まだ7月に入ったばかりというのにこの暑さ!!!こわい(*_*)
でも暑さにもめげず「東京タロット美術館」を訪問してきました。
たまたま雑誌で見つけて、国内初のタロット美術館ということだったので、一度は行ってみたい!と思ったんです。
もともと玩具会社で1974年からタロットカードの輸入販売を始めたニチユーさんの所有するコレクションの一部です。
写真は撮れませんでしたが、もう廃盤になったカードでも販売しているものもありました。
私が印象に残ったのは、ダリのデザインしたカードや愚者も魔術師も皆タワーから落ちている「タワーテイクオーバータロット」です。
タワーから人間が落ちている姿がとても不安や恐怖心をそそる「16 タワー」のカードですが、それが1枚ではなく複数枚あるとなるとこれはもう圧巻です(゚∀゚)
タワーのカードは,一見不吉な印象を受けますが、実は、タワー破壊後に必ず再建があるので、それに向かってどんな準備をしていくかがとても大事なんですね。
・・とはいっても年齢を重ねて随分図太くなった私でもこのカードが出るといまだに少し身構えてしまいますが・・(笑
スタンダードデッキとして愛用者が多いライダー版タロットの16塔(タワー)
タロットカードは、タロットカードの意味を全く知らない人でも絵を見ればなんとなく意味が
わかるもので、明るい色彩や絵柄が出ていれば安心しますが、反対に暗かったり重い色彩が使
われていたりするカードが出ると不安を感じたりすることが多いと思います。
従来タロットカードは、吉、凶の判断や未来を占う道具として広く使われてきました。
たとえば「彼は私のことをどう思っているの?」
「このプロジェクトはうまくいきそう?」
「今後の彼との関係はどうなっていくの?」
などの質問に対して、めくったカードで吉、凶の結果を出す。
でもタロットに限らず占いに「絶対」はないんですよね。
現状のままだとそうなる可能性が高い、という捉え方でいいと思います。
現状に満足しているならそれで良いし、不満であれば、どうしたらその状況を打破できるかを
知るためもう一度アドバイスとしてカードをめくってみる。
それで納得できなければ、少し質問を工夫して再度問いかけてみる(これはなかなか高度な技術を必要としますが・・)
そんなふうに自分を知って人生をよくしていくツール、または相棒としてタロットを使う人が
増えていけばいいなとこの美術館に訪れて感じました。
美術館の入り口で1枚タロットカードを選ばせてくれてプレゼントしてくれます。
これは「SUN」のカード。
絵柄もポップでとてもかわいいです。
こんなカードを引ければやっぱりご機嫌ですよね(*´∀`*)
でもハードなカードが出たときこそ「学び」のチャンスだと思います。
静かな空間でハーブティーもいただけるので、ご興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。(^^)
♢東京タロット美術館
https://www.tokyo-tarot-museum.art/