梅雨もまだ明けず、じっとりした気候で少し過ごしにくいですね。
九州、四国地方は大雨のおそれがあり心配ですが・・。
今日は「自己肯定感」のお話をしたいと思います。
(2016年医療施設でのアフリカンライブの様子です。いつも会っているわけではないけれ
どここぞという時には協力しあえるありがたい仲間と一緒です♪)
周りを見渡すと同じことをしていても自信を持って生き生きやっているように見える人とそうでない人がいるように感じますよね。
違いはなんでしょうか?
「私、自己肯定感が低くてなにをしても自信が持てないんです」というお話を最近お客様からも聞くことがあります。
傍から見ていたら、容姿にも恵まれていて職場でも大事な仕事を任されて、しかも素敵なパートナーがいるのにもかかわらずです。
「私、人から褒められても素直に喜べないんです」と仰る人も多いです。
こうなると明らかに自分自身の考え方に問題がありそうですが、もちろんご本人にはわからないので苦しみの原因になるわけです。
自己肯定感が低いとおっしゃる方に多いのは「人と自分を比較していること」です。
たとえば趣味で洋服やバッグなどを作るのが得意な方がいるとして、超不器用な私からしたら「こんなものが作れるの、すご〜い!!」と心から感動するレベルですが、ご本人にとっては「だって小学校、中学校の家庭科でこれくらい習ったんだから、誰でもできて当たり前でしょ」と思うそうです。
「ああ、そういうふうに考えるんだな」と思いました。
「私は物作りをすることが好きでやっているけれど周りを見渡せばもっと得意で上手な人がいるから、私なんて大したことない」というように自分を人と比べて(*それもその道で有名な人とか長年やってきて活躍している人と比べて)「私なんかどうせこんなもんだから」と自分を肯定するどころか否定しているようです。
そして自分を人と比べて「もっと上手くならないと」などと自分に要求しているから、満足感を得にくく苦しむんですね。
でもこれって「自分」に目が向いていると思いませんか?
人は社会の中(人間関係)で居場所ができると充実感、幸せ感を得られます。
共感してくれる人がいる場所が自分にとっての「居場所」になります。
どうやったら「居場所」ができるかというとまず自分から相手に共感したり興味を持ったりすることから始まります。
たとえば物を作る人であれば、これをこんな人が着たり使ってくれたらいいな〜と想像しながら作るとか。
楽しそうにものづくりをしている人からは、自然とそんな言葉が出てきます。
作品がうまくできるかどうかと考えるよりもワクワクしながら作っているから楽しいんですね。
もちろん何をするのにも一定レベル以上の技術は必要だと思いますが。
はじめからうまくできなくても「人のために役にたちたい」という気持ちがあれば、上手になっていくのではないかと思います(*好きなものであれば・・という条件つきです)
人と比べることが「あの人に負けないように頑張ろう!」というモチベーションになればいいのですが、自信がなくなってしまうようであれば、考え方をいますぐ変えた方がいいと思います。
それにせっかく褒めてくれた人もがっかりしてしまいます。
人は相手が喜んでくれると嬉しくなって、脳の報酬系が活性化します。
せっかく褒めても相手に「私はそんなことないから」と否定されれば、満足感が得られず、それが続けば「この人に褒めても否定されるから言いたくない」という気持ちになってしまいます。
えっ?!もしかしたら私って、もったいないことしてる?と気づいてくださいましたか・・?
もしあなたの自己肯定感が低いとしたら
・自分と人を比べない(比べるなら過去の自分と比べる)
・過去の自分より今は落ちていると思えば、客観的に分析して「今できること」をやる
・以前に比べてできるようになったことがあれば、自分をたくさん褒める
・だれかが褒めてくれたら自分はそう思わなくても「ありがとう」ととりあえず言う
とりあえずこれをやっていただければと思います。
あなたがいきいき嬉しそうにしていることで喜んでくれる人がたくさんいると思います。
特別なにかをしなくてもあなたがいてくれるだけで嬉しいという人と共にいれることが幸せではないでしょうか。
最近手に入れた「ムーンオロジーオラクルカード」です。
月の絵が美しく引き込まれます。
ちょっと自信をなくしている時に背中を押してくれて元気になるカードなので、これからセッションで使えたらいいなと思っています。
それではまた(^^)