すっかり秋ですね。
9月初めに日本平ホテルの庭から撮った写真です。
鑑定では、恋愛や結婚のご相談が多いです。
とくにいつ頃出会いがあるのかやどんな人と縁があるかまたはもう出会っているのかなど・・。
紫微斗数の命盤には、だいたいいつ頃結婚相手と出会うのかとかどんな人と縁があるのかなどが表れています。
配偶者のことを表す夫妻宮に異性の星があるので結婚できてもおかしくないのですが縁遠くてなかなか異性との出会いがなく結婚できないという方がいらっしゃいます。
紫微斗数の流派の三合派、飛星派、欽天派を使いながら見ていくわけですが
夫妻宮の他に田宅宮や財帛宮、福徳宮の状態がよくないと難しいのかなと感じます。
田宅宮は一般に不動産や家庭運を見るところです。
財帛宮は、お金のことを見るだけでなく結婚後の生活も見ると言われていますが私が鑑定して感じることは結婚前の付き合いのことも含むように思います。
福徳宮は本人の精神や先祖のことを見ます。
とくにそれらの宮に自化があったり対宮に自化がある場合などは、すんなり結婚できないのかなと経験で感じます。
それに加えて副星の地劫星や天刑星があるとかなりしんどいと言えそうです。
紫微斗数命盤に出ていることは絶対で変わらないとおっしゃる先生方もいらっしゃいます。
私もその方の基本的な情報(環境など)は変えられないと思いますが福徳宮に現れる「精神性」は変えられると考えています。
たとえば「地劫星」は、面倒見はよいけれど大変な心配性で気苦労が絶えない人が多いです。
「
天刑星」があると法律に関係することや医療にも関係がありますが性格的にとにかく「ジャッジする」が頭から離れないという人が多いです。
いいなと思う人に接するときに「嫌われたらどうしよう」と心配して接していて、再会できたときに相手がそっけないと「私のあの態度が悪かったのかな、きっと私が悪いんだ・・」と自分を責めて頭のなかがぐるぐるしてしまう・・。
実際のところはわからないけれど自分のそういった考えにとらわれてしまう。
もったいないことですが、ご本人にそういうと
「そうです。私が悪いと考えるともう落ち込んでしまって行動するのが怖くなるんです」
とおっしゃいます。
「でもそれを考えている間は、自分にしか関心なくて相手のことは見てないですよね」
「あっ!!・・言われてみればそうですね・・」
自分にとらわれている(たとえば、嫌われたらどうしようと考えている)と相手から見れば
「自分に関心がないのかな」と思っちゃうんですね^^;
結果そっけない態度になっているわけです。
それは自分で変えられるんです。
「どうしよう・・」と不安が出てきたら
それ以上考えるのをやめて目の前の彼を見て美味しいものを食べていたら一緒に味わう、お話が楽しかったら素直に感情を出すことをしてみたらいかがでしょうか。
相手の反応が変わってきて新たな関係性がスタートするはずです。
自分の心配事を手放して<今>に集中することをしてみてください。
いろんなことが変わってきます(^^)