手相は変わる?

ここのところだいぶ朝、晩は今までより暑さが和らいで過ごしやすくなってきました。

暑さが少々苦手な私としては嬉しいです(^^)


そろそろ学生さんも夏休みが終わるころでしょうか?

私のブログを読んで鑑定に来てくださるお客様もいらっしゃり、手相のことについて聞かれることがあります。





「先生、手相は変わると聞きましたが本当に変わるんですか?」

「はい、手相は変わります。早ければ1週間でも変わることがあるんですよ」とお答えしています。

手相が変わることは、実占をやってきて目の当たりにしているので疑いようのない事実です。

あの「ゲゲゲの鬼太郎」の漫画で有名な漫画家の水木しげるさんも子供の時に自分の手相の生命線を見てみたら、兄弟の半分くらいの長さしかないから早死するんじゃないかとすごく心配して怖くなったそうですが、戦争で片腕をなくすほどの大怪我を追ってもなんとか生き延びてある時手相を見てみたら、生命線が長く伸びていたそうです(*_*)



手相が変わる時はどんな時かといえば、①子供と年配者の手相はもちろん違うわけで、成長に伴って変わる(シワが増えるなど)②たとえば仕事の内容によって手の使い方がそれまでと変わると変わるということもあると思いますが、「考え方や心境が変わると変わる」というのが私が観てきた中ではダントツに多い理由です。

手相の三大線といわれる
・感情線
・頭脳線
・生命線

この3本の線については、基本的に変わりません。
ただ濃くなったり、薄くなったり、線から支線が伸びたりということはあります。

じゃあどの線がどんなふうに変わるかというと

・全体的に線が濃くなる(または薄くなる)
・運命線、太陽線、水星線が出てくる(いわゆる縦線。運気が上がってくる時はっきり出てきます。)
・それまでなかった結婚線が出てくる(または結婚線がほんのり赤くなってきた)
・生命線がはっきりしてくる、または切れていた線がつながる等

細かくいえばまだありますが、一例です。

全体的に線が濃くなることは、自分の生命力が増したり意志が強くなったことを表しますが、逆に薄くなることもあります。

生命力が以前より減る・・つまり生きる気力が萎えているか本来の自分じゃないと感じている時などです。

どうしよう〜と心配しなくても大丈夫です。

手相は「今」の自分の状態を見せてくれます。

今の状態をよく知って考え方を変えることで、また線が濃くなることもあります。

私は自分の手も時々眺めますが、手相の線というよりも手を軽く閉じたときの指と指の隙間(とくに人差し指と中指の間)が空いている時と閉まった状態の時があります。

太ったんじゃないの?いえいえ体重は変わらないんですが、数日でも違う時もあるんですね。

指と指の隙間が空いている人は、お金の管理に弱くお金をどんどん使ってしまうと言われています。

隙間がなく閉まった状態は、お金がちゃんと管理できていてお金が貯まっている様子を表すと言われています。

たしかに自分を振り返ってもそうなんです!

お金を「まあいいや使っちゃえ」という気分の時は隙間ができていますし、「今月はちょっと節約しなきゃ」という気持ちの時は閉まっています。

不思議ですよね〜(゚∀゚)

占い鑑定で、手相を見ながら今お付き合いしている彼氏のことを聞いている時、はじめは結婚線が目立たなかったのに話しているうちに赤みを帯びてきた・・ということが実際にありました。

時間でいうと10分もしない間に色が変わってきたんです。

ご本人も「あっそういわれてみれば本当に赤いですね〜」と言ってました。

手の他の部分はとくに赤くはありませんでした。

自分では彼とのことは諦めかけていたけれど、タロットカードを引いて説明を聞いて状況を整理していくうちに彼も自分のことを思っていることを知った直後などにこんなことが起こります。

人間の脳と手相の関係は密接です。

悩んだら自分の手のひらに答えが出ているかもしれません。

もし手相が悪い方に変わったとしても「今はそうなんだ」と少し余裕をもって客観的に見て、理由を考えてみるといいです。

たとえば線が全体的に薄くなって、いまの自分は自分らしくないと感じているのなら、職場で自分を抑えすぎていないか?など振り返ってみるといいです。

自分を抑えることが必要な時もあるでしょうし、もしかしたらもっと表現してもいい(するべき)のかもしれません。

どうしたらいいか自分で分析できなければ、周りのお友達に聞いてみてもいいと思います。

納得できれば線の状態も変わり、気づいたら行動も変わっています。

念のためですが、線が薄くなるのは悪いことではありません。

今まで自分を押し出さなければ、と肩肘張って頑張ってきたけれど、少し人に甘えられるようになって楽になった・という場合も手相が全体的に薄くなることがあります。

線が変わることが良い悪いとは一概には言えないわけですが、ちょっとだけ興味を持って手をのぞきこんだら面白い発見もあるかもしれません。

余談ですが、水木しげるさんの書籍、面白かったです。

子供のころから他の子と変わっていて不思議なこと、異なる世界に興味を抱いて育ったことが書かれていました。

たとえば、「死ぬってどういうことだろう?」と疑問を持ち弟さんを川に突き落とそうとしたり・・。

書籍の幸福の7か条の中に「しないではいられないことをし続けなさい」「好きの力を信じる」とありましたが、元気になる言葉ですよね。

他人との比較ではなくあくまで自分の楽しさを追求するとありましたが、これが案外自分もまわりも幸せにするのかもしれないですね(^^)