸せに生きて頂けるヒントとして「アンガーマネジメント」をお役にたてていただければと思っています。


アンガー=怒り
マネジメント=コントロール、管理すること

ですが、アンガーマネジメントは自分に必要ない・・と思っている方もきっとたくさんいらっしゃると思います。

いらいらしたり、相手に面と向かって怒ることなんてまったくないと思っている場合です。
以前の私もそうでした。

ところがなにかちょっとしたことをきっかけに爆発して激昂したりさけんだりするのは、やはり「アンガー」がある証拠なんですよね。

でも私たちは幼い頃より「怒ってはいけない」「怒ることはみっともない」と教えられていたり、またはなんとなくそう思っていたり、また大人になればなったで「怒ることはしっかりした大人の女性(男性)としてふさわしくない」なんて思ってつい引っ込めてガマンしちゃうんですよね。

誰かに何かされたり言われた時に、本当は「嫌だな」とか「もやもやした気分」が出るのですが、瞬時にそれを忘れようと引っ込めます。
それはもうすごい速さで。
だから自分が「怒っている」とか「嫌な気分になった」いう自覚はないんです。

実はこれは「脳」が自分を守るために反射的にしていることです。

その時に自分に言い聞かせているのは、「どうせ相手に言ったところで理解されないから言わないでおこう」とか「私が黙っていればいい」など。
その方が楽だからなんですが・・。

ところが、なにかのきっかけに爆発してガマンしてきたことを言ってしまうんですよね。
それによって相手がびっくりしたり相手から嫌われたり。
そのことで自分が自己嫌悪になったり。

ある30代のご夫婦がいます。
共働きで子供一人。

仕事から保育園により子供を引き取って帰ってきてすぐさま食事を作るのは奥さんのしごと。
子供が生まれた時には「忙しい時や疲れた時は家事を手伝う」という約束をご主人としたのに、ご主人も帰ってきて家にいるのにもかかわらず手伝うどころかゲームをやって奥さんのやっていることにおかまいなし。

「約束が違う、なぜ私ばかりしんどい思いをしなきゃいけないの」と思っていらいらしますが、「家事が疲れてできないようならできれば仕事はやめてもらいたい」と以前から言われているので強くは家事を頼めません。

「この人は子供だからしょうがない」と怒りたい気持ちを飲み込みます。

でもある日奥さんが仕事でミスをして上司から注意されて帰ってきた時にご主人がゲームをやってごろごろしている時に怒り、いらいらが爆発します。

「なんで私ばかり、こんなことをしなきゃいけないの!子供なんか産まなきゃよかった、結婚なんて損ばかり。もう嫌」
と大声で喚いて泣き出してしまいました。

子供もご主人もキョトン。

そんなに切羽詰まっていたなんてご主人は気がついていなかったからです。

怒りを爆発させることで相手が気付いてくれることもあるので、こういったケースが悪いとも言えませんが、できたらそんなに激昂してしまう前に自分が相手に対してどんな要求をしているのか客観的に知ってもらいたいんです。

いらっときたら私にはこんな要求がある
たとえば

「だんなさんに手伝ってもらいたい」
「たまには自分から自主的に手伝ってもらいたい」
「ありがとうと言ってほしい」など。

一度要求があることを認めてそれをオーダーとして相手に上手に伝えられるといいんですが、とりあえずは①自分のいらっとした気持ち②自分の中にある要求
に気づいていただきたいです。

まだアンガーマネジメントの半分ですが、だいぶこれで怒りやいらいらはクールダウンします。

ガマンしている人の多くは相手を思いやる善意や責任感から怒りを抑えることが多いんです。

嫌な気分になる自分を責めないで、まず認めてほしいのです。

それをしない限り、いつもと同じ繰り返しになってしまうからです。

そういえば先日こんな話を聞きました。

民族の違いもあるでしょうが、台湾で仕事をしていたこともある私の夫は、ある日職場で激しい罵り合いをしていた女性職員二人の様子を見て驚いたそうです。

「あんない酷い罵り合いをしたらもう明日は二人とも職場にこないんだろうな」と思うほどだったそうです。

ところが翌日二人は何事もなかったように出社して普通に会話していたそうです。

それを見て二度びっくりしたそうですが。

台湾には「あんたの口なんだからあんたの自由に使えばいいよ」というようなことわざがあるそうです!

お国違えば・・びっくりですね(゚д゚)!

同じように・・とまではいかなくても「ケンカしたらもう終わり」「怒ったら終わり」という緊張感から「怒る時があってもいい」と少しおおらかに構えられるといいですよね。

もちろん相手にもよるんですが。

ふだんおだやかで冷静なのに怒ると激昂して止まらなくなってしまうのは、ふだん自分の嫌な感情に蓋をしてしまう、そして自分が相手にどうしてほしいのか理解できていないことが理由です。

まずは怒る感情そのものは、悪くないので「怒りの感情を認める」ことからはじめてみませんか。
気づくことができたら解決の始まりです。





すっかり朝晩涼しくなりましたね〜。
秋らしくなってほっとしたけれど、日中はまだまだ暑くて身体が大変だったり・・。

7月、8月は鑑定やアンガーマネジメント講座で忙しくほとんどブログが手付かずでした。
仕事が忙しかったのはありがたいことですが・・。

そういえば先日、こんな手相を見せていただきました。
ある男性の手です。

生命線の上部をわりとはっきりした濃さの平均的な長さの線が横切っているという珍しい線です。
この横切る線の意味を調べていくうちに「とても優しい人を表す」または「相手のことを思いすぎての心配性」だということがわかってきたので、ご本人に聞いてみました。

