車を運転すると性格が変わる

今年6月に起きた東名高速の夫婦死亡事故について、昨日もテレビで報道されていました。

容疑者は、ふだんは普通だけど、車を運転すると性格が変わり以前から危険行為をしていた、と知人男性が語っていました。

ふだんは普通だけど、車に乗ると・・ということは車に乗ると心境にどんな変化があるんでしょうか?

専門家の先生方がお話ししていらっしゃいましたが、車とはある意味自分を守ってくれる完璧な空間です。
どこの誰が運転しているかもわからないし、匿名性があるため気が大きくなると説明していました。

そして「自分は運転がうまい」と思っていると他人の運転に対して不満を感じることが多いので、それがかっとする大きな原因だとお話しされていました。

人はなぜ「かっ」「いらっ」となるかというと「自分の思い通りになるない時」に腹がたちます。

自分が運転が上手だと他人もそれができて当たり前、できていないと腹がたちます。

「のろのろ走ってんなよ」
「進路変更するならウインカーをさっさと出せ」

などと思うことは私も若い時にはありましたが、今は「いらいらしても仕方ないし・・」とすぐに切り替えできるので、いらいらし続けることはありません。

年齢のせいもあると思いますが、今ではいらいらし続ける状態がどんなに危険か知っているからです。

自分が運転するといらっとしやすい人はアンガーマネジメント的に注意が必要かもしれません。

ふだんから時間に余裕を持って運転すること。

そしてふだんから怒りやいらいらがあれば、それを自覚して溜めないように工夫をすることも必要かと思います。

車はとても便利な道具なので、走る凶器にならないよう上手に使いこなしたいです。

*アンガーマネジメントとは
https://anger-m.ws/angermanagement.html