アンガーマネジメントはまず「怒りの感情」を認めることから


こんにちは。

あっという間にもう4月なんですね。

学生の方は新学期が始まり、社会人の方は入社や部署異動などもあって、少し緊張も感じるような時期でしょうか。



当教室では、毎週のようにアンガーマネジメント講座を開催していますが、先日女性の受講者さんが見えました。

すぐにアンガーマネジメントが必要というわけでもないけれど、興味があって、東京に行かないと受講できないと思っていたところ静岡にも専用教室があると知ってきました、ということでした。

講座が終わって開口一番、「私、アンガーマネジメントの講座ってもっと怖いものだと思ってました」とおっしゃるので、私が「どんな講座だと思ったんですか?」と聞くと

「先生が<私の怒りを受け止めてごらんなさい!>とか言って、先生からぶつけられる怒りに耐えるレッスンだと思っていたんです」と(笑)

なるほど〜怒られることに免疫をつけるのも確かにいいかもしれないですね( ̄ー ̄)

「アンガーマネジメント」は、アメリカ発祥の怒りの感情をコントロールする「メンタルトレーニング」です。

自分の怒りやいらいらの感情を客観的に見ることができるようになるトレーニングの仕方を講座の中でご紹介しています。

講座終了後には、「とても楽しくてわかりやすかったです」といった感想をいただくことが多いんですが、決して怖い講座ではありません(笑)

講座の中ではみなさんに実際に自分が怒ったことについて書いてもらうのですが、意外と自分の怒りには気づいていないことがわかります。

その理由としては、「怒りの感情」は、「悪いもの」とか「恥ずかしいもの」というイメージが強いので、すぐに忘れてしまうことが多いんです。

また相手を言葉や態度で攻撃したことはないから、「自分は怒っていない」と思っている方も多いのですが、言葉に出さなくても自分の頭の中でいらいらし続けているのも「怒り」なんですよね。

そう言うと「え〜ショック。私は器の小さな人間だったんですね」なんて言う方もいらっしゃいますが、そんなことありません!

自分の中の「怒り」はあって当たり前なんです。

椅子の足に自分の足をぶつけると「痛いっ!」て声をだしますよね。

「いらっ」も同じなんです。

自分を守るための脳の「反射」なんですね。

たとえば、夫婦や義理の両親との間で頭にくることは具体的に「洗濯物のたたみ方の違い」や「相手が自分に対して感謝しない」とか「言い方が嫌い」などがあると思いますが、「そんな小さなことで怒る自分はみみっちくて嫌だ」と思ってガマンしているうちにいらいらが大きくなって深刻化しまうんですよね。

その結果「別居する」とか「離婚する」事態にもなりかねません。

だから、もやもやしたり、ちょっといらいらしている時に自分の感情を客観的に見ておくことがとても大事です。

まず「怒っちゃいけない」を「怒ってもいいんだ」と自分の感情を認めることからはじめていただければいいと思います。

その上で相手に上手に「こうしてほしい」と伝えられるようになると上手くいきます。

まずアンガーマネジメントは、「怒ることは悪いことではない」と怒りの感情を認めることから始まります。

アンガーマネジメント基礎講座は、アンガーマネジメントにご興味のある方でしたらどなたにも受講していただけるわかりやすい講座です。

対人関係で悩む前にぜひ受講をおすすめします(^o^)

まずはお気軽に30分1500円の基礎講座から

アンガーマネジメント基礎講座