やっと涼しくなって秋めいてきましたね。
暑さから開放されて、お食事も美味しくいただける季節になりましたが、2020年は、初旬から激動の年、試練の年になりました。
コロナウイルス感染による注意がまだまだ必要です。
日本国内だけではなく世界的に精神的にも経済的にも大きなダメージを受けています。
そんな中、人気俳優さんたちの自死が続き、影響を受けている方もいらっしゃるかもしれません。
どうしてその俳優さんが亡くなったのか?
会ったこともないのに自分の知り合いを亡くしたような気持ちになって悲しくなったり落ち込んでしまったり・・。
亡くなった理由は、もちろんご本人にしかわかりませんが、もしかしたら私たちと同じような今後の生活の不安ということも一因にあるのかもしれません。
芸能人は、特殊な環境にあるために気軽に不安や悩みを打ち明けられる人がいない、という記事を読んだことがあります。
メンタルケアが芸能界こそ必須かもしれません。
では一般人である私たちは、どうやって自分の心のケアをしたらいいのか。
悩んでいて眠れないことが多い、食欲がない、なにもやる気が起きないといったはっきりした症状があるのであれば、心療内科などの専門家に診てもらうことも必要かもしれません。
でもそこまでじゃなくて、なにかモヤモヤしている、不安なときはどうしたらいいのか。
そんな時は、自分の感情を客観的に見る(観察する)ことが大事です。
人は自然にネガティブな感情を避ける傾向にあります。
たとえば、怒ってはいけないと思うから我慢する。
不安を考えないようにして、無理やりポジティブになろうとする。
実は、これって逆効果なんです。
どんどん「自分はこうしなければいけない」という思考に取りつかれて疲弊してしまいます。
性格も人それぞれ違いますから、同じ体験をしても何事もなくやり過ごせる人、いつまでも気になって自分や他人を責めてしまう人・・色々な感情表現のタイプがあると思います。
怒りや不満や不安、嫉妬などを感じてしまうとつい避けたくなりますよね。
でも「そんな感情もあっていいんだ」と自分にOKを出すと落ち着いてきて、余裕がでてきます。
自己肯定感が低い・・ということもネガティブな感情を否定することから始まることも少なくありません。
なんだかもやもやしているなと思ったら
「いまの自分はどんな感情なんだろう」とどんな感情でも否定しないで、観察してみてください。