「たしかにこの線があった時期は人のことでとてもつらい思いをしたんです」ということでした。

詳しくは聞きませんでしたが、一種の「障害線」なので、通常の生活を送れないような体調や精神面での変化があったと思われます。

ところが絵には書きませんでしたが、実はこの線と線の間に生命線から薬指方向に向かって伸びる「開運線」が一本ありました。

つらい思いが多かったこの時期の唯一嬉しかった出来事を表していると思われましたので、そのことを伝えると「そうです、この苦しかった時期に結婚できて支えてくれる人ができたことが本当に自分の救いになったんです、今でも妻には感謝しています」とおっしゃっていました。

でもこの男性の手の形を見ると「地」の形でしたので、おそらく感情表現はぶっきらぼう。

いいことも悪いこともストレートに表現できるまっすぐな人ですが、ロマンチックな表現は少々苦手。

そういえばこの方の奥様は「家では自分が何を考えているのかまったく話さないんですよ。私の話も聞いているんだかどうだか」と以前いらした時に言ってらっしゃいました。

でも表現こそ苦手で伝わりにくくても「手」にははっきり出るんですよね。
今度奥様にお会いしたら、この手相の意味をお話ししようと思いました。

手は脳の情報を表しますが、本当に興味深いです。
こんにちは。
私はふだん手相やタロット、紫微斗数などを使ってその方の運勢を占うことをさせていただいています。

仕事として占いを始めてからそろそろ15年がたとうとしています(長いような短いような・・)

はじめは、占いの館で占いをさせて頂いたりイベント出展させていただいていましたが、今では自身の専用カウンセリングルームにて鑑定させていただいています。

そして運勢を占うことと並行して「アンガーマネジメント教室」も定期的に開催しています。

「アンガーマネジメント」とは「アンガー」=「怒りやいらいら」を「マネジメント」=「管理する、コントロールする」ということですが、「なぜ占いの先生がアンガーマネジメントを教えているのかな?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

占いではもちろんその方の基本性格や運命周期、適職、健康、引っ越しの際の方位や金運などひととおりのことを占わせていただいていますが、なかでも私は「人間関係の改善」を得意としています。

気持ちを知りたい相手の性格とご本人の性格を占いで分析した後にタロットを引いて関係性を占っています。

仲がこじれている配偶者や家族との関係性を観てみると相手の気持ちはさほど悪くない、それどころか相談者の方に好意を持っている・・ということがほとんどです。

タロットカードをお見せしながらそれを解説していくのですが

「本当ですかね〜?」

「だって相手は私に対してひどい物の言い方をしたんですよ。私の人格を否定したんだから許せないです」

と怒りが続いている様子です。

どうにか怒りやいらいらの原因が自分にあるかを知っていただきたくて具体的な方法やツールを探していました。

そんな時に「アンガーマネジメント」に出会いました。

アンガーマネジメントでは「怒り」は、相手が自分の理想どおりにならない時に生じると言っています。

すでに静岡教室では「パーミストリー講座」を2013年から開催してきておりコミュニケーションをよくする方法を伝授してきましたが、「アンガーマネジメント」に特化することで更にわかりやすくなりました。

私たちの怒りの原因は相手の言葉や態度にあるように思われがちですが(実際にそれもありますが)もっと深い理由は、実は自分にあるんですね。

自分の理想どおりに相手がならなかった時わたしたちは「いらっ」ときます(がまんしていても同じことです)

占いの今の運命周期が悪くないのになぜかうまくいっていないとしたら、人間関係がうまくいっていない可能性が高いです。

これは、本人の考え方が大きいです。

仕事や恋愛に対してうまくいかないことがあると自分に原因があるというよりまず相手を責める。

脳は自分を守るために働くので言ってみれば当たり前のことですが、これをやり続けていると運勢はさがり続けてしまいます。

人間関係がうまくいかなければ、まわりの人の協力も得られなくなり仕事運も下がります。

そして金運や健康運にも影響を及ぼします。

そういう私も以前はだめだめ体質でした。

自分にもまわりにも不満だらけで、近い家族との人間関係もうまくいっていませんでした。

良くなりだしたのはここ数年で自分の感情のコントロールができるようになってからです。

怒りやいらいらなどの不満を人のせいにしなくなるとなにより自分が楽にいれますし、やるべきこと(たとえば仕事など)に集中できるんですよね。

そして支えてくれる周りの人にも感謝できるようになります。

そこから金運や健康運も上がってきます。

ですので、なぜ占いとアンガーマネジメントを並行してやっているのかというと人間関係の根本的な改善をして確実に運勢を上げたいからなんですね。

今まで占いに来てくださっていたお客様が、アンガーマネジメント講座をきっかけにゆっくりですが変化していって、穏やかな笑顔で幸せそうな様子を見ることがとても嬉しいです。

アンガーマネジメントは運気を確実にあげます。

感情のコントロールで苦労している方にはおすすめします(*^^*)











