天中殺にしてはいけないこと


天中殺という言葉から連想すること・・

なにか悪いことが起きる、災難が起きるんじゃないか・・ということでしょうか。


そうだとすれば、こわ〜いと不安になっちゃいますよね^^;


天中殺は12年の間に2年または3年(占術によって異なります)誰にでも起きる現象ですが、天中殺という概念を使うのは、算命学や細木数子さんで有名な六星占術などです。

四柱推命や紫微斗数にはこの概念はありません。

天中殺の理論の詳しい説明は割愛しますが、簡単に言ってしまえば、四季でいうと「冬の時期」だと思っていただければいいと思います。

動物は、来るべき春に備えて栄養を蓄えるべく冬眠しますよね。

そんなイメージです。

なぜかこの天中殺期に入ると今までのやり方がいっさい通用せずに精神的にとてもしんどいことが起きるのも事実です。



どうにか状況を変えようと思って努力をしてもことごとく裏目に出ます。

金銭的に困窮したり病気になるということもないことはないのですが、辛いのはなんといっても「精神」で、それが原因で病気になったり、仕事をやめてしまい給料がなくなったということも起こりえます。

とくに天中殺中に避けてほしいのは、この時期に入ってから付き合った人と即結婚すること。

今まで会ったこともないような人に惹かれて「このひとは私の運命の人!」と思いこみやすいのですが、あとになって冷静さを取り戻すと後悔が出てしまうこともしばしば。

いつもだったら奥手で慎重な人に限って天中殺期には、大胆で行動的になったりします。

ただし半年から1年くらい前から付き合っていて天中殺期に結婚する場合は、このケースに当てはまりません。

それと天中殺期より前に知り合って結婚した場合も急に相手のことが嫌になってしまった・・という場合は要注意です。

相手は同じなのに相手の嫌なところが目立ってくるのです。

「こんなに嫌な思いをして悩むのならいっそのこと離婚したい!」と思ってしまうことも多いのですが、それは一時の気持ちだということをお忘れなく。

お客様にもやはり天中殺期に入ったとたん、どうしても相手と口論が多くなって辛いという方がいらっしゃいました。

子供もいるからあまり夫婦喧嘩をしているところは見せたくないと心を痛めていました。



「辛いと思うけど、今は天中殺期で頭の中もいつもと違うから、なるべくそのことについては考えないようにして」とアドバイスさせてもらいました。

そのことをどうにか実践してくれて2年たって天中殺期が終わったら、
「なぜ今までそんなに悩んでいたんだろう・・と急に吹っ切れました」と言っていました。

そしてまた夫婦平穏な日々が戻ってきたというんです。

焦らなくてよかった〜とホッとしました。

天中殺は、冬眠中に「夢」を見ているような状態です。

この時期に急に盛り上がった恋愛、仕事は天中殺空けの3年以内には破綻すると言われています。

いままでの鑑定の経験や周囲の知人を見ているとその理論通りになっている人が少なくありません。

天中殺には、人生に関わる大事な決定事はできるだけ避けていただきたいと思います。

結婚についていえば、急がないこと。

ただし以前から離婚を考えていた場合は、この時期にチャンスがやってきます。

相手に浮気相手がいることが発覚したり、借金があることがわかったりして決断ができます。

でもそれ以外はできるだけ大事な決断をせず、じっくりとご自分の人生をよくする準備をしていただきたいと思っています。

コロナももう少しで落ち着きそうですね(落ち着いてほしいです)

身近なところには、感染した人はいないのですが、まだまだ注意が必要ですね。

引き続き、消毒、窓をあける、マスク着用を徹底して対面鑑定していきます。

県外のお客様にはリモート鑑定にて対応させていただいております。

どうしてもご自分だけでは答えが出せず心細いときにぜひご相談ください(^^)