本日、興津寛枝が緊急入院することになってしまい

当分の間、業務から離れなければならなくなりました。

ご迷惑とご心配をおかけすることになり申し訳ございません。


2022年7月13日(水)

興津 諦 

 


まだ7月に入ったばかりというのにこの暑さ!!!こわい(*_*)

でも暑さにもめげず「東京タロット美術館」を訪問してきました。

たまたま雑誌で見つけて、国内初のタロット美術館ということだったので、一度は行ってみたい!と思ったんです。

もともと玩具会社で1974年からタロットカードの輸入販売を始めたニチユーさんの所有するコレクションの一部です。




写真は撮れませんでしたが、もう廃盤になったカードでも販売しているものもありました。

私が印象に残ったのは、ダリのデザインしたカードや愚者も魔術師も皆タワーから落ちている「タワーテイクオーバータロット」です。

タワーから人間が落ちている姿がとても不安や恐怖心をそそる「16 タワー」のカードですが、それが1枚ではなく複数枚あるとなるとこれはもう圧巻です(゚∀゚)

タワーのカードは,一見不吉な印象を受けますが、実は、タワー破壊後に必ず再建があるので、それに向かってどんな準備をしていくかがとても大事なんですね。

・・とはいっても年齢を重ねて随分図太くなった私でもこのカードが出るといまだに少し身構えてしまいますが・・(笑


スタンダードデッキとして愛用者が多いライダー版タロットの16塔(タワー)

タロットカードは、タロットカードの意味を全く知らない人でも絵を見ればなんとなく意味が

わかるもので、明るい色彩や絵柄が出ていれば安心しますが、反対に暗かったり重い色彩が使

われていたりするカードが出ると不安を感じたりすることが多いと思います。

従来タロットカードは、吉、凶の判断や未来を占う道具として広く使われてきました。

たとえば「彼は私のことをどう思っているの?」

「このプロジェクトはうまくいきそう?」

「今後の彼との関係はどうなっていくの?」

などの質問に対して、めくったカードで吉、凶の結果を出す。

でもタロットに限らず占いに「絶対」はないんですよね。

現状のままだとそうなる可能性が高い、という捉え方でいいと思います。

現状に満足しているならそれで良いし、不満であれば、どうしたらその状況を打破できるかを

知るためもう一度アドバイスとしてカードをめくってみる。

それで納得できなければ、少し質問を工夫して再度問いかけてみる(これはなかなか高度な技術を必要としますが・・)

そんなふうに自分を知って人生をよくしていくツール、または相棒としてタロットを使う人が

増えていけばいいなとこの美術館に訪れて感じました。


美術館の入り口で1枚タロットカードを選ばせてくれてプレゼントしてくれます。

これは「SUN」のカード。

絵柄もポップでとてもかわいいです。

こんなカードを引ければやっぱりご機嫌ですよね(*´∀`*)

でもハードなカードが出たときこそ「学び」のチャンスだと思います。

静かな空間でハーブティーもいただけるので、ご興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。(^^)

♢東京タロット美術館
https://www.tokyo-tarot-museum.art/