あっという間に7月・・・。

今年ももう後半に入ってきましたね。

とにかく7月に入ったら急に熱くなってぐったりしてしまいます(T_T)

しゃきっとしなければ( ・`д・´)

怒り、いらいらの感情のコントロールの方法を学ぶ「アンガーマネジメント講座」も最近になり毎週のように開催させていただいてありがたいです。

だんだん世の中でのアンガーマネジメントへの興味、関心が高まっているんですね。

アンガーマネジメント講座の終わりに参加者の方の手を見せていただくとその人の感情表現や考え方がわかります。

どんなことで怒りやすいのか?嫌な気分になるのか?など大まかなことがわかるので見せていただいています。

先週の講座では、1つのグループの中で3名くらいが「マスカケ線」だったということがありました(゚д゚)!

「マスカケ線」とは感情線と頭脳線が一本になったいわゆる手相の線が「て」のような形に見える手相です。

あの徳川家康公にもあると言われることから「天下取りの手相」や「百握り」といって大変な吉相として知られています。

厳密に言えば「吉相」になるためには、マスカケ線だけでなく「運命線」や「太陽線」「水星線」などの線も揃っているといいと言われていますが。

話を戻しますとさきの3名の方ですが、「天下をとったのか?」「ものすごい成功をしたのか」というと普通に堅実にお勤めをされている方々です。

それどころか家庭の都合などで何度か転職をしてきた、という方や人生の途中で大きな転機があり苦労の連続だった・・という方もいらっしゃいました。

中には大きく環境は変わっていないという方もいらっしゃいましたが・・。

そんなマスカケ線の手相を持ってい方々を人を客観的に見てみると外見の印象は「飄々としていて物事に動じない」という感じに見えます。

あまり細かいことを気にしない、というんでしょうか。

とくに人の好き、嫌いがあまりなく「人は人、自分は自分」をいうように考えているような印象を受けます。

だからといって人に無関心なわけではなく、性格や考えは違っても一緒にいるんだからそれでいいじゃないか、というような「捉え方」が大きいような気がします。

ただ自分の知り合いが会社などで不当な扱いを受けたとか、理不尽な扱いを受けた時はかなり怒ります。

自分がされたことより他人がされたことについて怒ったり憤りを感じることが多いように思います。

正義感が強いということですね。

とくに対個人というより会社や社会全体に対してなどです。

自分が世の中に対して何ができるかをふだんから考えている・・などスケールが大きい人も多いです。

かなり個性的だと思いますが、マスカケ線の手相を持っている本人は「自分が基本」だと思っていますからとくに自分のことを個性的だとは思っていません。

飄々としてつかみどころがないけれどなんだか憎めないという人が多いと思います。

今度そんな方がいたら手を見せてもらってください。

マスカケ線の手相かもしれません。

ちなみに有名人、著名人でマスカケ線の手相を持った人は、小泉純一郎元総理大臣、石原慎太郎元東京都知事、明石家さんまさん、福山雅治さん、イチロー選手、芦田愛菜ちゃんなど、個性あふれる面々ですね。

はっきり「て」のように見えるマスカケ線をもっているのは圧倒的に男性の方が多いような気がします。

ぜひ身近で、この人は「なんとなく他の人と違って個性的」という人がいたら手を見せてもらってください。

その人の手は、マスカケ線かもしれません(*^^*)





2013年からパーミストリー講座をやっています。

パーミストリー=手相学の意味ですが、当教室でやっている手相はちょっと違います。

何が違うかというと・・

「手相に運命は表れません」

と最初に言ってしまいます(゚д゚)!

では手相で何がわかるの?というと

「手相を持つ本人の主観と第六感」がわかります。

たとえば他人から見て「大変なこと」でも本人にとってそうではないと手に表れないんです。

死にかかったほどの大病をした人でも本人が「大変なこと」と思わないと手に表れません。

離婚や配偶者との死別もしかりです。

過去に手相を見せてもらった人で、配偶者が亡くなった年に「向上線」が出ている女性がいました。

向上線は、勉強や何かを頑張って良い結果を得るという「開運」の意味を表す線です。

この方がご主人が亡くなった時期に「開運の線」がなぜ出ていたかというと・・

「主人が亡くなって悲しかったしこれからどうして生きていこうかと不安にも思いましたが、子供も小さかったのでとにかく仕事を頑張ろうと思って一大奮起して起業したんです。
それまで専業主婦で仕事を休んでいたから、私にとっては大変な転機だったんです。
でもそのおかげで今は仕事で皆さんに必要とされてとっても充実しているんです」

ということでした。

ご主人が亡くなったことはもちろん悲しい出来事でしたが、それ以上にご本人の中ではそのことをきっかけに自分で一大奮起して大きな決断をしたことの方が大きかったんですよね。

