以前のブログで、紫微斗数欽天四化派では、「来因宮(らいいんぐう)」が重要になるというお話をしました。
「来因宮」は、前世で達成できなかったことを表し、その達成できなかったことを今世で魂を成長させてチャレンジしていくことで人生を成功に導くと言われています。
人によってこの「来因宮」はいろいろです。
私のところに鑑定に来てくださった方にお渡しした資料(命盤)には、赤の手書きで「来因宮」または「来」と略して記入しています。
この来因宮が「奴僕宮(ぬぼくきゅう)」にある人は、桃花(とうか)と言って異性運が多いと言われています。
また友人、知人と縁が深く奴僕宮の星の状態が良ければ、友人知人に頼ることができたり、力になってくれるという見方もします。
この奴僕宮が来因宮の女性を今まで鑑定させていただきましたが、確かに異性から人気がある、または異性の多い職場だったという方が多かったです。
いいな〜と思う方もいらっしゃると思いますが、注意することもあります。
異性に人気があると言っても「自分が好きな人から好かれる」とは限りません^^;
それどころか欽天派の公式で破格や自化が宮にあると自分が好きではない人から好かれてつきまとわれたり、奴僕宮が10年や1年の命宮になるときには、セクハラをされるなど精神的に参ってしまうようなことも起こる可能性があります。
また結婚してご主人と倦怠期になったときに職場で不覚にも恋愛関係に落ちてしまったりと厄介なことも起こるので要注意です。
ですので、実は来因宮が奴僕宮の人が良いことばかりではないんです。
来因宮が奴僕宮の人は、異性運が強いことを自覚しつつ「異性に勘違いされることもある」ということを意識すると良いと思います。
とは言っても異性との出会いに事欠かないのは確かですので、出会いが少ない人から見たら羨ましいのは事実ですよね(*^^*)
自分の来因宮を知ると人生に起こっていることがよく理解できていいですよ。
弱みは自覚しつつも強みは最大限使って、より幸せになりたいですよね♪