今年も最後の一日となりました。

皆さんにとってはどんな年だったでしょうか?

私は、アンガーマネジメント静岡教室を2月にオープンしてから、思っていた以上にたくさんの方に講座を受講していただいて、ありがたい限りです。

アンガーマネジメントは、怒り・いらいらの感情のコントロールをする「心理トレーニング」ですが、当教室で開催している「アンガーマネジメントステップアップ講座<思考編>では、親しい人との人間関係を大きく変えてしまうことも少なくありません。

離婚後、自信をなくしていた女性もアンガーマネジメントステップアップ講座を受講してくださった後、すぐに男性と交際をスタートさせて、あれよあれよという間に再婚をしました。

若い頃のようなどきどき感はないけれど、とても安心できる相手だそうです。

お話を聞いていて彼女が相手の良いところをたくさん見ることができるようになったからだと感じました。

とても自然体なカップルで微笑ましいです。

男性の受講者も当教室を訪れてくださいました。

夫婦の関係がかんばしくない、自分の物言いがきついようで妻から避けられてしまう、どうしたらいいか?などのご相談も複数いただきました。

いくら正しいことを相手に教えてようとしても「いらいらしながら」または「怒りながら」言ったのでは残念ながら、伝わらないどころか避けられて関係が悪化するだけです。

なぜいらいらしてしまうのか?

それは相手に要求していることと相手の状況を理解していないことから起こります。

そんな感情から出る言葉・・たとえば

「こんなことくらい言わなくてもできて当たり前だろ」
「他の奥さんはできるぞ」
「誰が食わしてやっていると思ってるんだ」
「言うことを聞かないなら離婚だ」

などと半ば脅迫のような言葉も怒りの感情から出てきます。
(数年前に芸能人の離婚の時に取り上げられた「モラハラ」もこれに当たります)

それを言われた奥さんは、自分の尊厳を傷つけられた、私の気持ちを理解してくれない、という気持ちが強くなり奥さんもまた怒りになるかガマンするか離婚ということにもなる可能性があります。

「なぜですか?僕は正しいことを妻に教えてあげているだけなんですよ」と思うかもしれませんが、ここがそもそも間違いです。

たしかに「正しい」かもしれませんが、「自分は正しいんだから相手が言うことを聞いて当然」という気持ちから生じる<怒り思考>は、相手を攻撃するばかりでなく自分をも苦しめます。

結局は、関係破綻になってしまうからです。

要求されて「はい、あなたの言うとおりです。気をつけます」という人はまずいないです。

誰もが嫌な気持ちになります。

言うことを聞いていてもそれはあなたが怖いからか、諦めているか(内心は怒りです)のどちらかです。

この場合、熟年離婚になるケースもあります。

「俺を怒らせる相手が悪い」と思っている以上は、関係改善は望めないし状況は変わりません。

自分の感情のコントロールは自分でできます。

感情のコントロールができた上で相手に「こうしてほしい」と伝えると言うことを聞いてくれます。

そんなことを講座でレクチャーしています。

2018年は社内研修の話もすでにいくつか頂いていますが、教室ではとくに夫婦関係改善に力を入れたやっていきたいと思っています。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

夫婦関係を改善するアンガーマネジメント

先日12月18日にシャンソン歌手の伊藤ライムさんのライブに行ってきました!

LIFE TIMEはふだんはジャズの演奏が聞ける素敵なバーです。

実は、伊藤ライムさん(写真左)は高校の同級生なんですが、

同い年でありながら、この美貌と透き通るような美声。

姿を見ているだけでうっとりですが、先日はすっかり歌の世界にひきこまれてしまいました(〃∇〃)

高校在学中から某有名雑誌の読者モデルを勤め、卒業と同時に本格的にモデルデビューされて雑誌やテレビでも活躍。

途中に結婚、出産をはさんで今なお現役で輝き続けています。

3年ほど前から高校の同窓会が復活して会うようになりましたが、全然気取ってない方です。

私はクラスも一緒になったことがないのですが、気さくに声をかけてくれて、誰に対しても気遣いしていて、一流の人はすごいなと思いました。

手相を見せてとお願いしたら見せてくれたのですが、本当に繊細なアーティストさんの手でした。

手の甲や指がすらりと細長く、手の線も薄めで感受性が豊かなことがわかります。

運命線などの縦線はあまりはっきり見えませんでした。

私が「自分の意志を押し通したりする<我>はあまり強くなくて、どちらかと言うとまわりの要求に答えていく方が得意?」と聞くと

「う〜ん、子供のころは<我>もあったように思うけれど今は流れを少しでもプラスにできるように、マイナスを減らすようにしているかな」と答えてくれました。

「健康で幸福な人が増えてくれたらいい」とまずは自分ができることからやっていきたい・・という自分の意志で歌を歌って人を幸せにしているライムさんは本当に素敵です。

ライムさんのようにたくさんの人にではなくても、私たちひとりひとりが家族や友達が喜んでくれることをやっていけば幸せになれますよね(*^^*)

伊藤ライムさんの「歓びの響き!コンサート」が12月24日クリスマス・イブにサントリーホールであります。
お近くの方は、ぜひ彼女の透き通るような美声に癒やされてみてはいかがでしょうか?