また喜ばしい出来事についても手相に出ていないことがあります。

結婚をした人に表れる開運線ですが、結婚しているにもかかわらず手に表れていない人がたまにいらっしゃいます。

それは
昔から幼馴染で一緒にいた人と結婚した。
はじめから家族みたいな気持ちで、あまり異性と意識しない人と結婚した。

という場合などです。

結婚は人生における「大きな決断」だと思いますが、もともと家族のように一緒にいて特別「大きな決断」というふうに本人がとらえていないと手相に表れないんです。

つまり本人の主観とこれから起きることについては「第六感」といえると思います。

ですから本人の考えが修正されたり、行動が変われば手相も変わっていくんですよね。

パーミストリー講座に参加してくださっている方たちの手相がみるみる変わっていくのを目の当たりに見させていただいています。

自分の持ち物(性格や思考のクセ)を自分で管理できれば運勢はどんどん変わっていきます。

手相は見てもらうより自分で見れるようになると人生が変わっていきますよ(*^^*)

自分の持ち物(性格や思考のクセ)や相手の持ち物を理解するための手相講座
アンガーマネジメントステップアップ講座<理解辺>(旧:パーミストリー講座)
次回開催は
6月25日(日)
12時30分〜16時30分

受講料
15000円(教科書つき)

場所
アンガーマネジメント静岡教室
静岡市駿河区中島1185-1

*申し込みは専用予約フォームからお願いいたします。
電話
054-291-6070
でも承ります。

この講座をきっかけに、これからの皆さんの人生をより充実させていただければと思います。
ご参加お待ちしています(*^^*)





今年初の「ささや」さんでかき氷を頂いてきました。

ささやさんは、静岡県牧の原市にある季節限定6月〜9月の土
日のみ営業をしている知る人ぞ知るすごいかき氷やさんです。

私のブログを見てくださる方が夏になると増えるのは「ささや」さんのおかげでしょうか(笑)

ささやさん自身のブログはなく口コミだけでいつもお客さんが満員なのが凄いですよね(゚д゚)!
早いと昼ころには全て売り切れてしまうとか・・。
手作りのシロップですから「仕込み」は大変だと思います。

昨日オープンしたばかりでまだ夏本番前の6月ですが、今日の10時オープン時には、すでに満席でした(゚д゚)!

カウンターに座ったので、かき氷を作っている様子も見えました(^o^)
山盛りの氷・・!! シロップなしでもきっと美味しいかも・・。


お手製のバス停。
なんかほっこりしていいですよね(*^^*)
たしかにささやさんのかき氷を食べるとみんな「えがお」になっちゃいます♡

新作の「タピオカミルクティ」
味も香りもばっちりの絶品でした!!


県外など遠くからお客さんが来る人気店なのも納得です。

今年はあと何回行けるかな〜。


 みなさんこんにちは!
ブログをご覧くださってありがとうございます。
記事をアップするのが遅くなってしまいましたが、5月21日に行われたロジェヴォルス先生による第一回目「アンガーマネジメント呼吸法講座」が無事終了いたしました。

見てください、先生のこの姿勢!美しいですよね(*´∀`*)
身体の中で唯一コントロールできるのが「呼吸」で「呼吸」は「交感神経」と「副交感神経」という自律神経と結びついていて、とても重要な役割を担っているんですね。
悪い姿勢でいると浅い呼吸になり、自律神経失調症やうつ病の原因になるそうですよ(゚д゚)!

 自律神経は通常意識して調整できないのですが、横隔膜を使ってしっかり呼吸することによって意識的に調整できるそうです。
鼻からゆっくり息を吸って口からゆっくり吐く。
どうしても吸う方のスピードが早くなってしまう。。とみなさんおっしゃっていましたが、「吸う時と吐く時は同じスピード、長さで」ということが重要だそうです。
ふだん意識しない呼吸を集中してやったので「なんかふらふらする〜」と感じた方もいらっしゃいましたが(私もはじめの方で少しくらっとしました)不思議とだんだん慣れてきます。

後半の方に向かってだんだん身体が温まり、いい感じで汗をかきました。

お水もしっかり補給します。

前半は呼吸法の理論のレクチャーで、後半は実践ということでしたが、時にプチフランス語講座も入り、みなさん充実した楽しい時間を過ごしてくださったようです。

ロジェ先生、参加してくださったみなさんどうもありがとうございました!

深い呼吸を特別なことではなく習慣にしていくことで長息→長生き、つまり長く息を吐くと健康で長生きができ、医療費を使わずにすむということです。

世の中全体にとってもいいことですね。

次回の呼吸法講座は、6月18日14時半〜17時になります。

ご興味ある方はぜひご連絡お待ちしています(^o^)

アンガーマネジメント静岡教室
電話
054-291-6070
メール
home@anger-m.ws
 今日はまるで夏のような気温で暑かったですね〜(゚д゚)!
新緑の美しい静岡市葵区梅ケ島に行ってきました!

 梅ヶ島温泉街から安倍峠に向かう細い道を車で走ること20分。
安倍峠のトイレのある駐車場からさらに15分歩いたところに富士山が見えるポイントがあると聞き・・
 もくもくとアスファルトの道を歩き、さらにそこから道なき道をぜいぜい言いながら歩いていくと・・見えました!!
 富士山がこんなにはっきりと(゚д゚)!
そしてなんととんびも飛んでいるじゃあありませんか(^o^)
 帰りは涼しげな鯉ヶ滝の前でひと休み。。
滝はなんだか頭も心もすがすがしくなっていいですよね〜♬
 本日のメインイベントは「シロヤシオツツジ」の写真を撮りにいくことだったのですが・・。
まだ早かったようです(´・ω・`)
 敬宮愛子様のお印としても知られている清楚な可愛らしいお花です(*^^*)
そしてしめはなんといっても湯元屋さんの手打ち蕎麦。
ここのお蕎麦を食べると「日本人でよかった〜」なんて心から思っちゃいます。

