「初心者のためのウエイトライダー版タロット講座」をご要望をいただいたため、急遽10月からスタートすることになりました。


〜自分の思考と感情の整理のためのタロット講座〜

神秘的な絵柄のタロットカードは、とても魅力的で古来より私たちを引きつけてやみません。

講座では、タロットカードの絵柄の解釈も大事ですが、実際に占った時にわかりやすいキーワードをお教えします。
カードはあるけれど意味がわからない、覚えようと思ったけれど挫折してしまった・・という方は是非ご参加ください。

タロットカードは自分が迷った時、不安な時に1枚引くだけで思考や感情の整理をしてくれます。
少し客観的に自分や相手のことが見ることができるだけで、心に余裕が出てきます。
是非ご自分のためにタロットカードを役立てていただければと思います。

*完全に初心者向けの講座になりますので、すでにお仕事でタロットリーディングをされている方、既に知識がある方は申し訳ありませんがご遠慮ください。
(基本的に1枚リーディングで、スプレッドはやりません)

<内容>
大アルカナ(0愚者〜21世界までの22枚)のカードのストーリーのポイント、キーワード、恋愛や仕事でそれぞれのカードが出た時の解釈例

小アルカナ(ワンド、カップ、ソード、ペンタクル合計56枚)のカードのストーリーのポイント、キーワード、恋愛や仕事でそれぞれのカードが出た時の解釈

講座は、一方的なレクチャーだけでなく参加された皆さんに「カードのストーリー」を作っていただいたりしてカードに親しんでいただく時間もございます。

<日程>
①10/28,②11/25,③12/23,④1/27,⑤2/24⑥3/24(全6回)
(基本的に欠席された場合の補習はなしですが、こちらの日程に合わせていただける場合には対応が可能な場合もございます*応相談

<時間>
13時〜15時

<受講料>
グループレッスンで、1回の受講料は2時間3500円。受講料は1回ごとのお支払いです。

<持ち物>
使用するカードはウエイトライダー版タロットですが、すでにライダー版をお持ちの方は、ご自分のタロットカードをお持ちください。
お持ちでない場合はご相談ください。

少人数制のレッスンのため残席は3名となっております。
ご希望の方はお早めにご連絡お待ちしています。

タロットリーダー
興津寛枝

メールアドレス
msm@admac.jp

電話
アンガーマネジメント静岡教室
054-291-6070
あなたが決まった時間までにやらなければならない仕事を必死でやっている時に上司から「これ頼むよ」なんて簡単に言われたら腹がたちますよね。

「今私(俺)がやっていることを見れば忙しいことくらいわかるだろーが」と心の中で思うと思います。

そんな上司に限って忙しい中、頼まれた仕事を必死で仕上げても「あーできたのか」とか「ここは間違っているんじゃないのか、次回は慎重にやるように」なんて言われ、感謝の言葉もないことに二度いらっとしたり。

「あ〜もうガマンの限界だ、いつやめるって言ってやろうか」という考えが頭の中をぐるぐるよぎるかもしれません。

よほど労働条件が過酷だったり、仕事の内容に嫌気がさしているならともかく「あの上司さえいなければ」だけが理由だったら「辞める」選択は得策じゃないですよね。

じゃあやっぱり「ガマンするしかないのか」と思われるかもしれません。

アンガーマネジメントでは「6秒ルール」といって相手に嫌なことをされたり言われたりしてもとりあえず6秒は言い返したりせずやりすごすというメソッドがあります。

売り言葉に買い言葉で瞬時に相手に反応した場合に取り返しのつかない事態になることを避けて、怒りがマックスになる6秒をやりすごすという意味です。

さてその後です。

やっぱり思い出すと腹の虫は収まらず、また上司に同じことをされた時に「また同じことしやがって」と怒りがもっと大きくなってしまうと思います。

そんな時にこんなことをしてほしいんです。

①いらっときた時間を確認(◯時◯分)(いらいらから意識をそらす目的です)
②ちょっと深呼吸してから「自分は上司に対してどんな要求をしていたか?」と振り返ってほしいんです。
ちょっと自分の「思考」を客観的に観察するような感じです。

