手相には主観と第六感が表れる

アンガーマネジメントステップアップ講座<理解編>では、相手を理解するための「手相」の基本知識を学びます。

「手相」ってあの占いの・・?
そうです。
手相占いでは、過去のことやこれから起こる未来のことを予測して言い当てます。
「運命が表れる」というような表現をいろんな手相の本の中で見かけます。

講座でやっている相手を理解することを目的とした「手相」では、手相に現れる事柄は、その人の「運命」ではなくて「主観と第六感」だとお話ししています。

そこが占いと違っているところです。

たとえば財運を表す「水星線」
あったらお金もちでなかったら貧乏決定・・?
いえいえ、そんなことないんです。

私が過去に手相を見せてもらった方で、いわゆるお金持ちという方がいらっしゃいました。
資産は数億でおそらく借金もほとんどないと思われます。
ご本人は親から相続したお金について「自分が稼いだ」という認識がありません。
それゆえご本人が「お金をたくさん持っている」という自覚がないんですね。
外見も品がよくゆったりした雰囲気をお持ちの方でした。

じゃあどんな人に水星線が出るのか?
けっこういつも「お金」のことが頭にあって、お金を管理できている人に出ているようです。
水星線がはっきり出ている人に「お金にはある程度満足されているようですね」と言うと
「いえ私はもっと欲しいんですよ」と大体の方がおっしゃいます。
「でも水星線のある方は必要なお金に困らないことを表しているんですよ」と言うと
「あ、そう言われてみるとたしかに困ったことはないですよね〜」とおっしゃいます。

年収や資産がそのまま現れるのではなく本人の意識していることが出ていると言えます。
ですので本人の「主観」がでると考えます。

そしてこれから起こり得る未来のことですが、手相に「脳の情報」が表れているとするとどこかで本人が予感していること(第六感など)が表れるということが言えそうです。

〇才で結婚しそう、とか◯才でお仕事の発展があるかも・・などです。
時には、◯才で体調を崩しそうなどということもあります。

私自身も手相で結婚するだろうと言われた年齢で結婚しています。
でも外れることもありますし「運命」というのには、あまりにも根拠がなさすぎます。

ですから私たちが無意識でふだん自覚できないことが出ていると考えます。
◯才で結婚しそう、と手には出ていてもその時に結婚するかどうかは本人しだいです。

私の場合は、手にあらわれている年齢の少し前に今の主人と出会いましたが、結婚する時には自分の意志を持って決断しました。

自分の意志を強く持つことで、手相はどんどん変わっていくことがあります。
講座を受けてくださった方に途中から「マスカケ線」(後天的マスカケ線)になった方も複数いらっしゃって本当に不思議だなと思います。

「マスカケ線」の意味は、大きな気付きがあって人生が変わるという意味です。
何というわけではないけれど物の見方がなんとなく以前と変わった、とみなさん口を揃えておっしゃいます。

私が見て感じた外見の印象は、ご本人がすごく情緒面でも落ち着いてたのもしくなった、柔和な感じになったということでしょうか・・。

お聞きしてみると「以前より周囲との人間関係がよくなった」「仕事面で充実してきた」などのお答えが帰ってきます。

自分やまわりの人の手を手にとってみてその人の性格や考えが理解できれば、人生のステップアップもできます。

手相って自分と相手を理解するのにすごく使えるツールだなと日々感じております(*^^*)