梅ヶ島温泉は、今年「国民保養温泉地」として指定されました。
全国で97か所が指定されているそうです。

梅ヶ島温泉は、お湯の良さはもちろんのこと「安倍大滝」という日本の滝100選にも選ばれた滝があり、遊歩道で行くことができます。
落差80メートルの滝には勢いがあり、そばで見ると神々しさを感じます。

なんと今年(2017年)の4月1日〜11月30日の期間に梅ヶ島温泉の旅館に泊まり、安倍大滝に行って写真を撮ってくると「金運キャンペーン」に参加できるそうです。

金運ステッカーはもれなくもらえて、さらにな〜んと抽選で2名に純金20gが当たるそうです(゚д゚)!

金・・欲しいなぁ(^q^)
梅ヶ島温泉濃い金運キャンペーン

でもたとえ金が当たらなくても、温泉と安倍大滝で身もココロも清められて運気が上昇しそうです。

疲れが溜まってくるとどんな人でもいらいらしがちです。
いらいらしてしまう前にぜひ自分のメンテをしてあげてくださいね〜(*^^*)

静岡駅から車で1時間半ほどで行ける別天地です。
梅ヶ島温泉






こんにちは。
「人間関係を改善するアンガーマネジメントのプロ」興津寛枝です。

新入社員として会社に入った方も少し職場の雰囲気に慣れてきたころでしょうか?

30年ほど前ですが、私も金融機関に新入社員として入社しました。

右も左もわからず右往左往しながら、とにかく慌ただしく日々が過ぎていきました。

「早く仕事を覚えなければ!」というプレッシャーがとにかく大きかったため、何をしても緊張の連続で肝心な仕事が頭に入りません。

その上、物事の要点を抑えることが苦手という性格上でのハンデを持った私は、先輩に注意されることが多かったです。

昔のことですから、先輩も厳しくて「同じことを二度も聞かないで!」とか「それ、昨日もやったよね、どうやってやったか思いだしてみて」などと言われいっぱいいっぱいになってしまいました((泣)

そして時間がたつにつれ、「なぜ一生懸命やっているのにそんなこと言われなきゃならないの?」
と今度は逆恨みのように思えてきて、いらいらする時間が多かったように思います。

このイライラの原因は当時は、厳しい先輩のせいだと思っていました(笑)

ところがアンガーマネジメントの視点からいうと原因は「自分」にあるんです。

厳しい先輩に対して私は
・頑張っているんだから褒めてほしい
・私にもわかるようにゆっくり説明してほしい
・もう少し優しく親切にしてほしい

という一方的な期待をしていました。
そうしてくれて当然だと思っていたんです。
ところがそれが見事に裏切られました。
だから「いらいら」になったんですね。

ところがとくに相手に悪意があったわけではないんです。
それどころか実は私をいらっとさせた言葉は「早く覚えさせなければ!」という職場の先輩の「責任感」から出た言葉だったということが後からよくわかりました。

いらいらの原因は実はこのように「自分」の中にあるんですね。
同じことを言われても平気な人もいますよね。
だから受けてである「自分」の中に原因はあるんです。

この一方的な期待(要求)がもともとさほど強くない人もいます。
そういう人は、人に期待しないからラクですね。

でも期待(要求)が強い人は自分で苦しみの原因を作ってしまいます。
育ってきた環境で親からの期待が強かった人も要求が多くなりがちです。

「じゃあ要求が多い私はだめなの?」と思われるかもしれません。

そうではないんです。
要求があることは仕方のないこと、でもそれを自覚して人に求めないようになると自分がラクになります。

ストレス解消法というと、何か他の手段で発散させることを考える方も多いと思います。

たしかに疲れてしまう前に息抜きして自分の心に余裕をもたせることも効果的です。

ですが、根本の理由はこの「要求」にあるのです。

自分の要求を否定せずに客観的に見てみることで、少し相手に対するいらいらから解放されます。

もうひとつのいらいらの原因は「理解不足」ですが、これについてはまたお話ししますね(*^^*)
先日お知らせしたロジェ先生による呼吸法講座ですが、まだ少し空きがあります。

いらいらや不安と呼吸とは密接に関わっています。

「私はふだん呼吸が浅いので、気をつけるようにお医者さんから言われているんです」という方もいらっしゃいました。

ふだんなかなか自分で意識できない呼吸ですが、姿勢の悪さなどからくる浅い呼吸は、うつ病や自律神経失調症の原因にもなるそうです。

その詳しいメカニズムは、ぜひロジェ先生の講座でお聞きください。

メカニズムを理解した上で呼吸法の実践を行うと自分で自律神経を調整できて
・健康になる
・よく眠れる
・イライラしにくくなる
・元気で長生きできそう
という効果が期待できます。

一度じっくり受講してくださったあとは、フォロー講座として90分3000円の講座もご用意しています。

病気ではないけれど体調がすぐれない、よく眠れない、不安がある、いらいらすることが多いという方はぜひご参加ください。

連絡お待ちしています(^o^)