表面的には「こんなくそ忙しい時に仕事を頼むなよ」だと思いますが、もう少し深く探ってみると「他に最優先にしなければならない仕事があるから」という責任感かもしれないし、「忙しい時に無理して引き受けてミスをしたくない」という責任感や相手に対する善意かもしれません。
それがなくて「どうでもいいや」なら相手に対して腹もたたないんですよね。

そして③相手の状況、性格、考えを理解しようとすること、これがとっても大事です。
とくに「性格」ですが、上司といえども人間ですから「欠点」はあります。
上司なんだから「できて当たり前」と思うことでもできないこともあるんです。
それを相手の性格の「ハンデ」と呼ぶことにします。
身体のハンデキャップと同じようにその性格をもたされて、本人も苦労しているところです。

たとえば
・気が短くて怒りっぽい
・すぐ感情的になってしまう
・決めつけが激しい
・プライドが高く間違っていても認めない
などです。

これのために職場での評価、少なくとも部下であるあなたの評価は下がってしまっています。

性格も体格と同じで私たちにとっての「持ち物」なので、本当は恵まれたいい性格や体格を持ちたいところですが、性格も体格も自分で選ぶことができません。
また変えることも不可能です。
「もし上司の性格をあなたが持たされたらどうか?」と聞かれたら「NO!」と答えるんじゃないでしょうか?
「あんな性格を持たされたら自分はやっていけない」と思うかもしれません。

そんなハンデキャップを抱えながらも上司として仕事をしているんだからある意味すごいな〜と思ってください。

アンガーマネジメントは認知行動療法でもあり、考え方を変えて自分を楽にすることが目的です。どちらが正しい、間違っているを決めることではありません。

「明らかに相手が間違っているのになぜ自分が相手を理解しようと努力しなきゃいけないのか?結局上司に屈するしかないのか」と疑問が出るかもしれませんが、アンガーマネジメントの目的は「自分が正しいことを証明して相手に勝つ」ことではなく「自分を楽にする」ことなんです。

20代〜30代くらいまでは体力もありますし元気ですから、相手を言い負かしたり、勝ったりしたいのが普通だと思うので、なかなかこの考えには納得できないかもしれませんが、アンガーマネジメントができると相手の対応が変わってくるんです。(性格は変わりませんが対応は変わります)

こちらを理解しようとしてくれたり、優しくなったりしていい関係に変わります。

相手によっては、本音を言ってぶつかってはじめて相手のことを理解できる場合があるので、必ずしも本音を言ってはいけない、相手に対して怒ってはいけないと一概には言い切れませんが、あくまでも相手によると思います。

今まで私をいらいらさせるのは、相手のせいだと思っていたかもしれませんが、実は自分で管理ができます。

相手を変える(性格や考え方を変える)のはまずむづかしいですが、できることからやっていただいて、居心地のいい職場に変えていただければと思います。
占いカウンセリングをしていると人間関係についてのお悩みをお聞きすることは非常に多いのですが、とくにご夫婦のお悩み、カップルでのお悩みは切実です。

私のところにいらしてくださるお客様は20代の方よりも40歳〜60代の方が圧倒的に多いです。

大人の分別も常識もあり、穏やかに生活していらっしゃるご様子の方が「実は・・」とお話を切り出されて驚くことがあります。

「主人が浮気していることがわかってしまいました。私は離婚したくないのですがどうしたらいいんでしょうか?」

ご主人の浮気・・女性だったら誰しもショックを受けると思います。

今まで信じてきた人に裏切られた・・自分という存在は夫にとっていったい何だったのか?

