怒ることは悪い事?
on 3月 02, 2019
あっという間に3月ですね(゚∀゚)
2月はブログを1回も書けなかった・・反省
もう春もそこまでといった感じですが、花粉症がちょっとつらいですね。
さてさて今日は、感情のコントロールのことについて書いてみたいと思います。
占いに来てくださるお客様には、いろんなご相談事があります。
たとえば、仕事のこと、結婚のこと、職場での人間関係、健康のこと、金運についてなどなど・・。
でもそういったはっきりしたご相談ではなく
「これといったはっきりした悩みはないんだけど、なんだか頭や身体が重い」
「原因がわからないけれどいらいらしている」
といったご相談もけっこう多いんです。
そういった不愉快な感情は、気分を悪くするので切り捨てたいんですがなかなかうまくできないですよね。
理由のわからない「もやもや」が私たちの頭の中に居座って、やる気を阻害します。
そもそも不愉快な感情の正体はなんでしょうか?
実は、誰かに対しての怒りが原因であることがけっこう多いんです。
誰かに嫌ことを言われたときやされたときに考えるだけでむかつくから、忘れるようにする。
その人にはもう会わないようする、と決めても嫌な感情が次から次に湧いてくる。
そんな経験はないでしょうか?
そもそも私たちは、人のことを嫌ってはいけないし嫌う自分はだめなんだとなんとなくそう思ってますよね。
子供のころから、親や学校の先生からの影響なのかはっきりわかりませんが、そう思っている人が多いと思います。
でも脳科学からいうと自分が嫌だと思うことを誰かに言われた、されたときに脳の反射として「イラッ」や「むかっ」といった「嫌な感情が湧いてくる」のは当たり前のことなんです。
イラッやむかっは、自分を守るための「脳の反射」なので、そう思うことは自然なことです。
だから「そう思っちゃう自分はだめ」と思わないでください。
これだけで少し楽になりませんか?
この話にはまだ続きがあるのですが、「イラッ」「むか」「か〜っ」は当然だし避けられないのですが、そこから始まる「絶対自分は悪くない」「私も悪いかもしれないけれど相手だって悪い」と考え続けること、この思考については注意が必要です。
考えている間、自分がいらいらして苦しいし誰かと対立関係になって悩んだり悩ませたりするからなんです。
ところが実際にはなかなかこれができないので、いらいらが続き苦しみます。
とくに「善意」や「責任感」で相手にアドバイスや提案をしたときに否定されるといらいらが大きくなって続いてしまうことはありませんか?
たとえば職場だったら、いつも遅刻してくる同僚に対して他の社員もいいことを言っていないことを知っていたので、勇気を出して「遅刻はしない方がいいよ」と親切に注意をしてあげた。
そしたら「あなたには関係ないでしょ」と言われて相手に逆ギレされたとか・・。
「他の人から悪く言われないように善意で言ってあげたのに、なんなの?!」と思うと思います。
こんなふうに善意や責任感が大きいほどいらいらが続きやすいんですね。
もちろん善意や責任感はとっても大事なことなんですが、同時にいらいら(不快感)が続く原因にもなるので少し注意が必要です。
誰かに嫌なことを言われた、されたときに「いらっ」「むかっ」とくることは当然だし悪くはないけれど、そこから始まる思考には注意が必要ということです。
いらっときたら、その怒りの度合いより大きな度合いで両手を握ってから、10秒くらいかけてゆっくりゆっくりその怒りを手放していきます。
とりあえずこれだけで、考えつづけることから開放されて楽になります。
なんとなく不愉快、嫌な気分というときは、自分が何(誰)に対して嫌だったのかを客観的に観察してみるといいです。
嫌な気持ちやいらいらは、決して悪いことではありません。
心と体は一体になっているので、なんだか調子が悪い時にいらいらの原因を自覚して手放したら体も楽になることがあります。
この時期は花粉症で苦しんでいる方も多いと思いますが、ストレスも大きく影響します。
少しでも快適に過ごせるように感情のコントロールもうまくできたらいいですね(*^^*)