電話
054-291-6070
FAX
03-4496-4884
Email
home@anger-m.ws

アンガーマネジメントステップアップ講座<理解編>では、自分と相手の性格や考え方を理解するための手相の基本を覚えます。

そしてその後希望であれば、手相に慣れていただくための実践として身近な方の手相の写真を持ち寄って人物研究をする「手相サロン」にご参加いただけます。

今日は2月のアンガーマネジメントステップアップ講座<理解編>を終了された方のはじめての手相サロンでした。

「覚えられるかしら?」「不安・・」なんてはじめはおっしゃってましたが、はじまってみると皆さん真剣にメモ取り。

いきなりすべての手相の知識をマスターするのはむづかしいので、お一人ずつまず手相のどの線を見るのかテーマを決めていただきました。

たとえば「感情線について詳しくみる」とか「生命線について詳しくみる」とか。
テーマを決めていただいて1つが得意になってきたら次のことを覚えていただきたいです。

私も手相を習った昔、なにから覚えていいのかわからず苦労しました。
でも人を理解するためのツールなので、急がなくてもいいんです。

受講してくださった方が、「私今度手相を習うんだよ」とまわりの人に言ったら「早く覚えてきて私の手相を見て」と言われたそうです。

「私に見てもらいたい、というのを聞いてみんな自分のことをわかってもらいたいんだなと感じました」と仰ってました。

そうなんです。
手相占いをしてほしいんじゃないんですよね。

みんな誰もが自分のことを理解してわかってほしいんですよね。
とくに今まで苦労してきたこととか乗り越えてきたことを知ってほしい、分かち合いたいという気持ちが強いのだと思います。

手相をみて、たとえば将来のことを知ることに興味がないわけではないけれど、それ以上に理解してもらえる安心感をきっと望んでいるのだと思います。

皆さんと一緒に私もお勉強させていただいていつまでもステップアップできるのでありがたいです。

先日のお誕生日の時にいただいた薔薇が華やかです(*´∀`*)

受講生さんが差し入れしてくださった京都のお菓子をいただきながらまったり。。
今日は、運命線があるかないかを詳しく見ていきました。
そして運命線がどこから出ているかで人生の転機がわかる、というお話をさせていただきました。
運命線は誰にでも絶対あるものではなく、社会で活躍されている方にもない場合もあります。
ない場合は、自力でなにか達成するというよりは人のサポート、縁の下のちからもちをしてきた結果、認められるということがあるようです。

ないから悪い、ということは全然ありません。

また有名人の手相も集めてお見せしています。

ご興味ある方はお問い合わせください。

楽しいですよ♬



昨日4月28日に静岡商工会議所女性会第29回通常総会で「職場と家庭のアンガーマネジメント」というタイトルでお話しさせていただきました。

職場と家庭でのいらいらのメカニズムなどをダイジェストでお話しさせていただきました。

講座終了後は、参加された方から「もう少し聞きたかった」「質問したかったんだけど・・」などのお言葉をいただきました。

なにせいつも4時間でやっている講座を30分にまとめたため、お伝えすることがむづかしい部分もありました。

アンガーマネジメントに興味を持っていただければ何よりです。

そして総会が終わった後の懇親会では、おいしいお食事をいただきました。



お味ももちろんですが、目でも楽しませていただきました。
グランディエールブケ東海さんでした。

ありがとうございました(*^^*)



【 ロジェ先生の呼吸法講座です 】
募集を開始しました!「アンガーマネジメント呼吸法講座」

フランス人武道家であり能面師としても知られるロジェ・ヴォルス先生による呼吸法の特別講座です。

イライラ・怒り・嫌な気分に密接な関係があるとされる【筋肉の緊張】【自律神経(プレクシュス・ソレール)】【肝臓】などを、腹式呼吸とかんたんなストレッチによって調整する方法を学びます

脳科学と心理学をベースにした当教室のアンガーマネジメント講座を、東洋医学や生理学の側面から補強してくれる、古くて新しいアンガーマネジメント!

◎第1回開催:5月21日(日)午後14:30〜17:00(2時間30分)
◎受講料:10,000円(テキスト代込)
◎【 定員8名 】のみとなります。ご予約はお早めにどうぞ。

公式サイトでのご案内
https://anger-m.ws/#kokyuhou

ご予約はこちら
https://select-type.com/rsv/?id=9CHXx0k6R-Y&c_id=17947

私も体験しましたが、とにかく身体がリラックスして気持ちが安定します。
ふだんから呼吸法を意識できれば、効果が持続しますね。
この呼吸法は、椅子に座ってできるような方法なので、身体が固くても大丈夫(*^^*)
ぜひこの機会に体験してください☆
添付ファイル エリア
今日、バス停でバスを待っていたら、おそらく60代くらいの主婦と思われる方の会話が聞こえてきました。

「うちのお父さんが昨日ね『もういちいち俺の世話を焼かなくてもいい』て私に言ったの。なんでそんなこと言われるのかわからなくて悲しくなって涙が出そうになっちゃた
・・」とお連れの女性に話していました。

どんないきさつがあったのかはわかりませんが、おそらくこの方はとてもだんなさん思いの奥さんで、だんなさんのお世話を何から何までしていらっしゃるんじゃないかなと想像しました。

