六甲法占星術の「天」の人 西城秀樹さん


先日、歌手の西城秀樹さんが亡くなられました。

まさに新御三家時代の秀樹さんをリアルタイムで見ていた私としては、亡くなられたのはとても残念でショックでした。


そんな西城秀樹さん(1955,4,13生まれ)はどんな方だったんだろうかと六甲法占星術で観させていただきました。



六甲法占星術では「東・西・南・北・天・地」と6パターンに分類して基本性格を観ていきます。



この分類でいくと西城秀樹さんは「天」の人ということになります。



「天」の人の性格はというと

・いるだけでその場がぱっと明るくなるようなムードメーカー

・太陽のごとく明るく優しい

・華やかなスポットライトが最も似合う人

・ややアバウトでルーズな面も

・おだてに弱い

・人のために生きるようになった時に最大限の力を発揮する



などがありますが、どれも秀樹さんに当てはまりそうな感じですね。

秀樹さんの葬儀で弔辞を読んだ野口五郎さんも「彼ほど天真爛漫という言葉がぴったりの人に会ったことがない」と言ってましたね。


ややアバウトでルーズというのは、あまり細かいことを気にしないということです。

大勢で飲食して支払いになったときにきっちり割り勘するのは苦手で「いいよ、大体で」なんていって多めに出してしまうようなところもあります。


ところが人によっては、アバウトでルーズな面が悪く出てしまうこともあります。

決めた約束を守らなかったり、とくに慣れている人に甘えが出てしまったり・・。


そういう場合は周囲の人からの信頼をなくしてしまうこともありますが、野口五郎さんの弔辞によると秀樹さんは、「出会う人全てを魅了する優しさと全てを受け入れる潔さとたくましさがある君を慕う後輩がどんなにたくさんいたことか・・」と言っていることから仕事に対しての責任感も人一倍で、後輩の面倒見もよかったんだろうと想像できます。

秀樹さんがスカウトして芸能人になった岸本加世子さんも秀樹さんをとても慕っていますよね。
きっと面倒見のよい兄貴分だったんでしょうね。


おだてに弱い、というのは、誰かに褒められたり、力量をかわれるとそれがものすごいモチベーションになって、かなりのことをやり遂げてしまうようなパワーがあるという意味です。

秀樹さんがまだデビュー前にある音楽関係者の方の車に乗せてもらったときに「僕のことを大事にしてくださいね。絶対ビックになりますから」と言ったエピソードがあるそうです。

その方はまだデビューもしてない子がそんなことを言うなんて・・と驚いた記憶があるそうです。


その方は秀樹さんが自信家というよりは「負けず嫌い」と感じたそうです。
人に大事にしてもらうことで、自分がより力を発揮できることを心のどこかで知っていたのかもしれないですね。

そして「天」の人は「人のために・・」となったときにものすごい力を発揮します。

二度目の脳梗塞発症後も諦めず辛いリハビリにも耐えて、ステージにたち続けようとしていたことも野口五郎さんの弔辞の中でも紹介されていました。


秀樹さんの還暦パーティーで、野口五郎さんが抱擁して秀樹さんの全体重がかかったときに「こんな身体でお客様の前に立っていたんだ、なんてすごいんだ」と驚いたそうです。


家族のため、ファンのため病気の後で以前のような姿ではなかったけれどもそんなことは構わずスターでいつづけようとした秀樹さんは本当にかっこいい!と思います。


私の独断と偏見で占わせていただきましたが、「天」の性格そのものの情熱的で誰をも元気にしてしまう秀樹さんはこれからも大勢の人の記憶に残ると思います。


たくさんの元気や勇気をありがとうございました(*^^*)