こんにちは。

立春も過ぎ、まだまだ寒いですが春の訪れも少しずつ感じる今日この頃です。




私は複数の占術を使って鑑定をしていますが紫微斗数占の最大の利点は「人生の課題」がわかることだと思います。

とくに欽天四化派の紫微斗数ではこれがはっきりわかります。


自分の生まれた年干から「化忌星」を飛ばしてその星が入った宮が人生の課題となります。

宮は全部で12宮あります。

命宮、兄弟宮、夫妻宮、子女宮、財帛宮、疾厄宮、遷移宮、奴僕宮、官禄宮、田宅宮、福徳宮、父母宮 です。


たとえば「官禄宮」に生年化忌がある場合は、仕事で苦労しやすいということになります。

何度も転職を繰り返したり、少し変わった仕事に適性があったりします。

私も官禄宮に生年化忌がありますがやはり現在の仕事に就く前はいろんな仕事を転々とやってきました。

でもどれも納得がいかずそれほどやりがいも感じませんでした。


現在の占いの仕事にたどりついたのは、40才過ぎてからです。

それからは充実していますし日々の勉強で知識を増やしていくのがとても楽しいです。

生年化忌とは「前世の借金」という意味合いで、今世でそれをお返しすることが課題であると日本の欽天四化派紫微斗数の第一人者でいらっしゃる田中宏明先生もブログに書いていらっしゃいます。


夫妻宮にあれば配偶者での苦労がありますし子女宮に入れば子供や後輩、部下との関係で苦労するということになります。


では命宮や福徳宮などの我宮に入ったらどんなことで苦労するかということですが

これは自分が自分の思考のことで苦労するのではないかと鑑定をしていて感じます。

生年化忌が我宮にある人は、関心が自分に向いていることが多いです。


「いったい自分は相手(同性、異性両方とも)にどう思われているか」などの葛藤が多く相手の気持ちを勝手に判断して落ち込んでしまったり反対に自分が思ったことをストレートに相手に伝えたら嫌われてしまったりして悩むことが多いように思います。


相手にどう思われているか不安になったら「私はこう思うんだけどあなたはどう思っているかな」と勇気を出して聞いたりそれが無理なら「私(僕)は、自分で勝手に判断しちゃうところがあるから違ってたら言ってね」とはじめに伝えておくこともいいかもしれません。


自分の人生の課題がわかるとなぜ今その問題で苦労しているかが納得できて課題に取り組みやすいです。

その結果として自分が楽になっていきます。

インターネットでも自分の生年月日と生まれた時間を入力すれば簡易的に命盤を出してくれるサイト(紫微斗数スタークローラー等)があるので興味がある方はそれを見てくださるとわかると思います。

「化忌星」と書いてある宮を見てください。


それでは、まだ寒い日が続きますがご自愛くださいね(^^)