でもたまたまだんなさんの気分が悪かったせいか、その時に思った気持ちが言葉に出たんじゃないかと思います。

アンガーマネジメントステップアップ講座では「相手に対する要求が相手の言葉や態度によって壊された時に『怒り』になる」とお話ししています。

この奥様はきっとふだんから「だんなさんの役にたちたい」という善意からだんなさんのお世話をしていると思います。

「妻」としてのプライドや責任もあるかもしれません。

「これだけ夫の役にたてている」充実感や誇りもあるかもしれません。

それが「俺の世話を焼かなくてもいい」のひとことで壊されてしまったんですね。

善意や責任の裏にあるのは「認めてほしい」「ほめられたい」「愛されたい」という要求です。

当然といえば当然の要求ですが、これが「怒りのたね」になってしまうことが厄介です。

この女性は「私、悲しくなっちゃったの」と言ってますが、悲しくなる前に「嫌な気分」になっていると思います。

これが「怒り」なんですね。

そしてそこから続く「怒り思考」がさらに厄介です。

「私の要求(認められたい、わかってほしい)を壊した、許せない」となって反撃の行動に出ます。

たとえば相手を無視する、どれだけ悲しかったか切々と相手に話をする、一切の世話や家事を放棄するなど・・。

そうしたら相手のだんなさんはどうなるか・・というと想像はつくと思います。

だんなさんにしてみれば、「たまたま言ったひとことでそこまでされることが理解できない」と険悪になる可能性大です。

「わかったよ」と気づいてくれる神様みたいな男の人はおそらくいないと思います。

奥様の方で、「これは自分の『怒り思考』だ」と気づいていれば「あんなこと言われて私は悲しかったよ」と怒りがない状態で素直に自分の気持ちを伝えられるので相手も考えてくれるんですが・・。

たまたま言われたひとことで「離婚を決意した」という人もいるので、そんなふうにならなければいいけれど・・と他人事ながら心配になってしまいました。

相手に言われたひとことが気になる、ということは多々ありますが、言った方にしてみればそんなに重い意味はなくその時にそう思っただけ・・ということがほとんどです。

それどころかむしろその人が普段やってくれていることに感謝している、ということが多いんです。

人(とくに大事な人)の「言葉」よりも「存在」の方が重いと普段から私たちが自覚していることも大事かなと思います。

お互いを思う気持ちがあるのに、関係を壊してしまうのが「怒り思考」です。

この怒りのメカニズムを一人でも多くの方に知ってもらって、しなくてもいい離婚をしなくてすんだり、感謝の人間関係を築けるようなお手伝いをさせてもらえればと切に願っています。


 先日、家族旅行で淡路島に行ってきました!
古事記によると伊弉諾の尊と伊弉冊の尊がはじめて生んだ国が淡路島といわれ、その地にある伊弉諾神宮にも参拝したいと思っていました。

明石海峡大橋からの景色は思った以上の絶景。
お天気も快晴で、素晴らしい〜(^o^)


 いよいよ伊弉諾神宮へ。
 伊弉諾神宮から引いた直線の東側にはあの伊勢神宮、そしてその延長には静岡県の御前崎があり、さらにその北東に線を引いていくと久能山東照宮、まうしろに富士山、さらにいくと世良田神宮、そのままいくと日光東照宮という位置になっているんですよね〜(゚д゚)
 桜も満開です(*^^*)
 落ち着いた造りの神社で心が穏やかになります。
日本発祥の地としてふさわしい風格のある神社でした。
縁結びの神社としても有名でご利益がすごくありそうですね(*^^*)

毎月1回「アンガーマネジメントステップアップ講座<理解編>」を開催していますが、自分と相手を理解するための「手相」を読み取る基本知識を学んでいただく講座です。

「え〜私の手相はいい手相だったんですか・・??
生命線が短いから寿命が短いと思って手相を見せるのがずっと嫌だったんです」と受講してくださった方がおっしゃっていました。

手相を知らない人でも「生命線」だけは知っていて「長さが短いと短命」という迷信が知らないうちにインプットされてしまっていることが多いんですよね。

あの漫画家の水木しげるさんも幼少時になにかの本で「生命線が短いと短命」ということを知って、自分の短い生命線をまじまじと見ていたそうです。

手相には運命ではなく「脳の情報が出る」と先のブログでも書きましたが、その「脳の情報が手に出る」というところがポイントです。

この受講してくださった方は現在60代の方ですが「短命と言ってるわりには、今も生きてるし」とご自身でも思っていたそうです。

20代の人にも生命線の短い人はいます。

若いころに「これからどんなふうに生きて生活していくのか全く現実味がなかった」ということを短い生命線は表しているようです。

60代の方にそういったことを思っていたかお聞きしたところ「確かにそうですね」とおっしゃっていました。
「家を早く出たくて若くて結婚したんですけれど、まだ未熟な夫婦二人で生活していくのが先が見えずずっと不安だったんです」

どう生きていくのか不安で考えられない・・という時にも生命線は短く表れるようです。

そして「生きる」ことが現実味を帯びてくると生命線が伸びてくるようです。

互い違いに外側からもう一本生命線が出てきたり、「運命線」がはっきりして生命線の働きを補ってくれる、ということがあります。

漫画家の水木しげるさんも戦場で生きるか死ぬかの負傷をしましたが、生きて帰ってきてしばらくして手を見た時「短い生命線が伸びた」と言ってました。

不思議ですが手相は脳と関係していて「本人が強く思ったこと」が表れているんですよね。

基本三大線といわれる「感情線」「頭脳線」「生命線」は生まれた時からあって遺伝的な要素がほとんどですが、そこからは本人の考えや行動で変わっていくということです。

ですので「短い生命線」でもそれだけで「短命」ということはないですし大丈夫です!

