自分を苦しめる思考を止める
on 11月 03, 2018
気がつけばもう11月!
時間がたつのが早く感じます(゚д゚)
先日は久しぶりに箱根九頭龍神社に行ってきました。
この神社は、金運アップや商売繁盛、縁結びの神様として全国的に有名ですが、私はなんとなく調子が悪いなと思ったときにいくとすっきりするので、かれこれ10年くらい通っています(*^^*)
紅葉もまだトップシーズンには至りませんが、ところどころ色づいていてきれいでした🌿
今日は「気分」のお話をしたいと思います。
いろんなお客様が毎日のように鑑定に来てくださいますが、人生の様々な選択に迷ったときや人間関係にストレスを感じているときに来てくださることが多いです。
とくに職場や家族や夫婦、友達などの人間関係にストレスを感じているときはしんどいですよね。
人を嫌っている自分にも嫌気がさしてしまって、逃げ場がなくなったような苦しさを感じます。
嫌な人がいたり、自分が苦手な行動パターンをとる人を嫌うことは誰にでも普通にあります。
そのことでイラッときたり嫌な気分になるのは普通のことなんです。
その嫌な気分になったときにどうするか?
とにかくこの嫌な気分から抜け出したい!楽になりたい!誰でもそう思うんじゃないでしょうか。
そのためにどんな方法をふだんとっているかということなんですが・・
「とにかく考えないように他に注意を向ける」
「ひたすら掃除をして考えないようにする」
「ドライブやひとり旅をする」
などの行動で気分の切り替えをする人もいると思いますが、一方で
「絶対相手が悪い、私は間違っていない。
だってどう考えたってあの人が間違っているから」などと
相手の悪い ところを考え続けて頭の中で攻撃し続けた経験もあるのではないでしょうか?
こういう思考のことを「怒り思考」と呼んでいます。
精神的な苦しみの多くが自分の思考によるものだという心理学での事実があって、その思考のことを「マインドワンダリング」というんですが、「怒り思考」はその代表といってもいいかもしれません。
「怒り思考」は自分を守るために脳が勝手に行うことですが、知らず知らずのうちに自分を傷つけてしまうこともあります。
憎しみ、憎悪などに発展して相手と対立してしまったり、そんな自分を責めることで病気になってしまうこともあります。
職場や家庭で「気分よく楽しく過ごしたい」という人は多いと思います。
ところが現実はなかなかそのとおりにはいきません。
相手の態度や言葉でいらいらしたり不愉快になったりして気分が悪くなることは必ず起こります。
ただそこから、相手を攻撃する思考(怒り思考)さえしなければ、勝手に気分は上がっていくんですね。
ところが自分が「気分がいい状態が当然」と思っていると気分が悪くなることが許せません。
気分を悪くした相手や状況を責めます。
こうなるとどんどん深みにはまり、最後には自分を攻撃したくなります。
救われたくて、カルト宗教や怪しいスピリチュアルにはまってしまう危険性もあります。
または、気分が悪くなる自分を切り捨てたいので、本当は嫌いな相手なのに演じてしまったりして無理をしてしまいます。
気分は生きている以上は上がったり下がったりして当然。
気分が悪いとき「○○のせいだ!」と思ったら、自分でその思考に「ストップ!」をかける。
この二つを意識してもらうだけでも、だいぶ楽になると思いますので、ぜひ実践していただければと思います。
運気が悪くなる最大の原因も、「○○のせいだ!」という「怒り思考」が原因だといっていいと思います。
実は神仏に頼まなくても「怒り思考」さえしなければ運も良くなってくるんです。