まるで人格否定されたような気持ちになりご主人を責めたり自分を責める方もいらっしゃると思います。

でも離婚したくない、できれば浮気をやめさせたいと考えていらっしゃるのだったら

自分のショックや悔しい気持ちをぶちまけるのはNGです。

浮気そのものは良いことではない、ということは誰もが知っています。

だから浮気を堂々とする人は少ないわけですが、だからといって「あなた浮気してるでしょ!」と詰め寄ったところで否定されることは間違いありません。

それどころか隠れて密会を続けられたり、余計に燃え上がってしまったら元も子もありません。

分別のある大人世代は、そういう行動をおこす人は少ないと思いますが、夫に悔しい、辛い気持ちを言えずガマンして自分を責めてしまう人が少なくありません。

ご主人が家にいて優しい笑顔を見せてくれたり楽しい会話で気持ちが和んでいる時はいいけれど、外出する時「彼女のところへ行くんじゃないか?」と不安に思ったりいらいらしたり。

どうしたら浮気をやめてくれるかの答えをひとことで言うのであればあなたが「ご主人の一番の理解者になること」です。

「主人が悪いのだから行動を改めるべきは相手でしょ!」と思われるかもしれませんが、そもそも浮気したのはご主人が「妻よりも自分を理解してくれる人が現れた」と感じたことが理由で始まることがほとんどだからです(もちろん他にも理由はありますが)

妻が自分を理解してくれていないと感じている
たとえば
・自分のやっていることに関心がない
・顔を見れば文句ばかり言う
などです。

妻側にも言い分はもちろんあります。

・話を聞いてくれない
・相談しても親身になってくれない
などです。

これはお互いに相手に何かを求める状態になっています。
「要求しあう関係」ですが、これを「理解しあう関係」に変えていってほしいんです。

まずはいったん自分が相手に求めることをやめて・相手が今どんなことに関心を持っているのか?・相手が何に苦しんでいるのか?・相手の本心は?・相手の性格のギフト ・相手の性格のハンデなどを知ることをはじめていただきたいです。

とくに相手の性格のハンデとは、本人も「持たされて損をしている性格」ということになります(わかりやすく欠点とします)

「情に流されやすい」
「プライドが高くてふだん自分の弱みを見せられない」
「感情表現が下手」
などです。

とくに奥様など親しい人の前ではそういう欠点が出がちです。

だから奥さんに嫌われてしまうわけなんですが・・。

そんなところに自分の気分をよくしてくれる異性が出てくれば、そちらに走るのも自然なことかもしれません。
もちろん理性で止められるのならいいですが・・。

誰もが自分の欠点はなんとなくわかっています。
でもそれは自分でもどうにもならないので言われたくないし、できれば認めてもらいたいのが人情だと思います。

「君にはこういう欠点もあるけれど、そこも可愛い」なんて言われたら嬉しいですよね。

そう言ってくれる人の言うことならなんでも聞きたいと思うと思います。

誰もが自分の欠点も嫌わずに理解してくれる人が好きです。

浮気相手が本当に欠点も理解しているかどうかは疑問ですが、現時点では奥さんよりも自分のことを理解してくれていると感じているので、居心地がとってもいいわけです(心の居場所になっている)

じゃあどうしたらいいか?といえば、今までずっと一緒に生きてきた奥さんが自分にとっての一番の理解者だと気づけば浮気はやめて帰ってきます。

「それは夫が浮気している間ずっと私がガマンしなければいけないということですか?」と思われるかもしれません。
ガマンではないんです。

ガマンは、相手に「こうしてほしい」と思う気持ちがあってそれが思い通りにならないために起きるイライラ怒りです。

ガマンは相手に求める気持ちから出ます。
求める気持ちそのものは誰にでもあるし、決して悪いことではありません。
でも、この緊急事態を解決するために、一旦横に置いておいてもらいたいんです。