ライムちゃん、素敵な歌をありがとう♬
とっても癒されて勇気をもらいました。
また聞かせてくださいね♡








こんにちは。
師走とは本当に早いもので、もう今年も2週間ほどで終わりなんですね。
気づくとブログもしばらくご無沙汰していました(^o^;
いつも読んでくださっている方、ごめんなさいm(_ _)m

さて15年も占いをしていると気がつくことがあります。
占いが当たっている人とそうじゃない人がいるということです。

私が鑑定に2年前から導入した紫微斗数鑑定は、自分自身が持っている運命を表してくれます。
方法は、生年月日と生まれた時間を基に「命盤」を作成します。
昔は手書きでやっていましたが、今では専用パソコンソフトが正確に出してくれます。

そこには西洋占星術と同じように12個の「宮」が導きだされます。
自分自身を表す「命宮」では自分の基本性格がわかります。
たとえばそこに「紫微」や「天府」という王様、お妃様の星が入っていれば、どことなく品格があって人の援助を受けやすいとか「貪狼星」だったら社交的でサービス業に向いているといったことがわかります。
また容姿も会う前に星でわかってしまうこともあります。

さきの「貪狼星」が命宮や遷移宮にある人は、とても色っぽい雰囲気を醸し出しています。
それに対して「太陰星」は知的な雰囲気です。
他の星との兼ね合いもありますが、こんなふうにはっきり容姿がわかる場合もあります。

またそれと同じように自分から見た「親」「兄弟」「子供」「夫」「お金」「仕事」なども詳しく表します。
結婚している方がお見えになって「ご主人はこんな人ですか?」と聞くと「えっなぜわかるんですか?」と驚かれることも度々あります。

紫微斗数は運命論なので、基本的にこの12宮の内容は、変わりません。
ところが「運命周期」を見るとその通りになっていない人が時々います。

運命周期が良いのに実際の運気が悪い人。
運命周期が悪いのに実際の運気が良い人。

たとえば占いで見る現在の仕事運や夫婦運はいいけれど、実際には職場での人間関係が悪く職場にいづらかったり、家に帰ってもご主人が自分に無関心で心の拠り所がないなど・・。

どうしても自分がうまくいっていないと感じる時は「どうして自分ばかりがこんな目に合うんだろう」と考えますよね。
それが長引くと「私って生きている価値があるんだろうか」と考えてしまうこともあると思います。

そこでちょっと考えていただきたのですが・・
うまくいっていない時は、うまくいっていないことを自分以外の誰かや何かのせいにして自分の頭の中で戦っていないでしょうか?

たとえば
「会社の〇〇部長のせいで私がこんな目にあっている」とか
「私がこんなに不幸せなのは夫のせいだ」とか。

たしかに「良い」「悪い」ということはあると思いますが、そのジャッジをする「思考」こそが自分を苦しめて「運気」を悪くしている原因なんですね。

自分が嫌っている相手は、自分のことを好きにはならないですよね。
この相手を悪く思う思考を「怒り思考」と講座の時にお話ししていますが、この怒り思考が自分を苦しめて運気を悪くします。

怒りは誰にでもあります。
あのお釈迦様でさえも怒りはあるんです(びっくりですよね(゚д゚)!

ある時お釈迦様が歩いていたら、すれ違った見知らぬ人に急にほっぺたを殴られたそうです。
さすがのお釈迦様も「お前、なにするんだ!」と怒ったそうです。

ところが次の瞬間
「どうして殴ったんだ?」と穏やかに殴った相手に聞いたそうです。

凡人だったら怒りにふるえて相手を殴り返したり、なんらかの反撃を考えると思いますが、お釈迦様は怒りの感情を手放して、相手のことを理解しようとしたんですね。

頭に来るその瞬間は仕方がないけれど、その後の思考をどうするかが大事だということなんです。
私たちには本来、怒りをコントロールする能力が備わっています。

運がいい人には、怒りなどの感情のコントロールが上手な人が多いように思います。

運気が悪い時は、当然運が悪いことが起こる。
職場で今までと同じようにやっていても上司からの風当たりが強くなったとかご主人が忙しくなって会話が減ったとか・・。

運がいい人の考え方は、
最近、上司からの風当たりが強くなって理不尽なことを言われることが増えた。
確かにいらっと来るけれど、今はこういう時期だからと開き直ったらわりと落ち着いて聞けるようになった。

なぜ上司がそういう言い方をするか考えるようになったら、けっこう上司にも上からのプレッシャーがあったことに気づくことができて、上司に気遣いするようになったらとても自分によくしてくれるようになった・・など。

ご主人も忙しくて家に帰る時間も遅くなることが増えた。
本当に仕事なのか疑わしい時もあったけれど、とにかく少しでも一緒にいられる時間があってありがたいなと思えたらご主人の自分から会話してくれるようになった・・など。

運がいい人
怒り思考(腹がたった相手に対して怒り続ける)がなくて、人を理解しようとする人

運が悪い人
怒り思考ですべてに不満を持っている人
人を理解するより自分が理解されたい(認めてもらいたい)気持ちが強い人

でも運が悪い人も運がよくなります。
私自身も以前は怒り思考が強かったです。

なぜ私ばかりがこんな目に・・とよく思っていました。
今だからこそその思考こそが運気を落としていたということがわかるのですが・・。

まず「怒り続けることをやめる」=「考えない」ことからはじめていただければと思います。

自分の感情を客観的に見ることができるようなヨガや呼吸法もおすすめです。

運気はあくまでも目安にすぎないと私は思っています。

運気が悪くても、考えすぎないこと+相手を理解する力でのりきりましょう。

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