手相というと「将来こうなる」とかなんだか怖いことを言われるんじゃないかと思う方もいらっしゃると思いますが、自分と相手を理解するための手相は違います。

性格もいい性格ばかりでなく「気が短い」「集中力がない」「人に期待しすぎる」という困った性格もありますが、これはその人そのもではなくその人が持たされた「持ち物」です。

それがわかるだけでもずいぶん安心できます。

自分と相手の性格を理解して自信と安心を身につけていただいたら嬉しいです。






以前A子さんという知り合いの女性からこんな話を聞きました。

「私は結婚してから数十年、夫に対して怒ったことは一度もなくて、いつも夫の言うことをだまって聞いてきたんです。
もちろん今だって。
なのになぜ夫に大事にされないんでしょうか?」

A子さんは自分には怒りはないと言っています。

でもご主人の態度は冷たいそうです。

A子さんのご主人は仕事熱心で周りの人からの人望も厚くとても慕われているそうです。

でも家庭では、A子さんに冷たい。

話しかけても答えてもくれないことがほとんどで、たまには一緒に旅行にいきたい、二人の時間を過ごしたいと言っても「今は無理」と言われることがほとんどだそうです。

ご主人の笑顔はもう長いこと見ていない気がするとも言ってました。

あまりに冷たいので他に女性がいるのではないか?と疑うこともあるそうです。

お話を聞くかぎりはA子さんは今まで一生懸命ご主人や子供さんに尽くしてきた良い妻で
ありお母さんです。
悪いのはご主人の方では・・と考えがちですがアンガーマネジメントの視点で考えると違うんです。

アンガーマネジメントは「どちらが悪い、正しい」と結論を出すことではありません。
あくまでも自分の感情と思考をコントロールして「自分が楽になる、自由になる」ための手段です。

そういえばこんなことがあったんです、とA子さんは話してくれました。
ある時「たまには二人で旅行したい」と夫に言ったら「今仕事でたてこんでいるし疲れているから無理」と言われたそうです。

その後でA子さんは「どうせ私なんかと一緒に旅行にいっても面白くないよね」と言ったら「なんでそういうこと言うんだ」とご主人は怒ったそうです。

「なぜあの時主人が怒ったのかわからないんです」とA子さんは言ってました。

怒り、いらいらの原因の1つに「要求」があります。

相手に対して「こうしてほしい」という期待=要求が裏切られた時に「怒り」になります。

「たまにはあなたと一緒に過ごしたい」
「優しくしてほしい」
という期待=要求がご主人の「今は無理」という言葉によって壊されてしまったわけです。

「じゃあ「要求」はいけないことなの?」と思うかもしれませんがそんなことないんです。
「要求」そのものは悪くないのですが、怒りいらいらの「種」になりやすいことが問題なんです。

A子さんが「どうせ私といても面白くないよね」と言った言葉は、本当は「私と一緒に出かけてほしい」「私と一緒に過ごしてほしい」という「要求」を表す言葉だったんです。

「要求」を表す言葉は、相手の気分を悪くします。
怒っている気持ちが伝わるからです。
素直に「こうしてほしい」というリクエストとして伝えられればよかったのですが・・。


自分で「要求」していることに気づいていれば、怒りではない伝え方ができます。
(これはノウハウではなく、根本的にわかってくると自然にできるようになります)

「私は怒っていません」という人は、相手に期待を裏切られた時の「嫌な気持ち」に蓋をして見ないようにしている場合が多いです。

「怒る自分はいけない」とか「両親が仲が悪くて嫌な思いをしてきたから私はガマンしなければいけない」とか。

環境によってできてしまった思考のクセとも言えますが、まず自分が嫌な気分になったことを見逃さないでほしいと思います。

嫌な気分になれば、人間の防衛感情で「怒り」は必ず出ます。

嫌な気持ちは「大事にされなくて悲しかった、腹がたった」ということが元だということがほとんどだと思います。

要求を自覚することは「自分を大事にする」ことでもあります。

それを相手にそのまま告げるということはまた違うことですが、ガマンしているのに夫が冷たい、夫婦仲が悪いという方はぜひ自分の「嫌な気分」と向き合うことから始めていただきたいと思います。

嫌な気分は、自分のどんな期待=要求から出たのか?を知ることで感情は、ずいぶん落ち着きます。

嫌な気分に蓋をしているとある時急に爆発して関係破綻になってしまうか、健康を害してしまうこともあり得ます。

「結婚したころのあのラブラブに戻りたい」と思ったら諦めず「要求を自覚する」ことからやっていただきたいと思います。

自分の「嫌な気分」のコントロールができると相手の反応も不思議と変わってきます。

関係性は「受け身」でなく「意志」で作られるもの。

ぜひチャレンジしてみてくださいね、まだ遅くないですよ(*^^*)