どうしてこうなったのか相手の考え、行動を理解してみよう・・と頭を切り替えるだけでガマンはかなり減ります。

ガマンは身体に悪く、いい結果を出しません。

それから、自分を責める必要もありません。
これは問題が解決しないどころか悪くなってしまう可能性もあります。

今まで書いてきたことはメンタルトレーニング(自分の苦しい思考から解放されて楽になる方法)ですが、現実的な対処はどうすればいいか?というと

ひとこと「様子がおかしいけれど好きな人でもいるの?」と聞いて後は言及せず様子を見ることをおすすめします。

「気持ちが離れているみたいで悲しい」ということは伝えてもいいと思いますが、その言葉に内に秘めた怒りやいらいらが乗っかってしまっていると相手も素直になれません。

大事なのは「言い方」ではなく相手にとって自分は理解者かどうかということです。

たまに「家のだんなにはいつも彼女がいるけれど、別にそれで問題ないですよ」という女性もいらっしゃいます。

「私のことは一番に大事にしてくれるけれど、弱っている女性がいるとどうしても助けたくなるみたい、主人の性分ですね。 だから主人も隠さず私に話してくれるんです。だから今から女性のところへいくよと夫が言うと私こう言うんですよ『行ってらっしゃい、病気だけはもらわないように注意してねって(笑)』

あっぱれ!ですよね。
ここまで行ければ悩まずすみますが、なかなか出来ないと思います。

でもご主人の性格のギフト(長所)もハンデ(欠点)もよく知って理解しているからできるんだと思います。

相手の性格がわかっていると予測できるし、自分も落ち込まずにすむんですよね。

まず自分を楽にするために「相手を理解しよう」に頭を切り替えてください。

それはなんでもかんでも相手のやっていることを認めて許すということは違います。

少し客観的に自分と相手のことを観察するような感じです。

自分を楽にすると相手の態度も変わってきます。

自分の感情のコントロール(とくに怒りやもやもや嫌な気持ちについて)についての無料相談をやっています

https://anger-m.ws/freemeeting.html

もう一度夫婦ラブラブになれるようお祈りしています。








先日、以前にアンガーマネジメント講座を受講してくださった方から嬉しい感想をいただきました。

「私、最近いらいらすることがほとんどなくなったんです。アンガーマネジメント講座を受けてから2年くらいたちますが、やっといらいらがコントロールできるようになっておだやかにいられるようになったんです。 私はもうすぐ60歳になるけれど、若かった時より今の自分が一番好き!」

そういうAさんの表情はいきいき輝いていました。

Aさんがアンガーマネジメント講座を受講するきっかけになったのは、職場での人間関係になんとなく疲れていたころ。

後輩がなかなか指示通りに動いてくれないことで、責任者である彼女が注意されたり、そのことでいらいらするという理由で悩んでいました。

後輩の性格は・・というと悪い人ではないけれど、どうもコミュニケーションをとることが苦手らしいということでした。

たとえば書類の作成も自分のやり方がいいと思えば、誰がなんと言おうと突っ走ってしまう。

それでミスをしてもいっこうに直す気配はなし。

しかも毎日のように遅刻して、注意をされても平然としているといった状況。

Aさんも言い方を変えながらなんとか後輩が理解してくれるように努力したけれど焼け石に水。

「彼女(後輩)のやり方が正しいんだったら私が会社をやめるべきなのかな・・」とまで考えていたそうです。

そんな時にアンガーマネジメント講座を受講してくださいました。

アンガーマネジメントの目的は「自分を楽にすること」です。

自分と対立している相手のどちらが正しいか間違っているかを決めることが目的ではありません。

自分を楽にする(自分の苦しい思考から解放される)方法を学んでいきます。

その方法はこの3つです。

1 自分から相手にしていた<要求>を自覚する
2    相手に対する<理解不足>を自覚する
3    怒り思考をやめる(自分は正しい 相手は間違っているということを考え続けない)

みなさんこの方法については、「理解できた」と言ってくださるんですが、実践がむづかしいとおっしゃいます。

とくに3の「怒り思考」

どう考えてもこれは相手が悪いことなのに、なぜ自分が相手に対する要求をやめたり理解しなきゃならないの!?

そう思って当然です。
だって本当に正しいのはあなたですから(という場合がほとんどです)
ただ「正しい」は相手がそれを認めないかぎりずっといらいら(苦しみ)の原因になります。

Aさんも講座ではやったけれど「考えないなんて無理、むづかしい。講座を受講したけれど自分にはできないのかな」と思っていたそうです。

その頃は家族のことでもトラブルを抱えていて心身ともに余裕がなかったこともあると思います。

ところが家族のトラブルも解決して少し心に余裕ができたころから、「考えないこと」ができるようになったと言ってました。

「講座で先生言ってましたよね。悩みは1つだから深くそれについて考え続ける。でもたくさんあれば考えているヒマがないんですよね〜。ある時から確かにそうかなと思うようになりました。 それからなんとなく楽になったんです。」

楽になったと同時に後輩についても「どうして彼女がそういう行動をするのか」理解しようという気持ちに変わったそうです。

そうしたら不思議と後輩から話しかけてくるようになったり遅刻もなくなって時間どおりに来るようになったそうなんです。

「自分の心に余裕ができると相手も変わるんですかね、相手があんなに変わるなんて驚きました。  いらいらしないで人に優しくできている今の自分が本当に好きです」

本当によかったとそれを聞いて私も嬉しくなりました。

アンガーマネジメントを受講してくださってすぐに結果が出る人もいれば、少し時間がかかる人もいます。

でも怒りのメカニズムと自分の苦しさから抜け出す方法さえはっきりわかっていれば、多少時間はかかれどちゃんとアンガーマネジメントができて自分のことを好きになります。

とくに40代以降は、仕事でも責任のある立場について重責を感じていたり、結婚生活でも子供がある程度成長して自分たちの今後について考えたりする時期で悩みも深くなると思います。

そんな世代の方にこれからの人生を幸せに生きて頂けるヒントとして「アンガーマネジメント」をお役にたてていただければと思っています。


アンガー=怒り
マネジメント=コントロール、管理すること

ですが、アンガーマネジメントは自分に必要ない・・と思っている方もきっとたくさんいらっしゃると思います。

いらいらしたり、相手に面と向かって怒ることなんてまったくないと思っている場合です。
以前の私もそうでした。

ところがなにかちょっとしたことをきっかけに爆発して激昂したりさけんだりするのは、やはり「アンガー」がある証拠なんですよね。

でも私たちは幼い頃より「怒ってはいけない」「怒ることはみっともない」と教えられていたり、またはなんとなくそう思っていたり、また大人になればなったで「怒ることはしっかりした大人の女性(男性)としてふさわしくない」なんて思ってつい引っ込めてガマンしちゃうんですよね。

誰かに何かされたり言われた時に、本当は「嫌だな」とか「もやもやした気分」が出るのですが、瞬時にそれを忘れようと引っ込めます。
それはもうすごい速さで。
だから自分が「怒っている」とか「嫌な気分になった」いう自覚はないんです。

実はこれは「脳」が自分を守るために反射的にしていることです。

その時に自分に言い聞かせているのは、「どうせ相手に言ったところで理解されないから言わないでおこう」とか「私が黙っていればいい」など。
その方が楽だからなんですが・・。

ところが、なにかのきっかけに爆発してガマンしてきたことを言ってしまうんですよね。
それによって相手がびっくりしたり相手から嫌われたり。
そのことで自分が自己嫌悪になったり。

ある30代のご夫婦がいます。
共働きで子供一人。

仕事から保育園により子供を引き取って帰ってきてすぐさま食事を作るのは奥さんのしごと。
子供が生まれた時には「忙しい時や疲れた時は家事を手伝う」という約束をご主人としたのに、ご主人も帰ってきて家にいるのにもかかわらず手伝うどころかゲームをやって奥さんのやっていることにおかまいなし。

「約束が違う、なぜ私ばかりしんどい思いをしなきゃいけないの」と思っていらいらしますが、「家事が疲れてできないようならできれば仕事はやめてもらいたい」と以前から言われているので強くは家事を頼めません。

「この人は子供だからしょうがない」と怒りたい気持ちを飲み込みます。

でもある日奥さんが仕事でミスをして上司から注意されて帰ってきた時にご主人がゲームをやってごろごろしている時に怒り、いらいらが爆発します。

「なんで私ばかり、こんなことをしなきゃいけないの!子供なんか産まなきゃよかった、結婚なんて損ばかり。もう嫌」
と大声で喚いて泣き出してしまいました。

子供もご主人もキョトン。

そんなに切羽詰まっていたなんてご主人は気がついていなかったからです。

怒りを爆発させることで相手が気付いてくれることもあるので、こういったケースが悪いとも言えませんが、できたらそんなに激昂してしまう前に自分が相手に対してどんな要求をしているのか客観的に知ってもらいたいんです。

いらっときたら私にはこんな要求がある
たとえば

「だんなさんに手伝ってもらいたい」
「たまには自分から自主的に手伝ってもらいたい」
「ありがとうと言ってほしい」など。

一度要求があることを認めてそれをオーダーとして相手に上手に伝えられるといいんですが、とりあえずは①自分のいらっとした気持ち②自分の中にある要求
に気づいていただきたいです。

まだアンガーマネジメントの半分ですが、だいぶこれで怒りやいらいらはクールダウンします。

ガマンしている人の多くは相手を思いやる善意や責任感から怒りを抑えることが多いんです。

嫌な気分になる自分を責めないで、まず認めてほしいのです。

それをしない限り、いつもと同じ繰り返しになってしまうからです。

そういえば先日こんな話を聞きました。

民族の違いもあるでしょうが、台湾で仕事をしていたこともある私の夫は、ある日職場で激しい罵り合いをしていた女性職員二人の様子を見て驚いたそうです。

「あんない酷い罵り合いをしたらもう明日は二人とも職場にこないんだろうな」と思うほどだったそうです。

ところが翌日二人は何事もなかったように出社して普通に会話していたそうです。

それを見て二度びっくりしたそうですが。

台湾には「あんたの口なんだからあんたの自由に使えばいいよ」というようなことわざがあるそうです!

お国違えば・・びっくりですね(゚д゚)!

同じように・・とまではいかなくても「ケンカしたらもう終わり」「怒ったら終わり」という緊張感から「怒る時があってもいい」と少しおおらかに構えられるといいですよね。

もちろん相手にもよるんですが。

ふだんおだやかで冷静なのに怒ると激昂して止まらなくなってしまうのは、ふだん自分の嫌な感情に蓋をしてしまう、そして自分が相手にどうしてほしいのか理解できていないことが理由です。

まずは怒る感情そのものは、悪くないので「怒りの感情を認める」ことからはじめてみませんか。
気づくことができたら解決の始まりです。





すっかり朝晩涼しくなりましたね〜。
秋らしくなってほっとしたけれど、日中はまだまだ暑くて身体が大変だったり・・。

7月、8月は鑑定やアンガーマネジメント講座で忙しくほとんどブログが手付かずでした。
仕事が忙しかったのはありがたいことですが・・。

そういえば先日、こんな手相を見せていただきました。
ある男性の手です。

生命線の上部をわりとはっきりした濃さの平均的な長さの線が横切っているという珍しい線です。
この横切る線の意味を調べていくうちに「とても優しい人を表す」または「相手のことを思いすぎての心配性」だということがわかってきたので、ご本人に聞いてみました。

「たしかにこの線があった時期は人のことでとてもつらい思いをしたんです」ということでした。

詳しくは聞きませんでしたが、一種の「障害線」なので、通常の生活を送れないような体調や精神面での変化があったと思われます。

ところが絵には書きませんでしたが、実はこの線と線の間に生命線から薬指方向に向かって伸びる「開運線」が一本ありました。

つらい思いが多かったこの時期の唯一嬉しかった出来事を表していると思われましたので、そのことを伝えると「そうです、この苦しかった時期に結婚できて支えてくれる人ができたことが本当に自分の救いになったんです、今でも妻には感謝しています」とおっしゃっていました。

でもこの男性の手の形を見ると「地」の形でしたので、おそらく感情表現はぶっきらぼう。

いいことも悪いこともストレートに表現できるまっすぐな人ですが、ロマンチックな表現は少々苦手。

そういえばこの方の奥様は「家では自分が何を考えているのかまったく話さないんですよ。私の話も聞いているんだかどうだか」と以前いらした時に言ってらっしゃいました。

でも表現こそ苦手で伝わりにくくても「手」にははっきり出るんですよね。
今度奥様にお会いしたら、この手相の意味をお話ししようと思いました。

手は脳の情報を表しますが、本当に興味深いです。